司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 義経(上)

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    誤って下巻から読んだこの話し、義経の月末を見てから生い立ちを見る、まさにスターウォーズ的な読み方をしてしまったけど、それはそれで面白い。

    欲を言えば武蔵坊弁慶や那須与一、義経の逃避行のエピソードがもっと欲しかった。上下巻だけで物足りない。でもそれくらい面白かった。

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    2024年08月18日
  • 新選組血風録 新装版

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    維新動乱時であるため、由緒ある武士、武将ではなく、百姓、町人、貧乏している素浪人、身分の低い郷士などが、歴史の主役、檜舞台へと次々と登場してくる。まさに新撰組も、維新動乱時の象徴的、宿命的存在であった。
    本作は、新撰組の知られざる無名の平隊士から、近藤、土方、沖田らを、資料と独自の史観に基づき書き上げた15篇の短編集である。
    新撰組を描いた作品のなかでも、名作中の名作と言っで良いでしょう。

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    2024年08月18日
  • 竜馬がゆく(五)

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    この時代の小説の特徴なのか、司馬遼太郎のスタイルなのか、作中に余談が非常に多い。
    がしかし、この余談がまた面白い。作者自身が自ら取材して得た、登場人物や時代背景の情報を余すことなく説明してくれる。時には数ページに渡って。

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    2024年08月14日
  • 最後の将軍 徳川慶喜

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    読み終わったあと、今まで思ってた慶喜と違う慶喜が脳内に現れる。

    天才、全体を見れる。幕末論破王…?
    ただ、貴族的。
    あの時代、このような人が出たから、血が無駄に流れなかったのだなと。
    明治後の小話までおもろい。「憎し薩摩」は一生ものだったようだ。

    「百策をほどこし百論を論じても、時勢という魔物には勝てぬ」
    この慶喜のセリフが好き。

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    2024年08月12日
  • 国盗り物語(三)

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    お万阿と光秀の対面のシーンが今巻のハイライトだった。グッときた。
    その後は光秀と信長が世に名を轟かせる助走、溜めの物語といった印象。
    あと1巻、どうまとめてくれるのか楽しみ。

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    2024年08月11日
  • 義経(下)

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    痛恨のミスで、まさかの下巻から読んでしまった。

    元々義経は興味があったので、深く知れて良かったけど、頼朝と後鳥羽が大嫌いになった。当時の歴史観から致し方なしとも思いつつ、不愉快な奴らだ。

    これから上巻を読む憂よ…

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    2024年08月04日
  • 新装版 俄 浪華遊侠伝(下)

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    下巻は鳥羽伏見の戦いに巻き込まれた後、ご都合主義の一柳藩に放逐され、米相場を始める。

    その後、火消しや少年院、身体障害者の保護に取り組んだ。

    最後ら辺はやや尻すぼみ感があるが、自分の矜持を最後まで貫いた姿勢がカッコいい。

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    2024年08月01日
  • 竜馬がゆく(一)

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    坂本竜馬の江戸剣術修業時代を描く1巻。黒船来航があっても、まだ20歳そこそこの若者で何を成すべきか定まっていない頃。面白くなるのはこれからかな。

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    2024年07月30日
  • 義経(下)

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    さすがの司馬遼太郎。キャラが立っている。
    義経だけでなく、すでに死んでいる登場人物すら、キャラが立っている。
    義経は全然爽やかではないけど、一芸に秀でていて、それによって身を滅ぼす、という、すごいけどすごくないという感じが同情を誘うのかも。

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    2024年07月27日
  • 殉死

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    乃木希典・日露戦争で苦闘した司令官は輝ける英雄として称えられた。そして、明治帝の崩御に殉じて、その妻とともにみずからの命を断ったのはなぜか。

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    2024年07月23日
  • 坂の上の雲(一)

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    日本騎兵の父、秋山好古
    バルチック艦隊を破った参謀、秋山真之
    俳句の正岡子規
    維新で賊軍にまわった、伊予松山から同時期に出た3人の偉人の物語。

    日本が無理くり主要国に成り上がるパワー
    出自が賊軍だった為、ゼロから生み出すパワー
    元気の無い現代日本人必読の書と思う。

    男子は生涯一事を成せば足る

    なりふり構ってる場合じゃないね

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    2024年07月23日
  • 坂の上の雲(四)

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    まるまる日露戦争
    旅順攻撃とんでもない愚かさ
    著者の乃木・伊地知軍に対する辛辣な紹介に当初は過剰だと感じたけど、読み進めると著者が優しく思えるほど苛立ちを覚える
    何をしているんだよ全く
    技術や能力、数で圧倒的に劣っているにも関わらずスピリチュアル的な、スポ根的なノリで戦争に勝てるわけがない
    それ以外の海軍、陸軍はようやっとる
    記者に対する待遇で日本の株価が暴落し、戦費を稼ぎにくかった話とかロシアの名将クロパトキン1人の動揺によって勝ち戦も逃してしまったりするところがなかなか面白い。

