中原尚哉のレビュー一覧
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ネタバレ弊機のご帰還というだけで星5確定。
弊機視点で物語を見てるから、人間が警備ユニットだとわかった途端に襲ってくるところとか怒りが湧くが向こうからしたら相当な恐怖なのか。
それにしても弊機が周囲の信頼を得るためには一人ひとりが窮地に陥ったところを救わなければ無理なんじゃという感じ。無茶言うな。
ジョリーベイビーに苛つくところも良かった。
プリザベーションの善性が羨ましい。
ご飯と医療が保証されてて通り魔という言葉がわからないなんて楽園だな〜。
この本を読んだ上で改めてネットワークエフェクトの序盤を読み返すと見方が少し変わりそう。
SFの知識がないので想像できない所も正直あって、ラノベばりにイラスト -
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ネタバレ相変わらず可愛かった、弊機。そして面白かった!
タイトルの「テレメトリー」の意味が良くわからず、解説を読んでもあんまりピンと来ず。バリンの暗喩と思うと、ミステリ的タイトルでしっくりくるかも。
警備ユニットが能力を活かして殺人事件の捜査をするっていうのもミステリファン的に楽しかったけど、謎解き要素はそこまででもなく。警備ユニットをその過去故に警戒して忌まわしく思っていた人間が、物語を通じて少しずつ警備ユニットを理解し、最後に打ち解けて終わるっていうこの物語の流れが好きだな。お約束的かもしれないけど。弊機に対して保護者のような視点になってしまうから、ああよかったね、本人(本機?)はそこまでうれし -
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最強AI船のARTに危機、マーダーポットが絶体絶命!
スリル満点の「吉本新喜劇」的宇宙大活劇
抜群だった前作……。
まるでゲーム「メタルギア・ソリッド」のような潜入に、ひとりで「アヴェンジャーズ」のような処理能力と戦闘能力を発揮する爽快感は、やや減少してしまった。
また、ブリザベーションとの関係が深まっていて、前作に漂っていた「孤独感」もなくなったうえに、少し「友情もの」の匂いがしてしまうので、好き嫌いがある。
でも、面白い。
相変わらずの「弊機」と、輪をかけて偏屈な「ATR」との掛け合いは息の合った上方漫才のよう。
放置され、ただ立ち止まっていた警備ポットに「弊機」が「なにをしたい?」 -
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ネタバレマーダーボットダイアリーからしばらく後の時間軸。長編なので読み応えがあった。前作が連続ドラマなら、こちらは映画って感じかな。
初っ端は惑星調査の話で始まり、スター・トレックっぽさが私は好き。弊機さんはプリザベーションの人たちの中で警備ユニットとしての居場所を得たみたい。良かったなぁーと思いながら読んでいるうちに、ピンチと危険とナゾがどっと押し寄せ、先が読めない展開になってきてワクワクした。情緒不安定になる弊機や、頑固で人間臭い弊機や、人間に嘆息しながらも全力で助ける弊機がたくさん見られて良い! 機械たちの存在や描かれ方に読み応えを感じるけど、人間たちも魅力的。やっぱりスター・トレック感があるな -
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「エンダーのゲーム」続編にして、前作同様ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作品。今作はミステリー色が強く、上巻が出題編とすれば、下巻は解答編。エンダーが行う『代弁』はまさに犯人を暴く名探偵さながら。真実を知って愛と赦しを抱けるか。魂の救済をめぐる人間模様に引き込まれる。
後半のピギー族との交渉は、言語やメンタリティの壁で四苦八苦する、ファーストコンタクトものの緊迫感がある。また生態学SF、時間遡行SFとしても面白い。
全体的に宗教や倫理にからむ要素が強く、かなり考えさせられた。作者がモルモン教信者ということで、ちょっと興味もわいたし。斉藤由貴……。 -
