中原尚哉のレビュー一覧

  • サイバー・ショーグン・レボリューション 下

    Posted by ブクログ

    3部作完結編。最後までテンション落とさずに走り切った。恋愛関係にない、所属の違う男女バディものという点は第一作の「ユナイテッドステイツオブジャパン」に共通するか、むしろ2作目の「メカサムライエンパイア」がちょっと雰囲気違うのか、あれだけ青春してるし。メカメカしさでは三部作の中でも一番濃いかな、そこが良い。
    K、実写化するなら誰かと考えてる。関西弁、割とピュアなオタク、ひねくれ。とろサーモン久保田やと悪意が前に出過ぎ、かまいたち山内やとひねくれが足りない、関西弁を何とかできればタイムマシーン3号関かな。

    0
    2020年10月13日
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上

    Posted by ブクログ

    もしも日本・ドイツの枢軸国側が戦争に勝っていたらというIfの話を元にした話。この本の歴史では、日本は最初にドイツとソ連を攻めアメリカの対日参戦を遅らせ日本が先にアメリカに核を落とすという話だ。この日本は戦時中のように特別警察隊や秘密警察などが暗躍していたり、天皇が絶対視されるなどの戦前・戦中の日本がモデルとされている。憲兵だったベンの愛人?セフレ?友人?はこの後出てくるのか、ジョージ・ワシントン団に拷問され手足を失った特高の女の人はこの後出てくるのか、六浦出元将軍が反日ゲームを流行らせる理由は何なのか。楽しみで下が早く読みたい。

    0
    2020年05月06日
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選

    Posted by ブクログ

    ゲームをテーマにしたSF短篇アンソロジー。
    ゲームを扱った作品と言っても様々なパターンがあり、ゲームをやることがストーリーの基軸となるもの、ゲームの中の世界が書かれたもの、ゲームのような展開があるもの、などなど。それぞれゲームに対するアプローチが違っており、こんな風に扱うこともできるのかと驚かされるアンソロジーでした。

    死んだ時に近くの人間に乗り移ってしまう男、友が残したゲームには友の死の真相が隠されている、脳の障害による病気の治療に効果があるというシミュレーションゲーム、命を懸けたパズルゲームの行方、FPSゲームの私ならではのプレイ法、MMORPG内のミッションでリアルマネーが手に入る理由

    0
    2019年09月06日
  • 死者の代弁者〔新訳版〕(下)

    Posted by ブクログ

    やっぱり、面白かった。
    『エンダーのゲーム』読み返したくなった。
    買おうかな、このシリーズ。
    エンダーが大人になって、なんだか凄い人になってる。
    読み応えあったな。
    異星人と人間がどのように共存していくのかドキドキしながら読んだ。

    0
    2019年05月01日
  • 死者の代弁者〔新訳版〕(上)

    Posted by ブクログ

    『エンダーのゲーム』読んでから、大分経っていたので、どういう風に終わったのか覚えていなかった。
    エンダーが何をしたのかは何となく覚えていたけど。
    この作家の特徴なのか、読み始めはなかなか世界観が掴めない。
    それを掴んだら、一気に読める。
    徐々にテンション上がってきたぞ。

    0
    2019年05月01日
  • ラグランジュ・ミッション

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    宇宙海賊キャプテンブラック参上。狙うは月から輸送されてくるヘリウム3!(ただし、高級リゾートホテルのスイートルームが仕事場)
    原題の「コルセア」というのがとても良い。ダブルミーニングでとても良い。そして、黒幕の狙いも良い。ただし、供給が無くなった場合、先物の扱いはどうなるのだろう?と言う疑問はある(現物を買い占めた上で供給を絶つというのは二重三重の罠で良いと思うが)軌道上の管轄について、実働戦力の保有を断念した軍が法執行機関(FBI)に責任をぶん投げるというのは、もの凄いパラドックスだが、確かに筋は通っている。(相手が他国の政府機関では無いし)将来的には、軌道上のみを管轄とする、『軌道保安庁』

    0
    2018年11月02日
  • メカ・サムライ・エンパイア 下

    Posted by ブクログ

    前作よりメカの戦いが表に出てきた。続けて読むとむしろ前作は本作の舞台設定のために書かれてるような気がしてくる。いや「ユナイテッドステイツオブジャパン」も十分オモロいねんけど、あっちの方が何となくスピンオフっぽいというか、こっちの方が直球な印象。あと、意外と女性キャラ多いというか、いや、男性主人公のSFだからって女性が出て来ないことはないねんけど、これだけ多彩な女性キャラ出して来る(それが本線ではなく)SFって何か珍しい気がする。偏見のような気もするけど。

