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Posted by ブクログ 2018年10月28日
普段から何にフェチやエロを感じるかはっきりと意識にのぼらないのは、それらが本能に近いところにある感覚だからかもしれない。ひとが好物を夢中で食べているとき、その好物たる理由をいちいち考えないのと同じように。
でも鹿島先生は理由を追求する。実証できないが仮説として考える。ひるがえって、自分が日常において...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
ジャンル的には「書評本」か? それにしても切り口といい、書きっぷりといい、実に面白い。「フランスのホテルなどにあるビデとはいったいなにをするものなのか?」……ぼくは35年ほど前に、パリに2週間ほど滞在したことがあるけど、そのホテルにもこの「ビデ」なるものがあった。その後、取り立てて考えてみたこともな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月04日
【本の内容】
普段は気にしない世の中の不思議―たとえば、女性の乳房はなぜ膨らんでいて、男性はそれに愛着を感じるのか?
セーラー服はなぜ日本にだけ定着し、根強い人気を誇るのか?
こうしたエロスに関する疑問はもとより、巷に溢れる「?」に、ムッシュー・カシマは乱読をしながらユニークな仮説を立てていく。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
知的に下世話なおもしろ本。
要約するとそういうことです。
赤門出身の鹿島教授ならではの
知的な表現や豊富な学識でもって、
亀甲縛りの源泉の追究や、
愛とおっぱいに関する社会人類学的見地
からの分析など…
まぁ、為になるんだかならないんだかわからないけど、読んでいて飽きない、「なるほどー!」と思わせ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月21日
フランス文学者の著者が、世のなかのさまざまな事象に関心を向け、考察をおこなった本です。
内容そのものは歴史的な考証というべきなのでしょうが、日常的なあらゆる事象の背後にまなざしを注ぎ、その来歴をさぐろうとする著者のスタンスに瞠目させられることしきりです。雑多な内容があつかわれており、暇つぶしに気軽...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月29日
高山宏先生はミックスの天才である。ここにまた一人ミックスの天才を見つけた。この本の著者、鹿島茂先生である。
「フロイトと見立て」という章がある。見立てとは、世の中に存在するあらゆるモノの中から、共通項を持つモノたちを集め、それらのミックスから新たなモノを生み出すことである。
フロイトが何を見立てたの...続きを読む
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