中原尚哉のレビュー一覧

  • ネクサス(上)

    Posted by ブクログ

    いきなり、冒頭20ページからハイテンションでスタート。さあ、どうすると思いきや、映画M:iシリーズのノリ(ちょっと違うか?)で、最後まで駆け抜けて上巻終了となりました。アメリカ風のノリですが、面白いです。下巻の展開に期待します。上下揃えてから読んだ方がいいですね。

    0
    2025年01月30日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    AI関連は法整備が追いついていない。倫理的な懸念も大きい。技術の解説と、SF短編とが交互に収録されていて、楽しみながら近未来を想像できる。

    0
    2025年01月19日
  • 妄想感染体 上

    Posted by ブクログ

    未来を舞台にしたディストピア小説。人類は遠宇宙まで進出し、コロニーを形成して大繁栄している。ところが、謎の病原体に感染し、ある集団は自発的な呼吸を忘れ、別の集団は人肉食も辞さない飢餓感に襲われ共食いを始める。そのほか、ありもしない虫を探してそこらじゅう(自分の体内も)探し回ったり、光を極端に避けて生きるようになったりする。この症状は人間だけでなく、AIも感染する。原因は病原体ではなく「アイディア」、人間もコンピューターも感染するコンピューターウィルスのようなもの。このアイディアの発生源である惑星に着陸しようとする主人公たちと、それを阻止しようとする「発生源」の戦いが繰り広げられる。ホラーチック

    0
    2025年01月04日
  • 失われた世界

    Posted by ブクログ

    小学生の頃に読んで挿絵のカッコ良さやチャレンジャー教授たちの口調・行動にとてもワクワクしていた
    ちびっ子大好きの大冒険や異常な地形、そこに住む異形の者共といった要素が満載で子供はもちろん大人が読んでも作品の精緻さと魅力が伝わってくる
    シャーロック・ホームズシリーズで有名なコナン・ドイルが描いたSF作品をとくとご覧あれ

    0
    2025年01月02日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    原書が2021年に出版されてから(日本語訳は2022年)、既に3年経過していますが、AIの世界で3年というのは、どういう“長さ”なんでしょうかね。3年前は、もう、石器時代位になってしまっているんでしょうかね?

    現実には、2021年当時と2024年の今で、それほど違いが無いように思えます。そう言う意味で、この本で描かれている2041年についても「あぁ、20年後は、こうなっていそうだな」という感覚に、それほど違和感はありません。

    でも、その感覚が通用するのも、あとどのくらい残っているでしょうかね。その意味では、なるはやでこの本は読んだ方が良いかも。

    0
    2024年12月28日
  • 最後の宇宙飛行士

    Posted by ブクログ

    SF作品として久し振りに大ヒットいやホームランだ。
    不思議な天体に探索に行った一向に、次々と襲い掛かる事件。奇想天外な天体の正体と目的。
    そして、感動的なエンディング。素晴らしい作品だ。
    天体の正体は途中で推測が着くが、もう一捻り有るのは分からなかった。
    そして主人公の宇宙飛行士の挫折から再生の物語でも有る。
    一つ難点は、天体に関する説明の記述が僕にはイメージしずらく、ちょっと分かりにくかった。
    でも、一気読み必至だ。

    0
    2024年12月27日
  • システム・クラッシュ

    Posted by ブクログ

    今年の3月に「ネットワーク・エフェクト」を読んでいたところ、本書が「ネットワーク・エフェクト」の続編だということで、積ん読中の「逃亡テレメトリー」に先立って本書を読むことにしました。
    本書でもマーダーボットは満身創痍になりますが、「ネットワーク・エフェクト」の方がピンチだったような記憶。
    解説によれば、まだシリーズは続くとのことで、マーダーボットの過去が明かされるのを楽しみに待ちたいと思います。
    思わぬ立ち位置に立たされることになったレオニード氏の活躍が今後もあるのかどうかも、ちょっぴり楽しみにしています。

    0
    2024年11月09日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

    Posted by ブクログ

    ただのボットなのでと言いつつめちゃくちゃ人間らしいボットが可愛すぎる。愛おしさしか無い...!
    下巻も期待。

    1
    2024年10月17日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    ナイジェリア、韓国、カタール、オーストラリアなど、様々な国が舞台になっていて、興味深い。将来、技術が発展し遠い国がそうではなく感じられるようになりそうだ。また、日本はここで描かれる人工知能があふれた世界にちゃんとついていけるのか。先進国は逆転しているかもしれない。

    未来8 AIに置き換えられる仕事というのはよく言われるが、逆にAIがそれら(配管工や保険の審査など)の仕事を奪っていく代わりに、今までボランティアだった里親や相談員といった係が給料の発生する仕事になっていくというのは面白かった。

    未来10 あらゆる生産におけるコストが低下していき無償でいろいろなものが手に入るようになっていく過程

    0
    2024年10月16日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

    Posted by ブクログ

    すっかりはまりました! 今までの素晴らしいロボットたち、 アシモフ氏のしゃべらないけど少女を守る”ロビィ”。 イシグロ氏による 必死に美しく生きる”クララ”。 そして今回現れた、強く・賢く・なによりキレるAIロボット 名前はなんと”弊機”! 思考が早すぎてついていけない‼︎ (本なのに⁉︎)