    0
    2018年09月22日
  • メカ・サムライ・エンパイア 下

    Posted by ブクログ

     敵がナチスなら軍国日本はまだましってことか、とくに皇国の正義のためにつくそうとする誠の目からすると、USJの体制がいかに抑圧的かはところどころに垣間見えるだけである。
     誠の同級生で優等生のお嬢様、しかしものすごく腕のいいパイロット橘範子が「ですわ」で喋り、誠と警備会社の厳しい訓練を耐え抜く烈女パイロット千衛子(苗字はないみたい)は男っぱくまくし立て、前作で登場した天才的女性パイロット久地樂(くじら)の息子・同名の久地樂は母と同様、のらくらと関西弁。見事にアニメ風の登場人物であるし、翻訳もその辺はあざとく訳している。ドイツからの交換留学生で誠が思いを寄せるグリゼルダがこの体制に疑問を差し挟ま

    0
    2018年07月30日
  • メカ・サムライ・エンパイア 上

    Posted by ブクログ

     『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』の続編。続編といっても直接話が繋がるというのではなく、同じ世界設定のもとでの、数年後の別の話である。それにしてもこのあまりにキッチュなタイトル。
     第二次世界大戦で日独が勝った世界、アメリカは東側がナチスに支配され、西側が大日本帝国の領地となっており、日本合衆国(USJ)と呼ばれている。日本とナチスは一応は同盟国ながら、いまや世界を二分する敵対勢力であり、一触即発の様相を帯びている。さらにUSJではアメリカ人レジスタンスがナチスと手を組みつつテロ活動をしている。世界の主たる兵器はメカ。二足歩行の巨大ロボットである。そんな1994年。
     一人称で語られ

    0
    2018年07月30日
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選

    Posted by ブクログ

    「スタートボタンを押してください(ゲームSF傑作選)」
    全作が書籍初収録。


    「紙の動物園」のケン・リュウ、「All You Need Is Kill」の桜坂洋、「火星の人」のアンディ・ウィアーら、現代SFを牽引する豪華執筆陣が集結。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、星雲賞受賞作家たちが、ビデオゲームと小説の新たな可能性に挑む。本邦初訳10編を含む全12編を厳選した、傑作オリジナルSFアンソロジー。


    という触れ込み。桜坂洋しか知らなかったのですが、どれも面白い。ゲームSFと言うジャンルすら初耳なんですが、こんな小説の世界観があったとは知らなんだ、、、


    まず1発目の「リスボーン」が強烈なインパ

    0
    2018年05月18日
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下

    Posted by ブクログ

     陸軍検閲局大尉・石村紅功,通称ベンと特高課員・槻野昭子(作者的にはこっちが主人公らしい)は憲兵に追われる身となる。非合法ゲーム『USA』を制作し、アメリカ人レジスタンスの手助けをしているらしい六浦賀将軍の首級を挙げてこの窮地を脱することを目指す。向かう先はレジスタンスと激しい戦闘がなされ壊滅状態にあるサンディエゴ。
     片腕マシンガンガール、命がけのゲーム対戦、巨大ロボ「メカ」戦、キッチュな展開が実に大まじめに進むところがすごい。
     大日本帝国治下のアメリカはディストピアには違いなく、ところどころで滅びてしまったアメリカの「自由」の理念が語られるが、そのアメリカも日系人を強制収容所で人権蹂躙し

    0
    2016年11月29日
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上

    Posted by ブクログ

     第二次世界大戦で日独が勝った世界。ディックの『高い城の男』の設定を頂いて、新たな物語を紡ぐ。作者は日本文化びいきの韓国系アメリカ人。ティエリャスと読みたくなる名前だが、本人がトライアスといっているようだ。

     アメリカは東側がドイツに支配され、西側が大日本帝国の領地となっている。それは『高い城の男』と同様だが、本書ではこれがユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンと呼ばれている。略してUSJ、ええと大阪にそのようなものがなかったっけか。
     日本がアメリカに勝つためには戦前の天皇制にかこつけた無責任体制がどうにか変わっていなければ無理じゃないかと思うのだが、この世界の日本はむやみと戦端を拡大せず

    0
    2016年10月27日
  • ラグランジュ・ミッション

    Posted by ブクログ

    難しかったけど、人生初めてのSFでした。読み終えることができて良かった。次は『火星の人』かな(笑)
    科学的な言葉が次から次へと出てくるので、僕のような理系がとてつもなく苦手な人間には、いい経験になる(笑)

