鹿島茂のレビュー一覧

  • SとM

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    人間には、生きるための本能があると同時に死に向かう本能があると、フロイトは言う。
    あまりに苦しく、あまりに怖いと、脳がそれを緩和するためにドーパミンを放出することが実際にある。例えばそれはマラソンしたときのランナーズハイなど。

    苦しくなればなるほどそれが快感に近づく。このことは現実でもよく起きている気がする。

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    2011年09月01日
  • 勝つための論文の書き方

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    去年だかいつかに一度、そして今回含めて二度読みました。
    論文作成の参考のためと言えど、新書を二度読むというのはかなり稀なことです。
    この鹿島茂さんというのは共立女子大の教授で、僕は丸谷才一さんの『思考のレッスン』の解説をしていたのが縁で知りました。
    丸谷さん同様、仮説というのを非常に重要視していて、とにかく「論文といえども読む気が削がれるようなものは良くない」という姿勢を強くお持ちのようです。
    そういう姿勢の著者ですから、当然この本も読みやすく、そしてわかりやすい。
    そして好感も持てる。
    だから僕はこうして二度も読んだわけです。
    しかしいざ実際に論文に活かそうとすると、これが思いのほか難しい。

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    2010年08月02日
  • モンマルトル風俗事典

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    いやはや。
    盛り場ってのはやはり、人をひきつけるものですな。

    オイラも夜の歌舞伎町が大好きでして。フツーの人が平和に酔っ払ってたり、仕事の終わったキャバ嬢を癒すホストのお兄さんたちがたむろってタバコ吸ってたり、紹介所のおじさん達が公園の猫にエサあげてたり、たまにどこへ行くでもなく歩いているコワモテは実は私服警官じゃないかと思ったり。

    いろんな人が集まる。一般世間では「ちょっと道を外れている」「下層」と思われる人の集まりに、一番人間の生々しさと真実を感じます。正直さ、といったらいいのかなあ。

    キライな人が多いカラスが好きなオイラにとって、このような「生きている」人々ってのは引き寄せられます

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    2010年07月23日
  • 勝つための論文の書き方

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    ・考えるためには、まず問題を立てることができなければならない。
    ・論文は必ず問いから始まらなければいけません。そして、それの答えをこれこれこういう理由だから、こうなんだとはっきり証明するかたちで結論へと導く、これが論文というものです。ですから問いのない論文というのは存在しない。
    ・論文でも・生活の中の思考でも、自分で問いを発見しない限り、なにものもスタートしないということです。
    ・未知に対する問いがなければ論文でない。
    ・よい論文とは「?」で始まり、「!」で終わる。
    「第2回講義 問題の立て方」
    ・独創的と呼ばれている論文を分類してみると、意外なことですが、それは基本的に2種類しかないというこ

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    2010年05月05日
  • SとM

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    SMをSがMを暴力的に支配する関係だと思ったら大間違い、キリスト教の由来から説き明かすのはいいけれど、比較文化論にありがちな割り切りすぎがあちこち(そうか?)とひっかかるところあり。

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    2010年01月31日
  • 勝つための論文の書き方

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    観点:勝てる論文とは何か?+それが備えるべき性質とは何か?


    タイトルの勝つためには不要

    →日常生活、ビジネスで生かすという意味でかかれているからか?

    コーパスについて、資料について有益な示唆がある。

    p.173 ウォーラーステインが第2章で~の部分が唐突。

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    2009年11月27日
  • オール・アバウト・セックス

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    1998年から 2001年にかけて文藝春秋に掲載された「エロ関係」の書評をまとめたもの。エロ関係と言ってもいわゆる男性向けポルノ小説が扱われてる回はごく少数で、性が持つ様々な側面を微妙に撫でつ抉りつする小説、エッセイ、ノンフィクションと多岐に渡るラインナップで現代性風俗を網羅的にカバーしているところがなによりの魅力だ。

    こういうテーマは、テーマ自身に内在する後めたさもあって、闇から闇、時代から時代へと葬り去られてしまうものかと思っていたのだが、様々な性風俗の様相がこれほどまでに「出版」されていたというのは意外だった。もっとも、紹介されている本のほとんどは現在では絶版か品切れで手に入り難くなっ

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    2009年10月07日
  • オール・アバウト・セックス

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    性の深さを考えさせられる本。ここで紹介されている本を集めようとした友人もいた。ぼくも少しは集めて読んだ。今度文庫化されたが、解説が今一だったので買うのはやめた。

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    2009年10月07日
  • 空気げんこつ

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    世の中に蔓延る無礼者(?)たちへの文字による鉄槌。
    読んだのが中学2年生の頃だったので、難しく感じましたが、「つまらない。」とは、思いませんでした。
    今読み返したら、皮肉が良く分かるかも知れません。

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    2009年10月04日