中原尚哉のレビュー一覧

  • 反転領域

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    万人向けでは無いものの、ループ系ミステリーが好きな人にはおすすめ
    SFらしい要素もありつつ、最後にはお涙ちょうだいの感動シーンもあり、とても良い作品

    ネタバラシとオチを知ってからの2周目が相当面白く読めそうで、今から再読が楽しみ

    数学的に説明や想像が難しい部分が、本筋の主要な所に絡んでくるのがちょい厳しいか?

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    2026年05月13日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    徐々に心を開いていく弊機の心情変化は10代の少年のよう。
    良質なライトノベルだと思って読むのが良さそう。

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    2026年05月03日
  • システム・クラッシュ

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    2が終わった直後から始まるということで、「これまでのお話」もつけてくれてはいるんだけど、そうはいってもあまり思い出せず、ダラダラ読んでいたら、肝心の、弊機が不調に陥るところも読み飛ばしてしまって、後半に入って動きが出てからようやくいつもの感じで読み進んだ。

    有機体の部分が影響して、弊機の記憶に欠損が生じたりトラウマがあったりとかそんな感じ? なので、AIbotでありながら自分探しに悩まされてる感じなのかな。

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    2026年05月03日
  • 冒険者カールの地球ダンジョン1 宇宙人襲来! 飼い猫とダンジョンに放りこまれたんだが?

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    ダンジョンRPGをプレーしているような感じにさせてくれる。
    設定は斬新
    RPGが好きな人は読んでみてはどうかな

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    2026年04月20日
  • 反転領域

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    謎の建築物がある場所へ船で探検隊が冒険に行くだけの話…なのですが…

    あらすじ読んでも、読み始めても「これSFか?」と、構えながら進めていったらどんどんSF突き進んでいって止まらず「あっ…これ面白いヤツや…」確信。
    小説を読んでるからこそ色々予想してたけどこの展開は予想無理です。帯通りの作品。

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    2026年04月11日
  • 逃亡テレメトリー

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    目次
    ・逃亡テレメトリー
    ・義務
    ・ホーム――それは居住施設、有効範囲、生態的地位、あるいは陣地

    弊機がメンサー博士を護衛していた時、死体を発見してしまう。
    これがメンサー博士を殺すためにグレイクリス社が送り込んだ刺客なのか、またはグレイクリス社と敵対する元弊社の工作員がやられたのか。
    しかし判断材料があまりに少ない。

    弊機は何としてもメンサー博士を守りたいと思っているが、警備局の局員から追い払われかける。
    メンサー博士のとりなしで警備局に協力をしながら、犯人とその目的を探る。

    結果としてメンサー博士が目的ではないことが分かった後も、弊機は捜査に協力するのである。
    人間嫌いで、さっさと部

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    2026年03月30日
  • 反転領域

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    4.0 - 細かく書くとネタバレになるが、何度も同じような場面にループすることが伏線になっていて面白かった

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    2026年03月29日
  • 反転領域

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    ネタバレ

    北極にある古代に製造された謎の巨大建築を探索するために向かう一向。しかし途中にトラブルがあって探検隊は全滅する……。目覚めた主人公は少し先の時代の蒸気船に。同じ一向に同じ展開。ループする謎とは?巨大建築の正体とは?

    冒頭の古代遺跡を目指す海洋冒険SFの読み味は面白かったものの、随所にある不穏さや建築物の正体を予想しながら読んでると唐突なループ突入で唖然としてしまった。当初は帆船を舞台にした海洋冒険SFだったのが、スチームパンクめいた蒸気船、地球空洞説SFのような飛行船、そしてスペースオペラの宇宙船と移り変わっていく。この舞台設定そのものがSF近代史と言っても過言ではなく、馴染み深いものである

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    2026年03月24日
  • ネットワーク・エフェクト

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    『マーダーボット・ダイアリー』ですっかりファンになった、「マーダーボット」こと暴走警備ユニットの”弊機“(本来は謙譲の一人称)の活躍するシリーズの第二弾。
    前作で友だちになった(と、本人は認めていないが)ART(不愉快千万な調査船)と再会するが、船体はあるのに操縦ボット(ARTの本質)がどこにもない。

    心配でたまらないのに、素直にそれを認めないこじらせボット”弊機”。
    前作でミキというペットボットと仲良くなったのに、喧嘩して口をきかないでいるあいだに死なれてしまったという過去を持つわりに、学習しねーなー。笑

    今回の”弊機”はメンサーの娘であるアメナの研修である惑星調査に護衛として付き添った

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    2026年03月21日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

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    Google等で勤務したAI研究の第一人者とAI動向に詳しい小説家が共同執筆。
    AIの今後の展開のロードマップを描き、それが現実社会に落ちた時のイメージを描いている。一般的なSFでは単にAI脅威を煽る場合が多いが、リスク面もプラス面も両方を描いたところが、優れている。
    小説パートの読みやすい展開の後に、技術や社会インパクトの解説が来るところが、抽象的な解説本だけより、極めて分かりやすくなっている。
    AIと関係しない部分の描写は、果たして20年後に本当にそうなの?と思えなくもないが、そこはAI関連にフォーカスして読むべきかと思います。

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    2026年03月15日
  • 冒険者カールの地球ダンジョン1 宇宙人襲来! 飼い猫とダンジョンに放りこまれたんだが?