    0
    2016年04月03日
  • 死者の代弁者〔新訳版〕(下)

    Posted by ブクログ

    これは心の救済の話。子供らしい幼少期を過ごせなかった人たちにとっては特別迫るものがあると思います。誰にもいいたくない!というのは誰もわかってくれるはずがないと思うからなんだよね。この人はわかってくれる!そんな人が突然現れたら…。本当に読んでよかった。

    0
    2015年07月10日
  • 死者の代弁者〔新訳版〕(上)

    Posted by ブクログ

    エンダーのゲーム映画化・再翻訳に伴い、同じく再翻訳された続編。面白い!前作もとてつもなく面白かったけどこれを書くために書かれたプロローグなのではないかと思われるくらい本作は内容が濃いい。思想の異なる人々が織りなす社会、個々の人々が抱える理解し得ないことから生じる孤独。真の思いを伝えることなく死んでいった者たち。そしてその代弁者。その名はアンドルー。またの名を…。

    0
    2015年07月08日
  • 第六ポンプ

    Posted by ブクログ

    今注目している作家の一人。SF作家さんだけど、学生時代は東アジア学を専攻し、経営コンサル経て、環境専門雑誌の編集をしながら執筆を続けているそう。
    『ねじまき少女』から思っていたけど、場面の空気を描くのがすごくうまいと思う。『ポケットの中の法』や『イエローカードマン』なんかは読んでいると自分の周りすらジトジトしているような気になる。土地のにおいがしてきそう。
    環境問題にも造詣が深く、そのせいか物語もディストピアが多くて若干気が滅入るかも。でも目が離せない。
    SFをやっと数作読んできたけど、科学技術単品を軸に進む物語より、その技術で社会や人間がどう変わったか、みたいな部分の割合が多めの作品が好きみ

    0
    2014年04月18日
  • 巨獣めざめる (下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エロスを襲った悲劇。謎の細菌に襲われたエロス。感染していく住人。住人を監禁する偽の警官隊と戦うホールデン、ミラー。本格化する火星と地球の戦争。大企業プロトジェンの発見した地球外生命体の残した最近の謎。フレッド・ジョンソンと協力してプロジェトンの研究施設を襲撃するホールデン、ミラー。プロジェトンの副社長ドレスデンの言葉。ホールデンとミラーの対立。ミラーに囁きかけるジェリーの声。地球に向けて降下するエロス。破壊作戦を展開するOPA。何者かの意思で動くエロス。エロス内部に残るミラーの行動。

    0
    2013年05月23日
  • 巨獣めざめる (上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    木星から小惑星帯に氷を運ぶカンタベリー号。途中救難信号を受けて救助に向かったカンタベリー号に仕掛けられた罠。副長ホールデン、ナオミ、エイモス、アレックス取り残された4人。火星の攻撃の可能性を示唆したホールデンの声明から起きる火星と小惑星帯の対立。月の大富豪の娘ジュリーの失踪事件を捜査中の小惑星ケレスのミラー刑事。カンタベリー号に救難信号を送ったスコピュリ号に乗り込んでいたジュリー。ケレスから消えた犯罪組織の謎。火星の戦艦に救助されるホールデン。ホールデンに接触したOPAの代表フレッド・ジョンソン。攻撃され撃沈された火星の戦艦。宇宙ステーション・エロス合流したホールデンとミラー。エロスで進行する

    0
    2013年05月23日
  • クリプトノミコン1 チューリング

    Posted by ブクログ

    オタクと天才と脳筋マッチョの大冒険。
    こんなにわくわくする冒険譚はひさしぶり、いや初めてかも。
    4巻まで一気読みでした。

    0
    2009年10月04日
  • シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選

    Posted by ブクログ

    どこで見たか忘れてしまったが、、確か雑誌か何かで知った一冊。最近仕事でドローンを扱うことも多く、SF好きなので自然と購入。
    ショートSFならではの最後の続きを予見させるおわりにわくわくする。標題作では子供のいたずらのようなところから、ねずみ小僧的な海賊の姿が見えた時には続き読みたい...!と思った。
    エグザイルパークもプラゴミ島という将来ありえなくもない環境とオロクンの超能力じみた設定。オロクンはなんの比喩だろうか。保守的な政治か麻薬か、かりそめの平和か、なにかに依存する世界を揶揄するものだろうか。
    クライシスアクターズは陰謀論的な話で、気候変動を信じる信じないにしろ、とっている行動は同じで結

    0
    2026年05月16日