司馬遼太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『坂の上の雲』ついに最終巻を読み終えた。
全8巻。途中でたくさんの本を挟んだので長い時間がかかったが、読み終えることができて安心した。
率直に、とても面白かった。
日露戦争についてのあらましは教科書で知ってはいた。
しかしここまで深く、広く、司馬遼太郎の視点もたっぷりに語られ、歴史でありながら読み物として胸が熱い想いになったり、腹が立ったり、ワクワクしたり、様々な感情を与えてくれた。
日本はよく今の形を成しているものだと、作品を通して考える。
選択が一つ違えば、今の日本とは違う形になっていたのだということを、この作品から痛感した。
そして私が生きている今も、長い歴史の流れの一部で -
Posted by ブクログ
日露戦争1904〜1905。教科書に簡単な背景と共に事実として記載されているのを習ったくらいで、そこに関わる人々の海戦、陸戦、外交、プロパガンダ、政治や保身の壮大なドラマが広がっていることをこの物語で初めて知った。
青春群像劇として生き生きと血の通った物語の始まりにワクワクし、戦争が始まり正岡子規が病気になると不安な気持ちになり、陸軍の戦いの凄惨さに読み進めるのが辛くなり、海戦では戦争の作戦内容を追うのに必死になり、ずっと引き込まれていた。
読み終わるのが少し残念だった。
初めての司馬作品だったが、別の本も読みたい。
この本を「若返りたいときに読む本」として勧めてくれた三宅香帆さん、ありがとう -
Posted by ブクログ
児玉源太郎さんが、乃木希典さんと乃木軍司令官職を交代して2、3日で203高地を陥した。人がたくさん亡くなっているのに、小説として面白いと思ってしまうのは良くないことなのかと思ってしまう。
戦国時代は職業軍人で、大将が無能であれば逃れる自由があったが、近代国家は憲法によって徴兵されそこから逃れる自由が無くなった。
専門家は昨日までの専門家で、明日の専門家ではない。狭い思考範囲により、現在の状況に対応できない。現場が優先。
秋山真之は兵理はあらゆる戦史を読んで研究し、その上で個々が会得せよと言う。気合と根性で多くの兵を無益の死に追いやってははいけない。勉強して、なるべく仲間を死なせない事。