ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下
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ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

六浦賀将軍は、先の大戦でアメリカが勝利した改変歴史世界を舞台とする違法ゲーム「USA」を開発し、アメリカ人抵抗組織がゲリラ戦に勝利する方法を示したという。石村は心ならずも、片腕にガンアームを装着することになった槻野とともに将軍を捜索するはめに。二人は優秀だが毒舌なメカ操縦者、久地樂の助けを得て、地下ゲーム競技会へ、荒廃した流刑島へ、そして石村の過去へと旅することになるが……。

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ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上
    770円 (税込)
    第二次大戦で日独の枢軸側が勝利し、アメリカ西海岸は日本の統治下にある世界。巨大ロボット兵器「メカ」が闊歩するこの日本合衆国で、帝国陸軍の検閲局勤務の石村大尉は特別高等警察の槻野課員の訪問をうける。槻野は石村のかつての上官、六浦賀将軍を捜していた。将軍は軍事ゲーム開発の第一人者だったが、アメリカ人抵抗組織に協力しているというのだ――21世紀版『高い城の男』と呼び声の高い話題沸騰の改変歴史SF。
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下
    770円 (税込)
    六浦賀将軍は、先の大戦でアメリカが勝利した改変歴史世界を舞台とする違法ゲーム「USA」を開発し、アメリカ人抵抗組織がゲリラ戦に勝利する方法を示したという。石村は心ならずも、片腕にガンアームを装着することになった槻野とともに将軍を捜索するはめに。二人は優秀だが毒舌なメカ操縦者、久地樂の助けを得て、地下ゲーム競技会へ、荒廃した流刑島へ、そして石村の過去へと旅することになるが……。

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ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりに一気読み。すごく面白かった。

    どこか本心を常に隠している電卓のプロフェッショナル、ベン。強い愛国心のあまりキレると自制心が効かない特高の昭子。2人の主人公それぞれに背負った秘密がわかったときの切なさ。

    歴史改変SFなんてジャンルには収めたくない、生き方や国、アイデンティティ、宗教、色んなことを考えさせてくれる小説だった。
    何より、日本に対する造詣の深さと、この「イフ」の世界観をここまでリアルに描ける筆力はすごいと思う。

    0
    2021年05月22日

    Posted by ブクログ

     陸軍検閲局大尉・石村紅功,通称ベンと特高課員・槻野昭子(作者的にはこっちが主人公らしい)は憲兵に追われる身となる。非合法ゲーム『USA』を制作し、アメリカ人レジスタンスの手助けをしているらしい六浦賀将軍の首級を挙げてこの窮地を脱することを目指す。向かう先はレジスタンスと激しい戦闘がなされ壊滅状態にあるサンディエゴ。
     片腕マシンガンガール、命がけのゲーム対戦、巨大ロボ「メカ」戦、キッチュな展開が実に大まじめに進むところがすごい。
     大日本帝国治下のアメリカはディストピアには違いなく、ところどころで滅びてしまったアメリカの「自由」の理念が語られるが、そのアメリカも日系人を強制収容所で人権蹂躙したことはプロローグで触れられているほか、理念と現実の解離はしっかり見定められている。他方、大日本帝国の掲げた理想にも言及され、USJの世界とUSAの世界は徹底して相対化されたある種の公平さに作者のアメリカのアジア人という位置をみる。
     作者もディックと自己の資質の違いに言及しているようだが、確とした価値観がいまだあるなかで現実の崩壊を描いたディックに対して、もはや1つの世界ではなくなってしまった現代におけるディック的世界を楽しむのもよかろう。

    0
    2016年11月29日

    Posted by ブクログ

    アメリカから見た戦時中の日本って、こういう怖さがあったのかと客観視できた気がします。
    日本が戦争に勝った世界線で、アメリカが勝利する設定のコンテンツがあるという設定が面白いです。