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    2024年07月22日
  • 国盗り物語(一)

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    ダークヒーローのピカレスクロマンのようであり、チートキャラのなろう系のようでもあり、島耕作的な出世と女の物語のようでもあり。
    そして司馬先生この頃絶好調だったんじゃないかと思わせる筆の乗り方。最高のエンタメ小説!
    個人的には島耕作要素はもうちょっと少なめでいいけど、二巻でもまだ続くんだろうな…

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    2024年07月18日
  • 竜馬がゆく(七)

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    薩長同盟後、いよいよ大政奉還も見え始めるところ
    までが描かれる。全8巻ものの7巻目。

    亀山社中改め海援隊の、いろは丸を巡る事件。
    武市半平太を処した土佐藩(後藤象二郎)との対面。列島を駆ける中岡慎太郎と四賢候会議に、容堂公。
    そして、竜馬の集大成とも言える「船中八策」草案。

    一歩間違えると日本は異国と同様、植民地になりかねないという、緊張感高まる時勢の最中、これまで
    土佐藩に苦しめられた竜馬が、最後に土佐藩をもってして大政奉還を幕府に迫るというのが何とも。

    ここまで長かった物語も、気づけばあと1巻。
    つまりは暗殺まであと僅か。司馬遼太郎が描く、
    幕末の英傑の最後の勇姿、見届けたいと思いま

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    2024年07月15日
  • 坂の上の雲(八)

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    開国から30年あまりでロシアと戦わなければならなくなり死に物狂いで戦い綱渡りの様な状況とロシアの自滅
    もあり勝った。
    負けていたらと思うとおそロシア!

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    2024年07月12日
  • 新選組血風録 新装版

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    新選組の隊士の短編集
    メジャーな人から、そんなに有名ではない人まで色々
    掲載順がエピソードの時系列ではないので多少わかりにくいところがある


    ・油小路の決闘
    伊東甲子太郎の離脱のあれこれを、篠原泰之進の視点で

    やはり伊東甲子太郎は小賢しいというか、何と言うか


    ・芹沢鴨の暗殺
    芹沢鴨の初期からの悪行と暗殺に至るまでのあれこれを、土方歳三の視点で

    宿場町で宿の割当てミスで建物を燃やしたり、力士と揉めて暴れたり、新選組の立ち上げ以降も勝手に金策したりとやりたい放題なわけだけれども
    どこか愛嬌もあるように描かれている
    でもまぁ近藤や土方からしたら邪魔者でしかないわなぁ


    ・長州の間者
    商家

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    2024年07月10日
  • 坂の上の雲(三)

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    ネタバレ

    坂の上の雲、3巻。
    以下、ネタバレ。


    この巻の序盤で、正岡子規が亡くなった。
    子規についての知っていたこと、そのイメージが、この小説によって大きく更新されることになった。
    いろんなところへ出掛けて、自分の感覚でこの世界の様々を、見て触れて知って解りたいと思っていたのだろうか。
    限られた字数で紡ぐその世界を、写実的であることにこだわったという事実が、夭折した彼を思う時、なんとも切ない。

    さてさて、物語は遂に日露戦争開戦へと突入する。

    秋山好古は陸軍騎兵のエキスパートに、
    弟真之は海軍参謀に。

    彼らの活躍はもちろんだが、
    今回の巻も周辺の人々についての記述が大変多く、しかも充実している。

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    2024年07月01日
  • 新選組血風録 新装版

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    新選組、近藤勇、土方歳三、沖田総司。
    名前は知ってるけれど…程度の知識しかありませんが
    1人の隊士にスポットを当てて、進んでいくので、どの話も読みやすかったです。

    そんな理由で斬られるなんて…と思う場面もありますが
    組内の結束を強めたり、規律を正すためには必要なことだったんだなと思います。
    強い絆で結ばれているようで、常に誰かを疑っていないといけない緊張感。
    その中にも、時々見える人間味がよかったです。

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    2024年06月30日
  • 街道をゆく 1

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    ネタバレ

    湖西のみち、では、朽木村の話。昔車でいったが山深く、朽木氏と信長の話など面白かった。
    竹内街道では筆者の青春期の話など、とても面白かった。

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    2024年06月27日
  • 覇王の家(上)

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    家康はじめ信玄や信長など武将たちの性格の違い、それによる国の治め方、戦のしかたが生き生きとリアルに描かれていて、直接インタビューしたんですか?!って言いたくなる。
    司馬遼本人は家康があまり好きではないらしく、その保守的性格や名門好きなどをほんのりディスっている。三河侍の排他的で滑稽なほど忠義なところも好きではないらしい。
    私も信長の方がいいな…

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    2024年06月27日