反転領域

反転領域

時は19世紀。イギリス人外科医師サイラス・コードが乗船する小型帆船デメテル号は、ノルウェー沿岸の極地探検にむかっていた。北緯68度線付近にある目的地のフィヨルドには、古代に建造されたとおぼしき未知の大建築物が存在するのだという。さまざまな苦難を経て、ようやく現地に到達したサイラスたち探検隊一行は、先着したライバル船のたどった運命を知る。そして目的の建築物を発見したとき、予想もしなかった事態が起こる……星雲賞作家が放つ、読者の予測を鮮やかに反転させる、超絶展開の傑作SF! ローカス賞、ドラゴン賞候補作。/解説=渡邊利道

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ★5 ラストの感動は理屈じゃない! 海洋冒険小説と思いきや想像のナナメ上を行く衝撃SF #反転領域

    ■あらすじ
    小型帆船の船医であるサイラスが乗船するデメテル号は、ノルウェーの沿岸部を航行していた。彼は航海に疲労しながらも、船員たちの怪我を治癒していた。さらに彼は趣味で小説を書き、娯楽のない船員た

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    SFは事前になんの情報もなく読むことにしている(うっかり情報が入る場合もあるけれど)。
    この思弁的ともいえるSFは実に読みごたえがあった。
    読み手は深くこの世界に入り込める。
    ネタばれはしないが、SF好きなら読む価値は満点。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    いやあ、面白かった!
    読後しばらくは世界観が頭から離れず、ぼうっとしてしまいました。
    まったくもって、SF作家の発想力ってやつはどうなってるんだか…

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

     何をどう書いたらいいのかさえも困ってしまうのですが、〈不条理〉な世界に踏み込んだ先で、どこまで連れて行かれるのか分からない、そんな安心のできない物語が好きなひとにおすすめの作品です。

     存在さえも曖昧な石造りの大建築物を探すためにノルウェー沿岸を北上するデメテル号に乗船しているサイラス・コードは

    0
    2025年07月16日

    Posted by ブクログ

    サイラス・コードが船医を務める小型帆船デメテル号は、探検団や船員たちを乗せノルウェー沿岸地域にあると噂される古代の大建築物の捜索へと向かっていた。
    そして噂されるフィヨルドの隙間にある道を見つけたことで大建築物へ向かうことに成功するが……。
    というお話。

    本作はほとんど情報を入れずに読み始めた。何

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    帯の惹句に偽りはなかった。
    19世紀の帆船を舞台に展開する物語は当初、海洋冒険小説のように思える。が、ある時点で“反転”し、別の時代、別の動力を持った船が舞台となる。舞台は変わっても、登場人物もその役回りも変わらないのがミソ。
    毎度おなじみ“ループもの”の変種と理解して読み進めたが、それにしては疑問

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    正直に言うと前半は、同じようなことを繰り返すばかりで少し退屈した。
    後半に入るとセリフなどから設定が見えてきた。
    そうだろうな、と分かっていても、読み終えれば清々しい気持ちになった。
    AIがみる夢。だれ目線の話なのかが鍵だった。

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    とちゅうで二度ほど声が出たw

    いやー、なんも書けない。

    かなりふうがわりな物語ではあるけど、最後に投げかけられた問いがまだ頭のなかをめぐっているので、それだけ力のある作品だということなんだろう。

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

     時代は19世紀ごろか。外科医のサイラスが乗り込む帆船デメテル号は、ノルウェー沿岸を航行していた。目的地は、フィヨルドの奥にあるという未知の「大建造物」。どうやら古代に建築されたらしい。 

     そして、その「大建築物」を発見したのもののデメテル号は大破し、サイラスはマストの下敷きになり死亡するが…

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    医師サイラスコードの乗船するデメテル号はノルウェー極地にある未知の大建築物を目指し航行して行く。
    未知なる場所へと探検していくsf小説としては有りがちな設定なのだが、読み進めていくと要所要所に違和感というか、ノイズ的なぎこちなさを感じていく。
    登場人物間の関係性だったり、サイラスのなんともいえない精

    0
    2025年07月31日

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