【感想・ネタバレ】死者の代弁者〔新訳版〕(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

しだいに謎が解けていき驚きの連続。異生物ピギー族との交流も目新しさの連続で面白い。さすがSFの大傑作!
代弁のシーンはすごく惹きつけられたし感動した。

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2022年01月30日

Posted by ブクログ

「エンダーのゲーム」続編にして、前作同様ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作品。今作はミステリー色が強く、上巻が出題編とすれば、下巻は解答編。エンダーが行う『代弁』はまさに犯人を暴く名探偵さながら。真実を知って愛と赦しを抱けるか。魂の救済をめぐる人間模様に引き込まれる。
後半のピギー族との交渉は、言語やメンタリティの壁で四苦八苦する、ファーストコンタクトものの緊迫感がある。また生態学SF、時間遡行SFとしても面白い。
全体的に宗教や倫理にからむ要素が強く、かなり考えさせられた。作者がモルモン教信者ということで、ちょっと興味もわいたし。斉藤由貴……。

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2021年11月09日

Posted by ブクログ

やっぱり、面白かった。
『エンダーのゲーム』読み返したくなった。
買おうかな、このシリーズ。
エンダーが大人になって、なんだか凄い人になってる。
読み応えあったな。
異星人と人間がどのように共存していくのかドキドキしながら読んだ。

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2019年05月01日

Posted by ブクログ

これは心の救済の話。子供らしい幼少期を過ごせなかった人たちにとっては特別迫るものがあると思います。誰にもいいたくない!というのは誰もわかってくれるはずがないと思うからなんだよね。この人はわかってくれる!そんな人が突然現れたら…。本当に読んでよかった。

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2015年07月10日

Posted by ブクログ

ヒューゴー・ネビュラ ダブルクラウンのれっきとしたSFだが、推理小説っぽい雰囲気もある。ルシタニア星の謎、ピギーの謎を鮮やかに解いていく代弁者の活躍は、ある意味推理小説における探偵の謎解きを思わせる。

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2018年11月12日

Posted by ブクログ

SFである意味を見いだせない。これたぶんミステリか何かだし、1970年アメリカ片田舎での物語、とかで十分なのでは……

メインテーマはたぶん贖罪と救済とかその類いのやつで、ほとんど宗教的な強迫観念にかられた人間の、心の動きを描いている。
未だに宗教がひとの心の拠り所になっているという舞台設定がそもそも意味わからん。
なんでこいつらこんな禁欲的に生きてるんだ、その説明が「宗教」「宗教」「宗教」でしかないの、本当に読者を納得させられると思ってるのか。

「興奮するとスペイン語が出てしまう」とかいうよくわからん設定がありそういうシチュエーションが本当に頻繁に登場するが、
作者はスペイン語がめっちゃ好きかなんかなのだろうか。前作から3000年後という舞台設定で
スペイン語なんてものがそのまま残ってるの不自然でしかないし、SFっていうジャンルを名乗るのやめた方がずっとまともに読めたと思う。

たぶん、作者が本当に書きたかったのはこっちの話でもともとSFでも何でもなかったのだが、
「エンダー」が売れたから無理やり続編ってことにしたのだろうと邪推した。

あと、代弁を聞いた者がエンダーの頭の良さを理解できてしまうのが気持ち悪い。
作者は本当に頭のわるい人間というものと交わったことがないと見える。
バカはバカだからバカなので、他人の頭の良さに気づくことなんか一生無い。
あいかわらずなろう小説みたいなエンダーTUEEEE物語から抜け出せてない。

ミステリ的な部分にだけ的を絞ればそれなりに面白いのに、
SFとして紹介されているのでSFとして読まねばならず、それが悲しい作品。

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↑ここまでが中盤までの感想

で、問題の後半である。
畳み掛けが圧倒的だった。

相変わらずSFである必要性をそれほど感じはしないのだが、宗教がどうとかいうダルい部分がなくなり、かわりにヒューマンというたぶんエンダーより頭のいいキャラが大活躍する。
こいつがいいキャラすぎて、前半のつまらなさを一気に吹き飛ばしてしまった感がある。特に契約のくだりは圧巻であった。素晴らしい。
ものすごく好みの作品とはいえないが、間違いなく名作ではあると言わざるをえない。くやしいけど。くやしいけど。

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2017年10月16日

Posted by ブクログ

ミステリー部分が解き明かされていく感じが非常にたのしかった。
前作とは違った緊張感もあってこれも楽しかった。

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2018年11月25日

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