司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 坂の上の雲(八)

    Posted by ブクログ

    読み終えてすごく達成感があります。素晴らしい作品でした。
    司馬遼太郎さんが何を願い、如何に苦労してこの作品と向き合ったか。ずっしりと伝わり、深い感動を覚えました。

    (文庫版だと筆者の「あとがき」が最後の8巻に全てまとまっていますが、単行本は最初6冊で刊行されてその巻ごとにあとがきがあったようです。なので、文庫版で1巻から読み始める方、途中で8巻のあとがきを読みにいくのも良いと思います!)
    最後まで読んで、あぁ、この描写の意図はこういう事だったんだ、と納得する場面も多々ありました。
    私が途中で読むのが辛い(戦争で劣勢にあり被害が酷い場面)などと感想を書いたりしていましたが、それこそに大事な意味

    0
    2026年07月10日
  • 新選組血風録 〈改版〉

    Posted by ブクログ

    新選組 副長、土方歳三の生き様を描いた「燃えよ剣」に対し、こちらは隊士個々にスポットを当てた短編集です。
    歴史の影に隠れた平隊士まで、登場するキャラが本当に魅力的。

    試衛館時代から続く近藤・土方・沖田の3人の強い絆に胸熱くなる。
    しかし、「沖田総司の恋」は、彼自身の病の切なさだけでなく、彼を無垢な弟として見守る近藤・土方の存在があるからこそ、家族としての優しさと時代の残酷さが際立って切ない。

    「燃えよ剣」とセットで読むことで物語の魅力増しました。

    0
    2026年07月07日
  • 「明治」という国家[新装版]

    Posted by ブクログ

    国家ではなかった江戸から、国民をつくろうとする明治までの話。鎖国を解き、西洋化した新しい時代だと、おしゃれな雰囲気があったけど、日本の歴史の中で激動の時代だったんだろうということが伝わってきた。プロイセン憲法を真似て作った憲法など明治の歪み?みたいなものが昭和の時代へつながっていく感じ。勉強にはなったがこの歴史から何を学べばいいのか?もう少し勝海舟と坂本龍馬のことを知りたくなった。

    0
    2026年07月06日
  • 坂の上の雲(七)

    Posted by ブクログ

    第7巻。うわぁ〜やっぱりクライマックスにかけての疾走感が凄い。早く最終巻を読みたいので感想は少しだけ。

    最初の頃は戦争の描写が酷で読むのが辛いと書いていましたが、この巻ぐらいからは敢えてそういう叙述は避けてくれてるのかな…とにかく世界地図を俯瞰してそれぞれの国の思惑を読み取るような描写に引き込まれたり、当時の日本と日本人へ向けられた各国からの侮蔑の目に驚愕したり、宮古島での一庶民の逸話に想いを馳せたり、こんなにも自分の知らない歴史の裏側を知れた事に、この本に出逢えた事に感謝しています。いよいよ、ラストは、バルチック艦隊、出現!

    0
    2026年07月05日
  • 竜馬がゆく(一)

    Posted by ブクログ

    最初に読んだのは高校生だったので、今から45年前。2回目は20歳のころ。3回目は結婚して子供が生まれたころ、だから今から30年前。
    で、今回還暦を迎えるにあたり、この長い小説の4回目に挑戦します。
    今回は初、文庫版での読み。
    1巻目は竜馬(龍馬ではない、司馬遼太郎は意識して”竜”馬としたらしい。)が江戸へ剣術修行に旅立つところから始まる。高校生のころひたすら坂本竜馬がカッコよくて、ただあこがれだけで読み進めたが、歳を重ねるとちょっとづつ感じ方が変わってきたので、還暦の今、竜馬とどう向き合い、感じ方がかわるのか、楽しみ。

    0
    2026年07月03日
  • 燃えよ剣(下)

    Posted by ブクログ

    土方歳三の信念を貫く生き方が印象に残った。一方で自分は色々と流されてしまっている気がする。また土方と沖田のやり取りも印象的であった。ふたりが交わす会話もこの物語の魅力の一つだと感じた。

    0
    2026年07月01日
  • 坂の上の雲(六)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「大諜報」の章、夢中で読みました。
    これまで正面からの戦術や戦略に関してで頭がいっぱいになっていたので、内側から国を滅ぼそうなんてアイデアがあったなんて思ってもみなかった。ロシアという国についての理解もより深まります。もっともっと知りたい。
    明石元二郎、こんな人がいたなんて。ほんと、頁をめくる手が止まらない。ラスト2巻、続きが気になって仕方ない。

    0
    2026年06月29日
  • 新装版 俄 浪華遊侠伝(上)

    Posted by ブクログ

    日本版ミッションインポッシブルのような内容でハラハラしながら読み進めることができました。
    主人公の明石屋万吉も人間的魅力のある人物で下巻も楽しめそうです。

    0
    2026年06月29日
  • 竜馬がゆく(一)

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の作品の中でも最高傑作。龍馬だけでなく、幕末に生きたキャラの濃い人々の熱い思いが伝わってくる。あくまでも小説なのだが、作者の実際の文献に基づいた深い分析から想像力をはたらかせることができる。

    0
    2026年06月28日
  • 竜馬がゆく(三)

    Posted by ブクログ

    遂に「おりょう」さんが出てきた、
    「おりょう」と言えば思い浮かべる女優は浅丘ルリ子である。
    一体いつのドラマの記憶が定かでは無いがズバリハマり役だったと記憶している。寅さんのリリィがおりょうを演じているような感じと言えば分かるだろうか。チャキチャキしてはっきりモノを言う美人がおりょうさんそのモノだった。
    今、Googleで調べたら昭和43年の大河ドラマ「竜馬がゆく」で浅丘ルリ子がおりょうを演じていた。
    ホントかよ、そんなに古いドラマを私は見ていた?