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    エンターテイメント!テンポよく進む話と会話を読み進めるうちに一巻終了。続きがすぐ出版予定なので待ち遠しいです。
    バトルシーンがあります。映像化されるとのことですが、グロテスクな表現や若干ある性表現はどうなるのかと興味深いです。

    夜中に突然世界が崩壊して、宇宙人主催のゲームが始まる設定はSF小説だなと思いますが、驚いたのは日本ではやっている『なろう系』で見るような表現が多いことでした。親しみやすく違和感のない訳文のためか、著者が海外のかたというのも驚いたところです。

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    2026年03月12日
  • 反転領域

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    ネタバレ

    物語に救いを求める人間くさいAIの話

    ループものだけど、ループごとに少しずつ設定が変わる。でも、物語の根幹をなす構造は同じらしいっていうのが、読み進めるうちに少しずつ分かってくるのが面白い。構造を読み取ることに自然と誘導されるのがいい。

    ところどころ印象残るフレーズが後々の伏線になる
    「いつも雷が鳴っている・・・・・・」
    「船はささやき声がみせる夢」

    主人公は宇宙船に搭載されたAI。ループは危機的状況に陥ったAIが現実逃避で作った夢だった。本来の目的を思い出したAIは自分を犠牲にして人間を救う。最後は切なくもいい終わり方。人間に近づけて作られたAIは物語に救いを求める。
    結局大建築物がな

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    2026年03月09日
  • システム・クラッシュ

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    『ネットワーク・エフェクト』の続き。
    この小説の世界って遠未来で、広範囲に宇宙に進出しているから、いろんな考えや慣習があると思うのだけれど、書いているのがマーサ・ウェルズなのでアメリカ人の考え方に縛られてるんだろうな。

    そんな中で、作中に登場する次の文章が気になった。

    プリザベーション出身の人間は、"さあ、みんなで話しあって、全員が満足するか妥協できるかたちでこの問題を解決しましょう"というのが交渉だと思っています。しかし企業リムでは九十六パーセントの確率でだれもそう考えていません。多種多様な人類文化にもそんな考え方はないはずです。(p.182)

    弊機の考えが記載され

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    2026年03月06日
  • 天空龍機 鋼鉄紅女2 上

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    ネタバレ

    鋼鉄紅女の続編。舞台となる階級資本主義社会国家のシンボルは変形したハンマーと鎌であり、共産中国の成れの果てと思われる。秦政は労働者階級出身の独裁的共産主義者で非常な手段で革命を遂行しようとするが、経済には悪影響。
    独裁的独断的革命家、理想主義者、経済学者、プラグマテックな革命遂行者、保守反動、無知な大衆等々革命に係る類型的人物のカリカチュアだが、ストーリーが面白い。

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    2026年03月07日
  • 妄想感染体 下

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    下巻もあっという間に読み終わりましたが、面白かったけれど、エンディングはちょっと納得いかないかなぁ…、と思っていたら、他の方も書かれていましたが、解説にあるように三部作の第一部なんですね。続編があるんだ…。どおりで、様々な疑問に答えを出さぬままでのエンディングな訳です。
    第二部を期待したいです。

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    2026年03月03日
  • 反転領域

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    ネタバレ

    Led ZeppelinのDazed and Confused(幻惑されて)を聴いているような感覚になる。
    文章に幻惑されるというのは、変な表現だが、物語の途中まで「?」の連続である。
    語り手の医師サイラス=コードはAIサイラスのコード、つまりはプログラムであり、AIが作った物語に読者もだまされる。SFファンではないので、初めて読むタイプのSF小説だった。400頁の240頁まで来て、やっとSFらしい宇宙船が登場し、308頁から徐々にAIである種明かしが分かる。
    それでも、尚、人間らしい葛藤に悩まされるサイラス。
    そして、ラスト。夢のようなプリマスの情景は、夢なのか現実なのか、最後まで物語に幻惑

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    2026年02月25日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    理解できない部分もいろいろありますが、ある種、クセになるおもしろさです。上巻でも書きましたが、この本の魅力は、弊機の1人称の語り口調。いろんなものが擬人化して表現されていて、そこが楽しいところかな。続編もありますが、読むかどうかは微妙かな。

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    2026年02月21日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

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    ネタバレ

    網羅的に学べる。小説はあまり読んでない


    ◯豊穣の夢
    太陽光風力で電気代タダ。ゲノム編集で肉を細胞や分子から作る、増産はアップデート、合成生物学で服やプラスチック。家もロボが作り3Dプリンタで義歯。

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    2026年03月01日
  • 反転領域

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    ネタバレ

    まず表紙と表題に惹かれた。
    しかも19世紀、小型帆船、フィヨルド、大建築物、、


    ・サイラスがラモスたちが無事に帰還できたかを知る術はなくてただ信じるしかないという部分。直前までデュパンを死なせる選択肢をとったことを非人道的と非難されるくだりがあってからのこれ。じんわりくる。
    ・デュパンを看取る。サイラス、システムとしてではなくあくまで外科医としての意思を持った人として、寄り添う姿。
    ・サイラスとエイダが、残された時間を永久化して、2人の楽園で過ごすような展開。良き。

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    2026年02月10日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    ヒューゴー賞シリーズ部門受賞、シリーズ累計10冠のシリーズ!いわゆる警備ロボットの視点で語られる口調は、独特のものがあり、おもしろかったです。最初はフィードとかホッパー、ハビタットにキュービクル、インターフェース、統制モジュールと、いろんな訳のわからない用語が大量に出てきて、何のことかわかりませんでしたが、進むにつれて文脈から徐々に理解が及んで来ました。この辺りは、説明がほしかったかな。そして慣れてくると、ボットが人間を俯瞰的に見ている様子、これが意外におもしろい。とりあえず引き続き下巻へ!

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    2026年02月10日