    0
    2024年06月23日
  • ネットワーク・エフェクト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大ボリュームで、マーダーボット・ダイアリーの世界にどっぷりと浸かれる一冊。
    マーダーボット自体、天の邪鬼なところがありますが、ほかの機械知性も一筋縄ではいかないといいますか、あえて外したようなリアクションをしてくるのが楽しいです。
    今回も絶体絶命のピンチを迎えるマーダーボット。
    分身の術(?)で死地を切り抜けます。
    また、その過程で、別の警備ユニットが自我に目覚め、「自分がしたいこと」を主張するシーンには感動しました。
    今年は、「逃亡テレメトリー」の続編も出版されるようで、このシリーズもしばらく楽しめそうです。

    0
    2024年03月08日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    ものすごいツボに入った。
    2041年に起こりうるAIによる変化が起きた世界を物語として提示しつつ、その技術的な説明もセットで掲載。
    物語がどれもすごく興味深く、それだけで読んでいてすっごく楽しい。説明もわかりやすい。
    リスクはあるとは思いつつも、早くこんな未来が来て欲しい。

    0
    2024年02月24日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

    Posted by ブクログ

    戦闘警備ボットめちゃくちゃ強そうでかっこいい。また別の戦闘警備ボット出てきて主人公と関わってほしい。

    0
    2024年02月13日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

    Posted by ブクログ

    チート過ぎん?と感じつつマーダーボットのキャラがかわいいし面白いので楽しく読めた。調査船頼りになりすぎる。安倍吉俊さんの表紙絵も素敵ですね

    1
    2024年02月12日
  • 失われた世界

    Posted by ブクログ

    シャーロック・ホームズの著作で有名な著者の「ロスト・ワールド」もの。冒険に至るまでに全体の1/3もページ数を割いており、はじめは少し焦ったく感じます。その分、冒険に参加する四人の性格が丁寧に書かれているので、物語が進むほどにキャラの発言や行動が際立っていき、気が付けば夢中になって読んでいました。

    内容としては、恐竜以外の展開が多かった気がするので、もう少し恐竜の話しが充実していたらなという思いは残りました。しかし、恐竜の生息域にいた猿人の存在とその終局を思う時、現代にホモ属がホモ・サピエンスしか残っていない理由を垣間見た気がして興味深かったです。

    ところで、意外に思ったのが「地図上に大きな

    0
    2024年01月01日
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選

    Posted by ブクログ

    ビデオゲームをテーマにした、現代SFを牽引する豪華執筆陣によるオリジナルSFアンソロジー。全12編を収録。

    「リスポーン」「救助よろ」「1アップ」「NPC」「猫の王権」「神モード」「リコイル!」「サバイバルホラー」「キャラクター選択」「ツウォリア」「アンダのゲーム」「時計仕掛けの兵隊」を収録。

    創元文庫がときどき出すSF系アンソロジー。本書は『スタートボタンを押してください (ゲームSF傑作選) 』というタイトルである。これを見て手に取った人なら、間違いなく楽しめる傑作ぞろい。書いているのはもちろんSFで著名な作者ばかりだ(……といっても自分は3人くらいしか知らなかったのだが^^;)。

    0
    2023年12月17日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    SFとしても、その解説としても素晴らしい。
    何よりAIと人間の共存に向けての希望と示唆に満ちている。

    0
    2023年11月05日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    その本を選んだ理由
    2023年の年間ベストブックで選ばれていたのと、ラジオ番組「bibliotheca」で山口周と長濱ねるがとりあげていたこと。そして、現在の日本のIT技術が20年前から進歩していない、行き止まり感。世界から置いて行かれている感じ。この現状をブレイクスルーするためのヒントになるのではないかと考えたこと。
    筆者の紹介
    台湾生まれのアメリカ人計算機科学者、起業家、投資家、ライターである。彼は現在、中国の北京を拠点としている。
    最も印象に残ったシーン・一押しポイント
    今作は10本の短編を収録している。そのどれもが現実に起こりうるAIによる近未来の話である。Googleに所属していた作

    0
    2023年10月21日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    AIの進歩に関する10の短編とそれに使われている技術説明の部分の抱き合わせ。
    どのお話もとても面白かったですが、個人的には「コンタクトレス・ラブ」「アイドル召喚!」「幸福島」あたりが興味深かった。

    「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」

    とは有名な言葉ですが、この中で使われている技術は時に魔法のようです。
    AIはある種人間を超える力で、新しい世界を切り開いてくれます。
    もしかしたら労働という概念もなくなるかもしれない。
    その中で人はどのように自己実現していくのか。
    それを問いかける話でもあります。

    技術説明部分もとても丁寧で、勉強になりました。

    0
    2023年09月05日
  • AI 2041 人工知能が変える20年後の未来

    Posted by ブクログ

    仮想現実、拡張現実、複合現実など新たな技術の最大の課題は想像力、コンテンツ制作だ。AI による仕事は今後あらゆる面での雇用問題が噴出する。人間の仕事の40%が2033年までに代替可能となり「大転職時代」になると予測している。
    AIの苦手分野とは3つ、創造性、共感、それに器用さである。そんな中で有望な職業とは。認知系職業:ソーシャルワーカー、キャリアカウンセラー、芸能人、エキスパート。身体的職業:介護士、スタイリスト、理学療法士、トレーナー

    量子コンピュータ(ビットではなく、素粒子を使う量子ビットにより格段に性能拡大と開発スピードの短縮で、費用も安くできる、と言う。だが、些細な振動、電気干渉、

    0
    2023年08月14日