鹿島茂のレビュー一覧

  • パリの本屋さん

    Posted by ブクログ

    パリの歴史と古書店についてのエッセイ。書店好きとしては、旅先でどんなものか見てみたいと訪れた書店で拭い消せないほどのトラウマを受ける接客を受けたら、二度と行くか!となると思う。書店以外では、レ・アールにまつわる話が印象に残った。墓地の近隣の家ではスープや牛乳がわずかな時間で傷むなんて。トイレ問題は知っていたけど、フランスの衛生面よ・・・

    0
    2024年10月22日
  • パリの本屋さん

    Posted by ブクログ

    パリという街が、近代史にどう影響されながら今のパリになっていったのか、そしてエスプリが形成されていったのかが知れて面白い

    京都に似てるがパリは移民の町になっちゃったからそこは思考実験できるよなぁ

    数百万円以上の古書しか置いてない本屋の話とか衝撃

    0
    2024年09月08日
  • NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ

    Posted by ブクログ

    特別企画「上皇上皇后様御夫妻ブルーレイ65巻セット婚記念!陛下の愛読書を読んでみようのコーナー!(何かが違う)」

    はい、そういったわけでね
    先日4月10日に65回目の結婚記念日を迎えられた両陛下にちなんで、両陛下が毎日音読しているという愛読書、17世紀のフランスの哲学者パスカルの『パンセ』を読んでみよう!と、思ったんですが『パンセ』そのものはちょっと難しそうだったので『100分de名著』に逃げましたw

    うん、なんとなく理解できたような気もしなくもないんで逃げて正解だったかなw
    『パンセ』と言えば、有名な「人間は考える葦である」ですよね

    この一節がある章の全文はこんな感じ
    「人間は一本の葦にすぎない。自然の中でも最も弱いものの一つである。しかし、それは考える葦なのだ。人間を押し潰すためには、全宇宙が武装する必要はない。蒸気や一滴の水でさえ人間を殺すに足りる。しかし、たとえ宇宙が人間を押し潰したとしても、人間は自分を殺す宇宙よりも気高いと言える。なぜならば、人間は自分が死ぬことを、また宇宙のほうが自分よりも優位だということを知っているからだ。宇宙はこうしたことを何も知らない。
    だから、わたしたちの尊厳は、すべてこれ、考えることの中に存する。わたしたちはその考えるというところから立ち上がらなければならないのであり、わたしたちが満たす術を知らない空間や時間から立ち上がるのではないのだ。ゆえに、よく考えるよう努力しよう。ここに道徳の原理があるのだ。」

    人間てすげーんだぜ!だって「考える」ことができるんだからね
    だから、一生懸命「考えて」明るい未来を引き寄せようぜ!ってことだと思う(思うてw)

    はい、そして結婚65周年は正しくはブルースターサファイア婚です
    ブルーでスターでサファイアって『リボンの騎士』か!

    0
    2024年04月28日
  • 堀田善衞を読む 世界を知り抜くための羅針盤

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     実際にフランスに行ってみると、日本とのあまりの違いに反発することもありますが、その一方で素晴らしいところもたくさんあります。自分と全く違うものを学ぶということは、比較が可能になるということです。自分の国しか知らないと比較が難しい。例えば、北朝鮮です。今、我々が外側から見て、「民衆はさぞや不幸だろうな」などと思いますが、結構幸せかもしれない。一つしか知らない人間は、かなり幸せなはずです。自分と他を比較するようになると、人間は不幸になります。
     しかし、さらに比較を進めることによって、逆に、自分とは何かが分かってくる。あるいは、自分たちと比較することによって、他者が分かってくる。だから、フランス文学やヨーロッパ文学を学ぶのは、他者を体験することでもあります。

