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土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!
第7巻/同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。そして竜馬は、この薩長に土佐藩などを加えた軍事力を背景に、思い切った奇手を思いついた。大政奉還――。幕府のもつ政権をおだやかに朝廷に返させようというものである。内乱を避け、外国に侵食する暇を与えず、一挙に新政府を樹立する、無血革命方式である。が、しかし……。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
恥ずかしながら初めて読みました。昔から有名な作品ということは知っていましたが「どうせ竜馬は死ぬんだろ…」と手をつけなかったのです。何ともったいない!
沢山のビジネス書や自己啓発書がありますが、若人たち、まずは『竜馬がゆく』を読みましょう!物語を通して自由闊達な発想・先を読む力・間の取り方・人脈などの大切さを実感することができます。また、そのためにいろいろと勉強したくなります。100年以上前の話ですが新鮮に感じます。
さらに竜馬以外の登場人物もみな魅力的。若かりし木戸孝允や板垣退助など、日本史の授業に興味がなかった私でも知ってる人物や、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎など、様々な人物が登場します。一粒で2度3度とおいしい作品。とにかく出来るだけ若いうちに1度は読んでおきたい作品です。
Posted by ブクログ 2023年10月18日
歴史弱者の自分でも名前だけは知っている大政奉還。
竜馬がこんなに中心になって推し進めていたとはしらなかった。
竜馬の思想が一〜七巻をかけてどのように変わってきたか、この七巻でようやくはっきり見えてきました。
この巻は特に竜馬が何か考えている描写が多いように感じました。今まで血を流してきた同志や、対立...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月28日
幕府は長州藩との海戦に敗れ小倉城も陥落しいよいよ窮地に追い込まれてゆく。勝海舟は幕府の使者として長州藩との停戦交渉に厳島へ派遣される。将軍慶喜からはやり方は全て任せると言われ、だったひとりでこの命がけの任務に就いた。
果たして勝の誠意あふれる態度は長州藩の心を捉え、停戦は無事に実った。しかし慶喜は勝...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月12日
佐幕派の孝明帝が崩御、幼い天皇が擁立される。このサポートとして徳川が力をつけてしまえばあと100年は安泰となってしまう。そう考えた志士たちは今こそ倒幕の時だと奮い立つ。中岡慎太郎は四列侯会議を促し、薩摩長州主導のクーデターを計画するも、土佐の山内容堂は徳川への恩もあり薩摩と長州に流されて倒幕に加担す...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月19日
「竜馬がゆく」の第7作目は、討幕へ向けて薩長同盟を実現させた龍馬が次の一手として土佐藩と連携していく様子が記されている。数多の勤王志士達を死へ追いやった土佐藩の上士らと手を取り合おうとする龍馬の行動に初めは違和感を感じた。しかし、そうせざるを得ない程に状況が逼迫していたのも事実である。仲間を思い信念...続きを読む
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