中原尚哉のレビュー一覧
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輪廻ものかねえ、と思って読んでたが、少々それとは違う方向へ話が進んだ。膝打って驚いた、というほどでもないが、面白く読んだ。
しかし結局何だったのというところが一切解決されてない。そこが全くの不満。
作品として切り取られた空間と時間にSF的な仕掛けがあって、それがちゃんとSF的に処理されていることがSF作品ではないと思うのだけど、何つか、そうなんだが、設定がちゃんと処理されてないというか。
そもそも何があってどうなったのかが、わからない。
結局、私小説的な自己紹介以外何も完結してないみたいな。
同人誌ならともかく、商業小説としてこれでいいの、と思う感じ。 -
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いや。
面白いねん。面白いのはわかってんねんけど。
サザエさんになってきた感じが。ペリーローダンというか。
「弊機」と「ART」の絡みが大好きなんでそこに不満はないのだが、この先どこへ持っていって、いつどうやって終わらせるのか。
そんなことが気になった。
釣りキチ三平でも、一平じいちゃん亡くなって終わった。
終わりどころを見失った昔の少年ジャンプの漫画は、沢山ある。
前日譚の概略はアニメのドラゴンボールの前半使った前回あらすじくらいにあるのだが、それでも記憶が欠けててよくわかんないところはあったし。
話的にはかなり地味だった気がした。
なんかちょっと変な心配ばかり先行。
いや、 -
ヴィナ・ジエミン・プラサド / ピーター・ワッツ / サード・Z・フセイン / ダリル・グレゴリイ / トチ・オニェブチ / ケン・リュウ / サラ・ピンスカー / ピーター・F・ハミルトン / ジョン・チュー / アレステア・レナルズ / リッチ・ラーソン / アナリーニューイッツ / イアン・R・マクラウド / ソフィア・サマター / スザンヌ・パーマー / ブルック・ボーランダー / ジョナサン・ストラーン / 市田泉 / 小野田和子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 中原尚哉 / 古沢嘉通 / 細美遙子3.7 (6)
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AIが普及した近未来にAIと人間の関係を考えさせる16編。海外の作家でケンリュウ以外知らない作家だが、面白かった作品も多い。日本のロボットはお友達SFに比べてダークなものが多かった。
エンドレス サード・Z・フセイン 個別のAIにも経済的な浮き沈みがある設定が楽しい
アイドル ケン・リュウ 自分とそっくりのAIをつくるということを三井住友中島社長は実現してる?
もっと大事なこと サラ・ピンスカ― AIによる殺人? よくある設定だが実際におこると怖い
人形芝居 アレステア・レナルズ 乗組員ほぼ全員死亡した宇宙船でAIが右往左往
翻訳者 アナリー・ニューイッツ AIの言葉を人間にわかるように翻訳 -
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シリーズ3巻。
面白いが、今回は「弊機」の謎の背景にはほとんど触れられない。あれで終了っちゅうことなのかな。キャラが安定した上での事件解決という、嫌なシリーズ展開の入口みたいな感想も持ったが、社会背景の描写巻と捉えていのだろうか。いい感じなんで読み続けたいが、展開の薄いシリーズが続くのは嫌いなんだ。
時代劇小説みたいな。
やっぱり訳者の文体の妙がきわめて効いてると思うんだけど、「弊機」の心のつぶやきがカッコ書きであって、そこだけがうざい。元々一人称文体なのだがそこで処理できるよなあと思うところが大半の気がする。前巻から気になっていたが、この本ではさらに一人ノリツッコミみたいな感じが目立って -
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記憶を消去された大量殺人については、前巻の説明で終わりなんかな。まだわからんけど。
言葉の使い方自分でもおかしいと思うが、なんか、日常系のまったりしたところも感じるのは、あくまでこのマーダーボットの語り口なんだろうと思う。
英語の原文見たって、ふた文字目から全く理解できない自信はあるが、訳者が上手いのか。ですますの敬体で書かれているのが、どこまでも薄皮被った距離感を生んでいる感じで面白い。
戦闘シーンの描写も上手いし、ボット同士のコミュニケーション、フツーにやってしますハッキングも良い。
そうした一つ一つの言葉について一切説明がない。
全くSFという物に触れたことのない人は、一瞥なく置き去 -
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10話からなる短編集
この中でより心に残っているは
パショ
イエローカードマン
そして表題作の
第六ポンプ
パショは
新しいものを取り入れて変わっていくことに抵抗感があり新しいものを取り入れない人の顛末
知識が持つ絶大な力
対立していて不穏な空気が漂う場面はあれど
ガツガツしている雰囲気は一切なく
穏やか過ぎていく日常を感じたお話
イエローカードマンは
これは個人的に凄いなと思ったのは
昔大繁盛をしていた商売をしていたのに理不尽にすべてを奪われた一人の老人が
身体の動きが鈍くなる中けがをしても仕事をもらおうとしている様が
なんだか他人事とは思えなかった
そして
第六ポンプ
やっぱり知識 -
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マーダー・ボット・シリーズ2。今作は長編。
切れ味は中編の方がするどいかな。なんだかウェットな感じが増してきたしネットワーク転送と意識の問題も突っ込んでほしかった。だんだんファンタジーによってきた感あるな。この後耐えられるか?
マーダー・ボットには性別はない。はずだけど、自分としてはどちらかといえば女性として捉えていることに気づく。何億年もの進化の結果としてできあがったものをひっくり返して自分は反応できるのだろうか?と、ふと思う。性差については個人ごとに感じる差はあるのだろうか?外見は男性だけど中身は女性というのは理解できる。しかし無性の存在はほんとうに理解できるのか?(漫画「シドニアの騎士