SとM

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作品内容

娼婦に肛門性交を強いて国を追い出された作家マルキ・ド・サド、被虐趣味に溢れた小説を書き一躍有名になったザッヘル・マゾッホ。彼らの嗜好を基に命名された「サディスム」「マゾヒスム」が浸透したのは十九世紀だが、そもそも精神的・肉体的な苦痛を介して人が神に近づくキリスト教に、SM文化の源流はあったのだ。鞭とイエスはどんな関係があるのか? そして、SMが輸入されることもなく日本で独自の発展を遂げたのはなぜか? 縦横無尽に欲望を比較する画期的な文明論。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
出版社
幻冬舎
掲載誌・レーベル
幻冬舎新書
電子版発売日
2013年05月31日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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SとM のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年11月05日

     なぜ「ですます」調なのかと思ったら、語り下ろしなのだった。
    「あらゆる対人関係は畢竟SMではないか」
    「罪の文化と恥の文化は、そのまま彼我のSM観と照応している」
     上記二つは以前から私の考えていたこと。
     フランス文学や文化を知悉し、下情にも通じた鹿島先生ならではの視点で、その考えが補強された。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月25日

    「SMをキリスト教との関わりから、文明史的に考察したもの」 で、SMの実践的指南書でも、SM業界のインサイドレポートでもありませんが、スリリングでとても面白かったです。実際は、鹿島茂が語り、木村俊介がリライトしたものです。

    『SMとは、「想像力」 を核とした 「関係性」 であり、二人の想像力によっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月09日

    パリが愛した娼婦に続き、鹿島先生の本。

    日本と海外のSMの違いについて、その発祥について、などなど盛りだくさんの本でした。すっごい面白かった!
    時々「それはちょっと飛躍しすぎでは…」って思う部分もあるんだけど、この人の場合はこういうこと考えるのが楽しくてしょうがなくて、ぶっとんじゃったんだろうなっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    この人は、すごいなぁ。突き詰めますね。
    SMに関して、歴史・文化的考察をしているのだが、ここまで徹底して考察されると、本人は否定しているが、ある意味「変態さん」とよいのではないだろうか(これは、鹿島氏に対しては褒め言葉になる?)?

    この人の書く本はとっても読みやすく、ばかばかしく、教養深く、変態チ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    Mである自分を知る為に読んだ。
    SMをキリスト教との関わりから文明史的に考察することがメインテーマとなっている。
    SMというのはSとMの間の信頼関係の上で構築されるものなんだという事が分かった。
    キリスト教のイエスの磔刑の像は、北ヨーロッパのドルイド信仰の人たちを改宗させ吸収する為に作られたものとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    旧約聖書のヨブ記の理不尽さも、理想を語りながら戦争する人々のメカニズムまで、長年の疑問が解けました。題名に惑わされますが、SとMの発生のプロセスから日本と欧米の文化の違いを見た興味深い1冊です。
    女性の自由度と文明の完成度が比例しているという意見には激しく賛成です。

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    Posted by ブクログ 2018年03月18日

    文明史の視点からSMの成立を考察している本です。

    キリスト教の教父たちは北ヨーロッパに布教する際に、サクリファイス(供犠)をおこなうケルト人の信仰にあわせて、キリストの磔刑を利用しました。これは、ゴシック建築が北ヨーロッパの聖なる森の代用として作られたのと同様だと著者はいいます。こうして、キリスト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月21日

    SとMについて歴史的な考察をした一冊。
    なので、精神分析的なものはほとんどないので、その筋を期待して読むとガッカリします。

    SとMがそもそもキリスト教から来た概念であること、そして西洋人は狩猟民族なので鞭を、日本人は農耕民族なので縄を使うというのは普通に勉強になりました。

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    Posted by ブクログ 2011年11月03日

    フランス文学研究者のSMについての文明論。軽い読み物のつもりで読んだら結構奥が深く考えさせられる部分もあった。とくにSとMは二元論ではないという部分や、理想のSはそんなに存在しないという部分はわかりやすくおもしろかった。

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    Posted by ブクログ 2011年11月03日

    SとMについて、
    主にヨーロッパの歴史的背景から迫った本。

    ヨーロッパ史に疎い私にとってはけっこう苦痛だったが、
    そうでない人にとっては、興味深く読める本であると思う。

    この本を読んで、自分のことを多少なりともふり返ることができたのは収穫かなと。

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