竜馬がゆく(三)

竜馬がゆく(三)

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通常価格 712円 (648円+税)
紙の本 [参考] 825円 (税込)
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作品内容

土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!

第3巻/浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。勝との触れ合いによって、竜馬はどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始める。生麦事件など攘夷論の高まる中で、竜馬は逆に日本は開国して、海外と交易しなければならないとひそかに考える。そのために「幕府を倒さねばならないのだ」とも――

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書店員のおすすめ

恥ずかしながら初めて読みました。昔から有名な作品ということは知っていましたが「どうせ竜馬は死ぬんだろ…」と手をつけなかったのです。何ともったいない!
沢山のビジネス書や自己啓発書がありますが、若人たち、まずは『竜馬がゆく』を読みましょう!物語を通して自由闊達な発想・先を読む力・間の取り方・人脈などの大切さを実感することができます。また、そのためにいろいろと勉強したくなります。100年以上前の話ですが新鮮に感じます。
さらに竜馬以外の登場人物もみな魅力的。若かりし木戸孝允や板垣退助など、日本史の授業に興味がなかった私でも知ってる人物や、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎など、様々な人物が登場します。一粒で2度3度とおいしい作品。とにかく出来るだけ若いうちに1度は読んでおきたい作品です。

ブックライブ書店員

竜馬がゆく(三) のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年02月09日

    第三巻は竜馬が土佐を脱藩して天下に躍り出るところから始まる。勝海舟との出会いにより竜馬は海軍事業実現に向けて歩き始めるので勝はこの巻にて極めて重要な登場人物であるが、注目したいひとりは同郷の家老お田鶴さまとする。
    京の公卿三条家に仕えるお田鶴さまは多くの勤皇志士の世話をした才女であるが、竜馬にかけた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月17日

    竜馬が土佐藩を脱藩して、維新の道へ足を踏み込み始めた三巻。
    竜馬がどんな思いで維新の志士になったかがよく分かった巻だった。
    そして、坂本竜馬が未だに愛され、尊敬される存在である理由も分かってきた。

    「議論をしない」
    議論で勝っても相手の名誉を奪うだけで、人の生き方は変わらな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月14日

    「勝は、渡米によって、幕府より日本国を第一に考えるようになった。」p.169

    何を自分の拠り所にするのか。国なのか、違う集団なのか、はたまた今の香港人のように民主主義のような思想なのかそれとも宗教なのか。しかし、単純に日本国、幕府、家などを並列で考えることはできない。このへんはユヴァル・ノア・ハラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月29日

    勝海舟との出会い。情報量が少ないあの時代に攘夷ではなく開国を主張できるって何なのだろうか。竜馬であれば柔軟な考え方を持てたことだし、勝海舟であれば圧倒的な勉強量なのだろうか。常に謙虚に学び続け、常に変化の可能性を探り続けられる人間でありたい。

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    Posted by ブクログ 2019年08月06日

    ◯いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。(410p)

    ★勝海舟と出会い、龍馬は表舞台に出る。おりょうとも出会う。

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    Posted by ブクログ 2017年11月09日

    三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎か竜馬を追い江戸へ下るところから、運命の人、おりょうとの親密なエピソードまでを描く第3巻。
    史実に忠実に描かれているようで数々の文献を紹介していながらもわからないところは素直にそう書かれている。
    ストーリー運びといい、余談といいとても読みやすくかつ面白い。西郷の、薩長の宴...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月01日

    土佐藩脱藩から海舟勝麟太郎との出会い、神戸での船舶株式会社設立までの流れと、尊王攘夷・倒幕の機運の高まりが主題となります。
    竜馬が思い描く(この時代では)独自の倒幕・開国論が先見性がありすぎて痛快です。
    また司馬遼太郎のカットインが見ものです。
    楽しくて毎回ワクワクします。

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    Posted by ブクログ 2023年02月27日

    龍馬はかっこいい。
    女、金に執着せず、自分のなすべき事をまっすぐにしている姿は今の時代の誰にも当てはまらない。
    だから亡くなってこんなに経つのにまだ英雄なんだろう。
    これは乙女姉さんの力だな。

    さぁ、4に進もう!