    0
    2026年06月24日
  • 空海の風景 下巻 (改版)

    Posted by ブクログ

    1976/01上巻を手にして以来••••
    下巻はつい最近になって思い出した様に求めて
    漸く読み終えましたが、熟読とはならず、上滑りの通読となってしまいましたが、空海の壮大な生涯を密教の伝来等々、よくも調査できたものだと著者の情熱•執念に驚き尊敬します。
    子供の頃、お大師さん(オダイッサン)として耳にして来た弘法大師•空海の姿が自分の中に現れて来ました。昨年高野山•比叡山•東寺と興福寺を駆け足ながら訪問して来た風景を思い浮かべながら読み終えました。

    0
    2026年06月20日
  • 梟の城

    Posted by ブクログ

    再読完了です。
    何度読んでも面白いですね。忍者活劇最高です。
    解説によると、この本は昭和30年後半に書かれたとか。戦後ということで、その時代の本もその力は全然すり減っていません。

    忍者で有名な伊賀は、その得体の知れなさを敵視した織田に滅ぼされてしまいます。その生き残りの忍者が、自分の生き様を織田の後継者豊臣にぶつけようとしますが。
    秀吉を暗殺する依頼をめぐり、敵味方様々な忍者が入り乱れて、乱舞します。その忍者も色々な個性で描かれていて、それぞれの矜持がぶつかり合う展開に引き込まれます。
    女性も忍びとして登場しますが、いわゆる「くの一」のイメージが自分のものとは違い、格好いいものではありません

    0
    2026年06月15日
  • 峠(下)

    Posted by ブクログ

    日本人の最後のサムライの最期についてこの本を通し学べた。
    鳥肌が立つ、美しく潔いサムライらしい最期は感じたことのないような感情にさせられた。

    0
    2026年06月12日
  • 城塞(中)

    Posted by ブクログ

    ◾️真田幸村などの浪人武将たちが大坂城入城。
    ◾️浪人武将たちの列伝。
    ◾️豊臣秀頼、大野修理、淀殿の性格描写。
    ◾️浪人武将たちの性格描写。
    ◾️そして何よりも徳川家康の性格描写。
    ◾️城側と家康側の政治力の差で冬の陣が終了。

    0
    2026年06月11日
  • 峠(中)

    Posted by ブクログ

    時代が進み、とても面白く感じた。
    河井継之助が様々な形で時代に影響を及ぼしたことが、司馬史観によって見えて良かった。

    0
    2026年06月10日
  • 坂の上の雲(一)

    Posted by ブクログ

    松山で坂の上の雲ミュージアムに行ってから改めて読むとまた感慨深いものだ、初めて読んだときは難しいと思ったけど、なぜか今回は読みやすかった

    0
    2026年06月08日
  • 新史 太閤記(下)

    Posted by ブクログ

    豊臣秀吉の老いを学ぶことができた。
    若い頃成り上がるために人とは違う行い、思考をして天下人までなった人もその後の晩節はなかなか難し事をこの本を通して学べた。

    0
    2026年06月05日
  • 街道をゆく 2

    Posted by ブクログ

    日本が韓国を一方的に支配したのは歴史上の事実であり、そのやり方があまりに非道であり誤りだったことは認めざるを得ないけれども、戦後何十年も「あの時は…」という恨みに凝り固まって、反日感情をむき出しにするのはどうなの?と思っていました。
    中国にもそれは言えるし。

    この本を読んで、いろいろ判りました。
    中国も韓国も、日本のことをずっと野蛮国と思って嫌っていたのですね。
    その証拠が「倭」であり「卑弥呼」という文字。
    小さいという意味を持つ「倭」を当てたのは、日本人の背が低いからなのか国土が小さいからなのかはわかりませんが、少なくとも対等とは考えていなかった。

    何しろ儒教精神が行きわたっている漢民族

    0
    2026年06月03日
  • 翔ぶが如く(十)

    Posted by ブクログ

    大久保利通、西郷隆盛を軸に、明治へと変動の時代を駆け抜けた名士たちの話です。
    色々な有名な武将たちが作中に現れますが、自分はやっぱり桐野利秋が好きです。
    変革の時に今で言うところのテロリストですが、その勇姿と忠義、そして何よりシンプル強いところが好きでした。
    江戸から明治へと時代がどのように変わっていったか、そして誰が変えたのがよくわかるので、歴史好きにはオススメです。

    0
    2026年06月03日
  • 翔ぶが如く(九)

    Posted by ブクログ

    大久保利通、西郷隆盛を軸に、明治へと変動の時代を駆け抜けた名士たちの話です。
    色々な有名な武将たちが作中に現れますが、自分はやっぱり桐野利秋が好きです。
    変革の時に今で言うところのテロリストですが、その勇姿と忠義、そして何よりシンプル強いところが好きでした。
    江戸から明治へと時代がどのように変わっていったか、そして誰が変えたのがよくわかるので、歴史好きにはオススメです。

    0
    2026年06月03日