    0
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    "本の帯にもあるように、話の流れはフィリップ・K・ディックさんの「高い城の男」を思い出さずにはいられない。どちらも、第二次世界大戦で枢軸国(日独伊)が勝った世界に住む人の物語だ。どちらも、あまり自由はなく統制された社会を描いている。その世界の中で、高い城の男では、もしも連合国が勝ったであればという内容の発禁本が登場する。
    本作品では、USJという日本がアメリカを統治した国が舞台で、USAというゲームが登場する。もしも、アメリカ合衆国が戦争に勝っていたらというゲームが。
    本書のユニークなところは、USJでは巨大なロボットが戦う道具として存在しており、その戦闘シーンも見せ場のひとつになっている。
    上巻は退屈したが、下巻は楽しめた。"

    0
    2018年11月24日

    Posted by ブクログ

    エグイ話にえげつない話の連続(ほめ言葉)

    一度決定すると引き返しができないという本質を、露骨に描いていて、ただのオマージュでは終わらない内容。

    0
    2017年04月04日

    Posted by ブクログ

    下巻もメカの戦闘シーンは少なめ。パシフィックリムを観た時のようなテンションにはたどり着けなかった。
    ただ、ストーリー自体は思っていたよりも楽しめた。なかなか深い結末だ。日本人が同じ設定で小説を書いたら全然違う現状を描いていた気がする。
    オマージュとも言われたディックの『高い城の男』を未読だったので、俄然興味が出てきた。

    0
    2017年01月04日

    Posted by ブクログ

    「もし第二次世界大戦でアメリカではなく日本が勝っていたら」を前提に大日本帝国が戦後を支配していく中での話ですが、発想力やストーリーは面白かったです。
    仮に日本の飛行機やロボット技術が敗戦によりアメリカに制御される事なく開発が進んでいれば、今の技術の先をいっているとは思いますが、さすがに1980年代にガンダムのようなロボットが走り回っているとは思えなくて、少し現実から飛躍しすぎているかなと思ってしまいました。

    0
    2025年12月25日

    Posted by ブクログ

    複数巻を並行に読むシリーズ。

    六浦賀を捕まえることを決心したベンこと紅功と昭子。しかし、ジョージ・ワシントン団の拷問で腕を失った昭子は、失った腕にレーザーガンを着けることを望む。また、六浦賀の待つサンディエゴには武装アーマーでしかたどり着けないことから、サンタカタリナ島経由で行きたいのだが、そのためには負けると殺されるゲーム大会で優勝するしかなかった…。

    つらつらとあらすじは書いているものの、ほとんど忘れていたので、わからないまま読み進めていた。しかもほとんど説明なく会話で進むことから、なかなか状況が把握できない。

    ロボットもののドライでクールな作品ではなく、血しぶきどろどろ、『北斗の拳』よろしく無法地帯で人が死にまくる設定なので、読む人を選ぶ作風である。読みやすいが、かなり疲れる。うーむ。まだ2作買ってあるんだよなあ、トライアス。

    あとがきに、やはりのディック『高い城の男』の話、日本のアニメなどの影響について書かれていて、ずるいなあ、こんなの好感持つしかないやんという状況だが、漫画的に度の人を中心に読めばいいのかわからないことや、勢いだけで先走って主語が2つある文章など、お世辞にも読みやすい良作とはいい難い部分もある。

    ただ、書きたかったことはよく分かる作品ではあったな。

    0
    2023年03月02日

    Posted by ブクログ

    ディックの高い城の男の設定を受け継ぎつつ、サイバーパンク的要素をふんだんに盛り込んでいる。ディックなどの古典SFに大いに影響されたであろう、日本のSFの世界観の中でも特にロボ(エヴァやメタルギアなど)が再帰的に古典SFの中に取り込まれて出来た作品という感じがした。

    0
    2021年01月09日

    Posted by ブクログ

    下巻に入ると情報が整理され、物語の方向性が明確になって、かなり読みやすくはなった。でもそれは単調な一本道と同義であり、相変わらず深みはない。外国人の目から見た日本人や日本文化に出会うたび感じる、一種の気恥ずかしさや違和感がずっとあって、居心地の悪い読書だった。完全なエンタメに振ったほうがよかったのではなかろうか?

    0
    2020年04月29日

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