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    Posted by ブクログ 2022年02月16日

    勝海舟との出会いによって、物語が大きく動き出してきたな、という内容。前巻まではどことなくふわっとした印象の竜馬でしたが、ここにきて具体的な目標を持ち始め、奔走する様子が描かれていて、いよいよ先の展開が楽しみです。
    ただ、気になるのは竜馬がちょっと小汚いこと?(史実なの?だったら仕方ないけど…)身なり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月20日

    竜馬がゆくが、面白くなってきた
    今までは半分義務感、勉強感で読んでいた
    感情描写がすごい
    ちょうど京都旅行の前2週間に読んでいたので、なお面白かった
    早く続きが読みたい

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竜馬がゆく のシリーズ作品 1~8巻配信中

※予約作品はカートに入りません

1~8件目 / 8件
  • 竜馬がゆく(一)
    712円(税込)
    総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、遂に電子化! 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/生まれ落ちたときから背中一面に旋毛がはえていたため、豪気な父は、“千里の駿馬”になるかもしれないと、竜馬と名付けた。が、十二になっても寝小便する。近所の子から「坂本の寝小便ったれ」「坂本の泣き虫」 とからかわれ泣かされて帰ってくる。字を満足に覚えられず、寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬は、十四歳の時に小栗流の道場に通いはじめてから、にわかに顔つきまで変わっていった。竜馬は強い――。幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作
  • 竜馬がゆく(二)
    712円(税込)
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第2巻/黒船の出現以来、猛然と湧き上がってきた勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。先進の薩摩、長州に遅れまいと、土佐藩でクーデターを起し、藩ぐるみ勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に限界を感じた竜馬は、さらに大きな飛躍を求め、ついに脱藩を決意する!
  • 竜馬がゆく(三)
    712円(税込)
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第3巻/浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。勝との触れ合いによって、竜馬はどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始める。生麦事件など攘夷論の高まる中で、竜馬は逆に日本は開国して、海外と交易しなければならないとひそかに考える。そのために「幕府を倒さねばならないのだ」とも――
  • 竜馬がゆく(四)
    712円(税込)
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第4巻/志士たちで船隊を操り、大いに交易をやり、時いたらば倒幕のための海軍にする――。竜馬の志士活動の発想は奇異であり、“ホラ吹き”といわれた。そして世の中は、そんな竜馬の迂遠さを嘲笑うかのように騒然とする。長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権の瓦解。激動の時代に、竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れた!
  • 竜馬がゆく(五)
    712円(税込)
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇跡の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第5巻/池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし、いまだ幕府の屋台骨はゆるんだように見えない。「時期が早すぎるのだ……」。次々に死んでいく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬自身にも危機が訪れる。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまったのだ。壮大な計画が無に帰した竜馬はどう動く!?
  • 竜馬がゆく(六)
    712円(税込)
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第6巻/薩摩と長州が力を合わせれば、幕府を倒すことは可能であろう。しかし互いに憎悪しあっている両藩が手を結ぶとは誰も考えなかった。そして竜馬が動いた。その決死の奔走により、慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟が成立する。維新への道は、この時大きく開かれたのだ!
  • 竜馬がゆく(七)
    712円(税込)
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第7巻/同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。そして竜馬は、この薩長に土佐藩などを加えた軍事力を背景に、思い切った奇手を思いついた。大政奉還――。幕府のもつ政権をおだやかに朝廷に返させようというものである。内乱を避け、外国に侵食する暇を与えず、一挙に新政府を樹立する、無血革命方式である。が、しかし……。
  • 竜馬がゆく(八)
    712円(税込)
    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどり着く。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように……。「竜馬がゆく」遂に完結!

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