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「エンダーのゲーム」続編。前作はバトル・アクションの側面が強かったが、本作では様々なジャンルを包括した緻密な構成のストーリーが魅力的だ。3000年を旅したエンダーは、伝説の存在が最強の力を備えて宇宙人の秘密を抱え、正体を隠して一般人の中で縦横無尽に活躍するという、なろう小説の主人公感がハンパない。しかしそこに説得力をもたせることに成功しているのが見事で、天才を書くのはやはり天才なのかと作者の力量に感服。ルシタニア星とピギー族をめぐる謎、リベイラ家の秘密などが強く興味を引き、精密なSF設定とミステリーのブレンドが最高に面白い。心理学や宗教性などの要素も色濃く、泣けるシーンも多い。小説としては「エ
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J・J・アダムズ / アレステア・レナルズ / ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン / ロイス・マクマスター・ビジョルド / ケヴィン・J・アンダースン / ダグ・ビースン / G・R・R・マーティン / ジョージ・ガスリッジ / ユーン・ハ・リー / ロバート・シルヴァーバーグ / アン・マキャフリー / メアリー・ローゼンブラム / ロバート・J・ソウヤー / オースン・スコット・カード / ジェレミア・トルバート / アレン・スティール / トレント・ハーゲンレイダー / ジェイムズ・アラン・ガードナー / キャサリン・M・ヴァレンテ / 赤尾秀子 / 小木曽絢子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 小路真木子 / 中原尚哉4.2 (5)
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パワードスーツ、強化服といえば、真先にハインラインの「宇宙の戦士」が思い浮かぶ。#日本SF読者クラブ
そのパワードスーツが登場する作品を集めた短編集。表題作は「宇宙の戦士」の流れを汲むミリタリーSFだが、ミリタリー色の強い作品ばかりではない。設定も未来や異星に限らず、19世紀のアメリカやスペイン内戦が舞台となっているものもある。テクノロジー的にも装甲や兵装の有無、AI、ハイテクから、内燃機関といったローテクまで様々あり。
その中でも、巻末に収められた「猫のパジャマ」は良い。巻頭の表題作との対比で、ほんのり感がたまらない。それから表題作は直訳すると、「地獄の半エーカー」となるが、和訳は -
ケン・リュウ / 桜坂洋 / アンディ ウィアー / デヴィッド・バー・カートリー / ホリー・ブラック / チャールズ・ユウ / チャーリー・ジェーン・アンダース / ダニエル・H・ウィルソン / ミッキー・ニールソン / ショーナン・マグワイア / ヒュー・ハウイー / コリイ・ドクトロウ / アーネスト・クライン / D・H・ウィルソン / J・J・アダムズ / 中原尚哉 / 古沢嘉通3.6 (31)
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ケン・リュウ / 桜坂洋 / アンディ ウィアー / デヴィッド・バー・カートリー / ホリー・ブラック / チャールズ・ユウ / チャーリー・ジェーン・アンダース / ダニエル・H・ウィルソン / ミッキー・ニールソン / ショーナン・マグワイア / ヒュー・ハウイー / コリイ・ドクトロウ / アーネスト・クライン / D・H・ウィルソン / J・J・アダムズ / 中原尚哉 / 古沢嘉通3.6 (31)
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ゲームをテーマにしたSF短篇アンソロジー。
ゲームを扱った作品と言っても様々なパターンがあり、ゲームをやることがストーリーの基軸となるもの、ゲームの中の世界が書かれたもの、ゲームのような展開があるもの、などなど。それぞれゲームに対するアプローチが違っており、こんな風に扱うこともできるのかと驚かされるアンソロジーでした。
死んだ時に近くの人間に乗り移ってしまう男、友が残したゲームには友の死の真相が隠されている、脳の障害による病気の治療に効果があるというシミュレーションゲーム、命を懸けたパズルゲームの行方、FPSゲームの私ならではのプレイ法、MMORPG内のミッションでリアルマネーが手に入る理由