中原尚哉のレビュー一覧

  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下

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    これは、プロモーションによるミスリードだと思う。
    いい意味でも、悪い意味でも。
    しかし、それぐらい大声をあげて喧伝すべき小説だと思うのです。
    ニッポンオタクの韓国系アメリカ人でアメリカ在住の著者が、「日本が戦争に勝ち、以来アメリカは日本に支配されている」という世界を今、この時代に描いたという、その側面こそもっと、スキャンダラスに取り上げられてもいいはず。

    著者の出自や物語の舞台設定に垣間見える「無国籍感」こそが、この小説の最大の特徴だと思う。
    やはり翻訳小説には翻訳小説の文体というのがどうしても存在してしまって、日本文学のそれとは仕方なく乖離してしまうのだと私は思う。それは言葉を「置き換える

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    2016年11月11日
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上

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    個人的には、思ったほど「高い城の男」感はなかった。むしろ「一九八四年」っぽさの方があった気がする。
    あと、表紙から想像してしまうようなロボットバトル感はなかった。
    上巻ではまだ、ようやく物語が動き出したところ、といった感じ。しかしこの世界の奇妙さは十分に味わえた。下巻につづく。

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    2016年11月11日
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下

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    面白いような気がする、という状態が延々と続いて、ある瞬間にふっと終わってしまった。もう少し面白そうだと思ったんだけれど、面白いような気がする止まりだったのが残念。
    起伏を感じられなかった。
    161110

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    2016年11月11日
  • クリプトノミコン3 アレトゥサ

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    本書は四分冊の三冊目になる。長い物語なので、中弛みのようなものを感じてしまうのを否めないが、それでも第二次世界大戦と現代とがリンクしてきて、最終巻の大団円に向かう準備ができてきたように思える。また、現代のパートでは、ビットコインを予言するかのような電子通貨が登場する。作品が書かれた頃は、電子マネーはあったと思うけれど、政府が信用を担保しない電子マネーなんて、少なくとも一般的ではない。よくそんな時代に想像できたなと思う。暗号技術は電子マネーと関係が深いので、作者がよく調査した結果なのだろうな。脇のエピソードであるが、個人的に最も驚いた部分だ。

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    2016年11月08日
  • 神の水

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    アメリカの作家パオロ・バチガルピ、2015年発表の小説。アメリカ南西部の諸州が旱魃で危機的な状況に陥った近未来を舞台にしたSF作品。警世の書としてのリアリティはあるのですが、中身はハードボイルド調の極めて通俗的なエンターテインメント。面白いけれど、一寸物足りない、という感じです。

    水不足が深刻化し多くの難民が発生、河川の水利権を廻って各州の秘密組織が暗躍、州軍間の緊張も高まり内戦の一歩手前という状況にある近未来のアメリカ南西部が舞台。廃都と化しつつあるアリゾナ州の州都フェニックスでの不穏な動きの調査に赴いたラスベガスの秘密工作員、崩壊して行くフェニックスを執念で取材し続ける女性ジャーナリスト

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    2015年11月15日
  • 第六ポンプ

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    ネタバレ

    「ポケットの中の法」★★★
    「フルーテッド・ガールズ」★★★
    「砂と灰の人々」★★★
    「パショ」★
    「カロリーマン」★★★
    「タマリスク・ハンター」★★★
    「ポップ隊」★★★
    「イエローカードマン」★★
    「やわらかく」★★★
    「第六ポンプ」★★★★

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    2015年02月22日
  • 巨獣めざめる (下)

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    結局スペオペも昔ほど単純では小説にならないってことでしょうか。ああ、ややこしい・・・
    結局余り感情移入出来ませんでした。

    6部作の第1弾と云う話もあるようで、次は読むかどうか微妙・・・

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    2013年07月14日
  • 巨獣めざめる (上)

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    新聞の書評に久々の本格的なスペオペってあったので、かつてはバローズやスミス、ハミルトン、アシモフ、クラークなどスペオペに嵌まっていた私としては読むのは「今でしょう!」と読んでみる。

    昔好きだったものに比べるとやたら説明が多い感じ。2人の視点が交代で描かれてるのも、よりややこしくしている感じをうけた。
    なかなかこの世界に入り込めなかったけど、上巻の後半になってようやく全体像が見えてきて下巻に期待

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    2013年07月14日
  • クリプトノミコン4 データヘブン

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    第二次世界大戦中の暗号に隠された謎とは?
    海底ケーブルの事業で窮地に陥った暗号解読者の子孫たちが、その謎に挑む。
    大戦中と現代が、暗号(クリプト)によって絡み合う。

    題名の「暗号書(クリプトノミコン)」は、もちろん「ネクロノミコン」のもじり。
    いやー、毎度ながら、物語はブツ切れで終わってますな。

    あれですね、この人の小説は、読み終わってから、「あ〜おもしろかった」と思うものではないです。
    いろいろ考えながら読んでいく過程がおもしろい。
    筋道きっちり立てた小説が好き…というヒトには向かないかもしれんね。
    しかし、SF…というには、無理があるかも。かといって、どこのジャンルに入れるかと問われる

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    2009年10月04日
  • クリプトノミコン1 チューリング

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    第二次世界大戦中の暗号に隠された謎とは?
    海底ケーブルの事業で窮地に陥った暗号解読者の子孫たちが、その謎に挑む。
    大戦中と現代が、暗号(クリプト)によって絡み合う。


    題名の「暗号書(クリプトノミコン)」は、もちろん「ネクロノミコン」のもじり。
    いやー、毎度ながら、物語はブツ切れで終わってますな。

    あれですね、この人の小説は、読み終わってから、「あ〜おもしろかった」と思うものではないです。
    いろいろ考えながら読んでいく過程がおもしろい。
    筋道きっちり立てた小説が好き…というヒトには向かないかもしれんね。
    しかし、SF…というには、無理があるかも。かといって、どこのジャンルに入れるかと問われ

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    2009年10月04日
  • クリプトノミコン3 アレトゥサ

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    第二次世界大戦中の暗号に隠された謎とは?
    海底ケーブルの事業で窮地に陥った暗号解読者の子孫たちが、その謎に挑む。
    大戦中と現代が、暗号(クリプト)によって絡み合う。

    題名の「暗号書(クリプトノミコン)」は、もちろん「ネクロノミコン」のもじり。
    いやー、毎度ながら、物語はブツ切れで終わってますな。

    あれですね、この人の小説は、読み終わってから、「あ〜おもしろかった」と思うものではないです。
    いろいろ考えながら読んでいく過程がおもしろい。
    筋道きっちり立てた小説が好き…というヒトには向かないかもしれんね。
    しかし、SF…というには、無理があるかも。かといって、どこのジャンルに入れるかと問われる

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    2009年10月04日
  • クリプトノミコン2 エニグマ

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    第二次世界大戦中の暗号に隠された謎とは?
    海底ケーブルの事業で窮地に陥った暗号解読者の子孫たちが、その謎に挑む。
    大戦中と現代が、暗号(クリプト)によって絡み合う。

    題名の「暗号書(クリプトノミコン)」は、もちろん「ネクロノミコン」のもじり。
    いやー、毎度ながら、物語はブツ切れで終わってますな。

    あれですね、この人の小説は、読み終わってから、「あ〜おもしろかった」と思うものではないです。
    いろいろ考えながら読んでいく過程がおもしろい。
    筋道きっちり立てた小説が好き…というヒトには向かないかもしれんね。
    しかし、SF…というには、無理があるかも。かといって、どこのジャンルに入れるかと問われる

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    2009年10月04日