チェン・チウファン(陳楸帆)の作品一覧 「チェン・チウファン(陳楸帆)」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 2022/12/08更新 AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> チェン・チウファン(陳楸帆)の作品をすべて見る
ユーザーレビュー AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 カイフー・リー(李開復) / チェン・チウファン(陳楸帆) / 中原尚哉 ものすごいツボに入った。 2041年に起こりうるAIによる変化が起きた世界を物語として提示しつつ、その技術的な説明もセットで掲載。 物語がどれもすごく興味深く、それだけで読んでいてすっごく楽しい。説明もわかりやすい。 リスクはあるとは思いつつも、早くこんな未来が来て欲しい。 Posted by ブクログ AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 カイフー・リー(李開復) / チェン・チウファン(陳楸帆) / 中原尚哉 SFとしても、その解説としても素晴らしい。 何よりAIと人間の共存に向けての希望と示唆に満ちている。 Posted by ブクログ AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 カイフー・リー(李開復) / チェン・チウファン(陳楸帆) / 中原尚哉 その本を選んだ理由 2023年の年間ベストブックで選ばれていたのと、ラジオ番組「bibliotheca」で山口周と長濱ねるがとりあげていたこと。そして、現在の日本のIT技術が20年前から進歩していない、行き止まり感。世界から置いて行かれている感じ。この現状をブレイクスルーするためのヒントになるのでは...続きを読むないかと考えたこと。 筆者の紹介 台湾生まれのアメリカ人計算機科学者、起業家、投資家、ライターである。彼は現在、中国の北京を拠点としている。 最も印象に残ったシーン・一押しポイント 今作は10本の短編を収録している。そのどれもが現実に起こりうるAIによる近未来の話である。Googleに所属していた作家陣による内容で、非現実的なSFにならないように現実的な内容のSFなので、現実にそのようになるのだろうと思う。 「恋占い」 AIによる管理社会。保険金を下げるために付き合う人間などAIが人間に指令をだす 「仮面の神」 アフリカンビートのフェラクティになりすます話。ディープフェイク。 「金雀と銀雀」 全く同じ遺伝子を持つ一卵性の双子でもAI教育で全く違う人間になる 「コンタクトレスラブ」 メタヴァースから出られない話 「アイドル召喚!」 日本人、まじでイカれているな。って世界で笑われている。 「ゴーストドライバー」 AIを腕効きのドライバーが遠隔操作している。 「人類殺戮計画」 大昔のSFが好きな展開っぽいけど違う。 「大転職時代」 AIによって人間の職が奪われた世界 「幸福島」 AIが人間の幸福を定義する社会 「豊穣の夢」 階級によって通貨が異なる世界。 確かに現在の技術がこのまま発展していったらそうなるだろうって思う内容ばかりでリアルだった。 日本が面白民族になっているのリアルだった。勤勉で働き者、金持ちって思われていたのは遠い昔で今の世界で日本は「少年少女のアイドルを偶像崇拝する変態民族、しかも安い国」になってた。正解です。悲しいけど日本人って、能無しなのよね。ただ、日本が建国されて以来ずっと能無しなので、1980年代は優秀だったなんて勘違いしないでよね! とにかく現在技術の引き伸ばしをしたら、国より先に日本国民が死に絶えてしまう。時代に食らいついていかないといけない。 今後の自分の行動や考え方の変化 このまま人工知能に向き合わずに生きていたら、冗談抜きで仕事を失うと思う。20年後に今の日本の仕事の半分以上がなくなっていても驚かない。ただ、実は誰でもできる仕事の方がAIには難しく、上層の仕事の方がAIに奪われやすい。日本の社会構造がそれを許すとは思えないし、許さない場合、やはりグローバルな舞台から日本は姿を消すのだろう。この国に付き合う必要はない。AIを学び、AIに使われる人間でなくAIを使う側の人間になるしかない。 Posted by ブクログ AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 カイフー・リー(李開復) / チェン・チウファン(陳楸帆) / 中原尚哉 AIの進歩に関する10の短編とそれに使われている技術説明の部分の抱き合わせ。 どのお話もとても面白かったですが、個人的には「コンタクトレス・ラブ」「アイドル召喚!」「幸福島」あたりが興味深かった。 「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」 とは有名な言葉ですが、この中で使われている技術は時に...続きを読む魔法のようです。 AIはある種人間を超える力で、新しい世界を切り開いてくれます。 もしかしたら労働という概念もなくなるかもしれない。 その中で人はどのように自己実現していくのか。 それを問いかける話でもあります。 技術説明部分もとても丁寧で、勉強になりました。 Posted by ブクログ AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 カイフー・リー(李開復) / チェン・チウファン(陳楸帆) / 中原尚哉 仮想現実、拡張現実、複合現実など新たな技術の最大の課題は想像力、コンテンツ制作だ。AI による仕事は今後あらゆる面での雇用問題が噴出する。人間の仕事の40%が2033年までに代替可能となり「大転職時代」になると予測している。 AIの苦手分野とは3つ、創造性、共感、それに器用さである。そんな中で有望な...続きを読む職業とは。認知系職業:ソーシャルワーカー、キャリアカウンセラー、芸能人、エキスパート。身体的職業:介護士、スタイリスト、理学療法士、トレーナー 量子コンピュータ(ビットではなく、素粒子を使う量子ビットにより格段に性能拡大と開発スピードの短縮で、費用も安くできる、と言う。だが、些細な振動、電気干渉、温度変化に弱く、自律性が今後の課題となる。それは自律兵器など人類の存亡をかける「悪」の世界が量子コンピュータにより凌駕することは間違いないがその時代に人間は如何なる対応が出来るだろうか。更に、2041年には、非物質化が旺盛となる。それは物理的製品はソフトウェアに吸収され無料化に近づくと言うことだが、製薬、遺伝子治療などはコストは下がるが生物体として残り、食品産業も動物などの肉等合成食品などで電気、水、肥料等だけで食材革命が起こる、と言う。「豊饒時代」は人々に仕事が無く、金融崩壊から貨幣も通用しない世界が来る、というが量子コンピュータ:自律ロボット等が想像を絶する世界を作ることは間違いない。 Posted by ブクログ チェン・チウファン(陳楸帆)のレビューをもっと見る