     人間をピュリスムでもって、潔癖主義的な形で追い詰めていくことの危険性というものがある。モンテーニュと同時代のジャン・カルヴァンを描くことで、その潔癖主義に日本的なファシズムとの類似性を認めているのでしょう。禁欲という形で追い詰めていくと、自分で勝手に禁欲するならいいけれども、最終的には自分が禁欲できるということを盾に、人にも禁欲を強いていくことになる。こうして共産主義ともファシズムともよく似た、人口抑圧社会が出来上がってしまう。
     カルヴァンみたいな超禁欲人間がいるとすると、そういう人たちを偉いと言う人たちが必ず周りにいる。そうすると、禁欲的な規範に合わない人間を切り捨てていく。ところが、誰もが同じ禁欲的な規範に従って生きることは無理なので、そのひずみが、ゆがんだ形で現れてくる。
     これは別に、モンテーニュの時代に限ったことではなく、現在のイスラム原理主義などにも当てはまります。キリスト教とイスラム教は違いますが、結局は似たようなことになる。
     これまでのファシズム批判は、自分は反ファシズムの側に立って、相手を一方的にやっつけるというものでしたが、ファシズムの権利は、人を引き付ける、ある種の禁欲主義の魅力があるのです。同じように共産主義にも禁欲の魅力がある。若い人は特にそういうのに惹かれる。堀田さん自身も共産主義のかなり近くまでいったこともあるし、そういうのに惹かれた面もあったかもしれない。同時に、危険性も非常によく分かっている。それと似た状況は、戦後の日本で何度も出てきました。それは別に、時代を問わず、過去にもあったものです。堀田さんが『海鳴りの底から』で描いた島原の一揆のように、禁欲を一つの核に据えた原理主義的な宗教運動があった。それを英雄的に描くということではなくて、全体として描くとなるとどうなるかというのが堀田さんの大きな課題だったと思います。
     たいていの宗教は地域主教から出発しています。地域的な、かなり土俗的な主教から出発するけれども、その宗教が大きくなってくると、途中からある種の普遍宗教に変わらざるを得なくなる。キリスト教がその典型です。
     もともとキリスト教は、エルサレムのユダヤ人コミュニティの閉鎖的で小さな地域宗教でした。それが、ギリシャ人の社会に広がりローマに行く。ローマからさらにヨーロッパ各地にどんどん広がっていく。そうすると、さまざまな人たちをその宗教に取り込まなければいけない。それまではユダヤ人コミュニティの小さな地域宗教だったものが、普遍宗教に変わらざるを得ない。「カトリック」とはそもそも「普遍的」という意味の言葉です。
     普遍宗教に変わらざるを得ないということは、民族とか肌の色とか、言語とか、そういうものに関係なく、普遍的な価値観を持つということです。そうなると、さまざまな人間を一元的にまとめる必要が出てくる。そのためには、ある種の禁欲というものを核に据えないと、たくさんの人を引き付けることはできない。これは共産主義もファシズムも全部同じです。普遍性を持つには、禁欲性への歩み寄りをしていかないと駄目なんです。
     しかし、そうなってくると、普遍的な物差しに合わせて、その物差しに合わない人は切り捨てていいんだということになってきます。だから、普遍性を持つことが逆に党派性を呼び込んでしまう。普遍主義的党派性とでも言ったらいいかもしれない。普遍主義的党派性とは形容矛盾のようですが、これは地域的な党派性とはまた違うものです。
     例えば、地域政党なり地域主義は、それは確かに排他的ではあるけれども、普遍的な排他性は持たない。つまり人間と人間でないものとを線引きして、同じ人間なのにこの人たちは人間ではないとするようなことはあまりしないものです。よそ者は排除するけれども、よそで生きる分にはかまわない。その党派性は村や地域あるいは国の枠を超えない。
     ところが、これが普遍的なものになると、非常に危険です。堀田さんは戦前のファシズム、それからの戦後の左翼運動に関わっていくうちに、その危険性に気づいたのだと思います。

    『漢奸』という小説は、堀田さんの上海での体験を基に書かれたものです。堀田さんは、日本が戦争に負けるということが分かってから上海に行って、何年間か、かなり自覚的に現地にとどまっていました。当時上海は日本の占領地で、そこで日本が管理する中国語の御用新聞を出していたのです。この小説は、その時に文芸欄を担当していた中国人の詩人記者の話です。「漢奸」というのは、要するに裏切り者のことですね。民族を裏切ったものという意味です。その詩人は実に善良で、しかも日本語で訳されたシュールレアリスムを日本語で勉強して、シュールレアリスムの詩を書いていたのです。およそ政治とは関係ない中国の青年なのですが、貧乏で小さな家に家族がいっぱいいるために、棺おけを部屋の中に置いて、その中に横になって詩を書くという人だったのです。
     日本が降伏して、その後上海を中国国民党の政府が占領する。同時にそれを中国共産党が包囲する。二重スパイか、三重スパイかわからない人たちがいろいろ暗躍する中で、その善良な詩人は売国奴として懲役刑の判決を下される。歴史の歯車の上に乗っかって生きているというときは、自分が善良であっても、正しいことをやっていても、あるいは好きなことを一生懸命やっていても、それでいいのだということではないのだな、ということを強く感じた作品ですね。
     自分がわずかに経験した戦争と戦後の間にも、そういうことがいっぱいあるのだな、と思いました。
     ですから僕が漫画を描いたり、何か書く時にも、これはどういう意味を持っているのか、自分はどこまで見渡してこれを書いているのか、自分がどんなに善良にこれをやりたいと思ってやったことでも、その裏側にはどういう意味があるのか、それから自分がどうしてやりたくなったのか、何によって自分は突き動かされているのか、突き動かされているものは本当にいいものなのか、そういうことを、ちゃんと考えてやらないと、この詩人記者と同じとんでもない運命になると思っているのです。これは非常に雑な受け止め方だと思うのですが、この二作品『広場の孤独』と『漢奸』という小説から受けた衝撃は、その後自分がアニメーションという職業をやっていく上でも、ずいぶん自分の最後のしんばり棒みたいになった体験でした。
     実際には、その後の自分の判断をふり返ると、決定的な瞬間に何度も間違えた選択をしてきました。
     イデオロギーというか、自分が空想した主義主張で判断して、自分の眼で見た時の違和感や心のすみに浮いた疑問を軽視したからです。堀田さんの文学は、自分で見、自分で感じたことで、思想を組み立てるものだったのに、まぁ、僕の判断は情けないものですが。

