【感想・ネタバレ】メカ・サムライ・エンパイア 下のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前作よりメカの戦いが表に出てきた。続けて読むとむしろ前作は本作の舞台設定のために書かれてるような気がしてくる。いや「ユナイテッドステイツオブジャパン」も十分オモロいねんけど、あっちの方が何となくスピンオフっぽいというか、こっちの方が直球な印象。あと、意外と女性キャラ多いというか、いや、男性主人公のSFだからって女性が出て来ないことはないねんけど、これだけ多彩な女性キャラ出して来る(それが本線ではなく)SFって何か珍しい気がする。偏見のような気もするけど。

0
2018年09月22日

Posted by ブクログ

 敵がナチスなら軍国日本はまだましってことか、とくに皇国の正義のためにつくそうとする誠の目からすると、USJの体制がいかに抑圧的かはところどころに垣間見えるだけである。
 誠の同級生で優等生のお嬢様、しかしものすごく腕のいいパイロット橘範子が「ですわ」で喋り、誠と警備会社の厳しい訓練を耐え抜く烈女パイロット千衛子(苗字はないみたい)は男っぱくまくし立て、前作で登場した天才的女性パイロット久地樂(くじら)の息子・同名の久地樂は母と同様、のらくらと関西弁。見事にアニメ風の登場人物であるし、翻訳もその辺はあざとく訳している。ドイツからの交換留学生で誠が思いを寄せるグリゼルダがこの体制に疑問を差し挟ませる重要な役柄となるが、本作では皇国のため、ナチスのバイオメカをやっつけろという話で押していく。
 誠ら士官候補生は、ドイツから亡命したギュンター博士の指導の下、バイオメカに互する性能を持ったリバイアサン級メカの実験に参画するが、そこにナチスの攻撃が……という展開。続編の予告あり。前作同様、新ハヤカワSFシリーズ1巻本と、文庫上下との同時発売。

0
2018年07月30日

Posted by ブクログ

歴史改変SFの第2弾。前作よりももっとロボロボしてるので、爽快。
設定が同じだけなのであえて前作を読まなくても楽しめる。

0
2018年07月14日

Posted by ブクログ

前作は日独勝利下のアメリカ市民視点だったのが、その後に日本合衆国で育った若者達の生活が気色悪い…orz
戦時下にテクノロジーが異常に発達するのはよくある設定だが、読み慣れた荒巻や佐藤の架空戦記のエンタメ感と違うなぁー

0
2018年04月29日

Posted by ブクログ

日本が戦争に勝利した世界でゲーマーがメカのパイロットになっていくいわゆる王道っぽいお話。
前作はゲーム開発者が主人公で表紙のロボットほとんど出ないやんけとなっていたが、今作では出まくり。
やっぱりバイオメカは特撮怪獣がモデルなのかな。
外国から見た日本文化のイメージってこんな感じなのかも、というのを楽しめます。

0
2018年05月12日

「SF・ファンタジー」ランキング