    0
    2024年04月28日
  • 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三

    Posted by ブクログ

    阪急や宝塚の創業者の人生を読みたくて借りた本
    東電や東宝、大臣など初めて知る
    人々(大衆)をいかに豊かな暮らしにするか、住宅環境や娯楽など目のつけどころが秀逸

    0
    2023年03月20日
  • 箴言集

    Posted by ブクログ

    487 若くても美しくなければ、また美しくとも若くなければ、何の役にもたたない。

    鋭敏な洞察で本質を語る筆者が、このように記したことが疑問。これが「女」の真理なのか、なにかを比喩していて、異なる意味があるのか。

    0
    2022年03月02日
  • NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ

    Posted by ブクログ

    人は必ず死ぬ
    存在と死を考える
    死ぬことが不孝、そのことを考えないように多忙の方がいい
    死ぬまでに〇〇をしたい、知らずになくなりたい
    いろんな価値観がある
    決めるのは本人  
    でもそれを叶えられるように周囲を整えられているのか

    0
    2021年12月22日
  • 太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者

    Posted by ブクログ

    とても読みやすいフランスの歴史書。
    ルイ14世のせいじや思考、何故ベルサイユ宮殿
    が建設されたのか子供時代の内紛へのトラウマ
    から、絶対王政へのこだわりがとても強い。
    その太陽王子と呼ばれたルイ14世の足跡は
    現在のベルサイユ宮殿に見る事ができる。

    0
    2021年11月23日
  • 京都、パリ――この美しくもイケズな街

    Posted by ブクログ

    経済的な力が落ちてくると観光に走り始めるという指摘が面白かった。
    コロナ後にこれがどう変化するか、また語っていただきたい。

    0
    2021年09月26日
  • 勝つための論文の書き方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (2021-09-01 2h)

    「?」を「!」にするのが論文。

    ・日本のカフェの変遷(p.50)
    :卑猥なものから区別するために「純」粋喫茶
    ・『セーラー服とエッフェル塔』(p.56)
    ・『思考のレッスン』(p.70)
    ・『小倉畠男 経営学』(p.70)
    ・うんこはなぜ汚いのか。他人のものと自分のものの差別化はいつ為されたのか(p.88)
    :ちょうどウンコについての新書を読んでいたところだったので、非常にタイムリーな話題でびっくりした。
    ・桃太郎はじつは性的メタファー
    ・『論文の作法』(p.118)
    :あえてつまらない論文を読むことで、新たな視点が広がる、という考え方
    ・「欲望の三角形」ルネ・ジラール(p.146)
    ・アリストテレスのころから用いられた弁証論法(p.176)
    :生(テーゼ)→反(アンチテーゼ)→合(ジンテーゼ)

    0
    2021年09月01日
  • NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ

    Posted by ブクログ

    人間は考える葦である、このワードしか知らなかったが、パスカルという人間が合理的思考を持ちながらも、デカルトのように、ロジック一辺倒ではないことに共感した。内容のエッセンスは理解したつもりだが、何度も読むごとにみかたあが変わる本なのだと思う。

    0
    2021年07月24日
  • 本当は偉大だった 嫌われ者リーダー論

    Posted by ブクログ

    まあ、タイトル通りなのだが、なんかイマイチ。
    徳川慶喜のぞいて、名前くらいは知ってるけど、くらいなのと、内容に検証がないと言うか。そう言う解釈もできるし、俺はそう思うぞ的に展開していくからか。

    そもそも取り上げてるのがフランス人に偏ってると思ったら、著者がフランス文学者。んで、あとがき読むと、これ、歴史書じゃなくってビジネス書だったと書いてあってちょっと納得。
    それで、こう言う時はこんなもんだ、的な教訓めいた断言が太文字で散りばめられてあったのか。

    それでも、シャルル・ド・ゴールが、フランスが実質的にドイツに敗退しても、外国に逃げて、俺こそフランスだ、と頑張り続けたからこそ、戦後に国連常任理事国の一角を占めるまでになったとか。
    どこぞの臨時政府とは全く違うよね。

    徳川慶喜も、なるほど、こう言う勤皇の一面から見れば、かなりスッキリ行動を理解できるのかと思ったり。

    どっちにしろ、こう言う本が読みたかったのではない。

    0
    2021年07月01日
  • 勝つための論文の書き方

    Posted by ブクログ

    実例を使った部分に関しては、ちょっと冗長で読むこと自体が面倒くさかった。ただ、よい問いを立てることが重要であること、また良い問いを立てるためには、読書が重要であることに関しては共感がもてる。著者も述べているように、みずからの著書を例示している部分は、やはり他社の重要論文(著述)を利用するほうが効果的で、説得力も数段上がると思った。

    0
    2021年05月06日
  • 世界史に学ぶコロナ時代を生きる知恵

    Posted by ブクログ

    対談をまとめた非常に薄い本。
    今まで読まれた約1万冊を血肉にされ、様々な書籍から引用されたり、タテヨコのロジックで考えておられ、こんな指導者について行きたいと思う。

    0
    2023年07月17日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    女性にオススメ

    初めてこういった分野に足を
    踏み入れてみました。
    内容は総じてソフトな印象で
    幸いでしたね。ノーマルな志
    向の?女性向けの一冊だと思
    います。

    1
    2021年02月26日
  • エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層

    Posted by ブクログ

    最近(昔から?)よくエマニュエル トッドの名前を目にするので、入門編っぽい本と思って手に取った。第二章迄は凄く刺激的だったが、第三章以降は、こじつけかと思う点多々。
    『というわけで』という接続詞で繋がっている箇所はだいたい違和感を感じた。

    0
    2021年02月18日
  • 世界史に学ぶコロナ時代を生きる知恵

    Posted by ブクログ

    人間は一度知った便利さを手放せない。ゆえにアフターコロナでもリモートワークはニューノーマルとして定着する。
    地方にするメリットは増えていく。
    男性が残業後に夜の街へ行く…という流れがなくなり、家庭で育児や家事を手伝わざるをえなくなる。
    オンラインで会議や発言が記録されることで、「見える化」が進み、日本社会の閉鎖体質が変わる。
    コロナ禍をチャンスとみなして変化していく必要がある。

    なるほどなぁ…と思いました。
    「コロナ」が原因でなければいいことだらけの改善ばかりですね。

    0
    2021年01月03日
  • エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層

    Posted by ブクログ

    エマニュエル・ドットの家族類型や識字率についての考え方をベースに世界や日本を考えてみる本。自分にとって、新しい補助線をもらったような感じがします。世の中の見方が変わる本でした。

    0
    2021年01月02日
  • エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■ひとことで言うと
     家族の形態が人の行動に無意識下で影響を与える

    ■キーポイント
     ・家族類型=家族形態の分類
      →親子関係(弱 or 強)✕ 兄弟関係(平等 or 不平等)
     ・絶対核家族(親子関係 弱 ✕ 兄弟関係 不平等)
      →アメリカ、イングランド
      →子供は親と別居、相続は遺言に依存
     ・平等主義核家族(親子関係 弱 ✕ 兄弟関係 平等)
      →フランス、スペイン
      →子供は親と別居、兄弟が平等に相続
     ・直径家族(親子関係 強 ✕ 兄弟関係 不平等)
      →日本、ドイツ
      →子供は親と同郷、相続は遺言に依存(基本的に家長が相続)
      →「家」の存続のために教育熱心な傾向
     ・外婚制共同体家族(親子関係 強 ✕ 兄弟関係 平等)
      →ロシア、中国
      →子供は親と同郷、兄弟が平等に相続
     ・家族類型とイデオロギーは相関する
      →さまざまな行動が無意識下で家族類型の影響を受ける
     ・女性の識字率 > 50% → 出産調整 → 少子化
      →近代化(テイク・オフ)の条件
      →女性の識字率は家族類型に依存≒家族類型によって近代化の速度が異なる
     ・日本史・世界史の出来事は家族類型の特徴が行動に反映された結果???

    0
    2020年12月23日
  • オール・アバウト・セックス

    Posted by ブクログ

    フランス文学者である著者が、古今東西の性にまつわる本を紹介した本です。

    一つひとつの話題についてはそれほど掘り下げられているわけではないのですが、これだけ性にまつわる広い分野を渉猟していることに驚かされます。著者自身はSでもMでもなくいたってノーマルだと述べていますが、性についての興味を完全に知的関心へと昇華して、世相の一面としてとらえなおそうとする姿勢が顕著なのはそのためでしょうか。かたよりのない議論が展開されているものの、すこしもの足りないようにも感じます。

    0
    2020年06月22日