司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 坂の上の雲(四)

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    乃木希典さん、伊地知幸介さん、毎月26日に決まって銃剣突撃を繰り返させて、2万人以上の兵を死傷させたとある。しかもロシアにバレバレだったというのも、たまらないな。

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    2025年10月13日
  • 竜馬がゆく(八)

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    これまで幕府と薩摩藩との争いが繰り広げられ、両者ともに消耗していったが、遂に第15代将軍徳川慶喜は大政奉還を受け入れた。これにより徳川幕府は幕を閉じ、朝廷を中心とした新しい時代の幕開けとなる。それまでの過程で、本作の主人公坂本竜馬はペリー来航をきっかけに次の時代に向けて、幕府側と倒幕側の人々に出会い、独自の思想を確立する。その後、無駄な争いをできる限り避けるために交渉にあたり、何とか無血開城のきっかけを導いたというように、竜馬の人たらしぶりが発揮される。結局、竜馬は新しい時代を目の当たりにすることなく何者か暗殺されてしまったが、彼の活躍のおかげでいくつかのことが達成された。

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    2025年10月12日
  • 竜馬がゆく(七)

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    ネタバレ

    長州藩と薩摩藩との対立を解消するように調停した竜馬は、幕府の政権を朝廷に返上する案、すなわち大政奉還を案出する。日本を欧州列強から守り、なるべく早くかつ内乱を避けるために、竜馬はさまざまな人脈を通して実行を図ろうとする。

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    2025年10月12日
  • 坂の上の雲(一)

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    初めての司馬遼太郎。
    もともと学校の授業では日本史が好きだったがこれまで小説を読むという習慣がなかったため、作家の名前は知っていたものの読む機会がなかった。
    この一年、色んな本を読み漁る中で、今村翔吾氏の作品を通じて歴史小説、時代小説の面白さを知り、また小説を読むことで当時の時代風景や人の価値観を感じれることに魅力を感じ、
    歴史小説といえば司馬遼太郎でしょ!ということで
    この本を買ってみた。
    やっぱり面白い。文体は硬く話のテンポは細かく感じ難しく感じるところはあるが、随所に刺さる言葉や当時の価値観を強烈に表現されていて読み応え抜群。
    特に弟が兄に「人間とはどう生きるべきか」との問いに「難しく考

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    2025年10月04日
  • 竜馬がゆく(六)

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    ネタバレ

    倒幕という風潮が高まるものの、依然として長州藩と薩摩藩との対立が解消されない。このままでは欧米列強による支配も時間の問題だった。そこで竜馬が両藩の同盟へ導くために交渉するが、その一方で幕府も本格的に京を監視しているので、いかに監視下をくぐり抜けて目的を果たすのか。第六巻でもそんな緊張感が常に続いていく。

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    2025年10月04日
  • 竜馬がゆく(五)

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    ネタバレ

    長州、薩摩の動向を探った幕府は、彼らを処罰するために新選組を動員して、池田屋、蛤御門など血みどろの戦いが発生した。そんな物騒な出来事が続いているが、竜馬は相変わらずに船のことで色々と取り組んでいた。しかし、幕府の意向で神戸海軍塾は解散させられてしまい、竜馬の意志ではどうしようもできなくなった。

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    2025年10月04日
  • 竜馬がゆく(三)

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    ネタバレ

    脱藩を決意して浪人となった竜馬は幕府側に仕える勝海舟に出会い、それにより竜馬はこれまでの考えを改め、独自路線を進む。攘夷か開国どちらを取るべきかと争うなかで、竜馬は船に関心を持ち始め、学問に精通していない彼がどのようにこれらの知識を吸収していくのかは注目どころ。

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    2025年10月04日
  • 竜馬がゆく(一)

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    ネタバレ

    幕末という動乱期に活躍した坂本竜馬の生涯を描いた歴史小説。竜馬は12歳になっても寝小便をしてしまい、それで近所の子どもにからかわれる。また気が弱い為、相手を言い返すこともできず、泣くことが多かった。しかも父親や兄からは白い目で見られる、というように坂本竜馬は最初から優秀な人物ではなく、さまざまなコンプレックスを抱えていた。それでも、姉の乙女はそんな彼を母親の代わりして支えており、そのおかげで彼は少なからず救われた。そんな彼は、黒船来航という前代未聞の事態を目の当たりにしたことで、今後どんな行動を取るべきかという決断を迫られる。

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    2025年10月04日
  • 竜馬がゆく(三)

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    坂竜飛騰目前🐉

    三巻では、いよいよ竜馬が、師の勝海舟と後年の妻おりょうと出会う。竜馬の人生の転機である。🐉さて、著者の司馬は、本巻において、竜馬とメタな会話を展開する。司馬にしては珍しい小説技法である。🐉また、いつもながらに警句鋭く、「古今、一流の人物で暗殺に手段を訴えた者があるか(ない)」と指摘するほか、「株式会社」とは「金のあるやつは金を出し、仕事のできるやつは仕事をする」組織と面白く定義づける。🐉そして本巻最後で、竜馬は越前福井侯松平春嶽から五千両の大金をゲットする。「坂竜飛騰」の機会は目前に迫る。🐉

    #アガる

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    2025年10月04日
  • 竜馬がゆく(一)

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    こんなに面白い小説が出ているのだから、史実以上に坂本竜馬が評価され、人気なのは当然だ。
    読んだのは何年も前だが、全8巻、手が止まらなかった。
    ずっと私の中で1位の小説。近々読み直したい。

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    2025年09月28日
  • 風神の門(下)

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    抜群におもしろかったです。伊賀忍者と甲賀忍者の対比を交えながら、徳川方の風魔獅子王院との決闘も魅力的に描写されています。紙面上で作中の登場人物が本当に動いてるかの如く、読者に相続させる筆致力が凄まじい。

    「わしは生涯、行く雲、流るる水を相手に生きてゆく」

    「従いはせぬ。霧隠才蔵は、あくまで天下一人の霧隠才蔵じゃ。たれの所有物でもない。(後略)」

                『風神の門(上)』より

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    2025年09月27日
  • 竜馬がゆく(二)

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    教育者と男色をディスる。

    二巻は竜馬の土佐帰郷と学問修得そして脱藩までを描く。🐉なぜ勉強をするのか、勉強の弊害とは、最重要科目は何かなど、作者司馬は登場人物達を通じて、自分の想いを披露する。驚くべきは教育者の評で「他人を採点し、侮辱し、いたずらに劣等感のみを植えつける存在」と酷く厳しい。学校教諭は真っ青である。🐉また、衆道(男色)に対し「戦国の悪風」であり、蛮風、悪趣味と手厳しい。現在(令和期)と異なる本書著作時(昭和後期)の世情を表しているのだが、価値観の変転の凄まじさに驚かされた。

    #深い

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    2025年09月25日
  • 竜馬がゆく(一)

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    坂本竜馬vs木戸孝允

    波瀾万丈の幕末を舞台に、明治維新の道筋をつけるという大事業を成した青年坂本竜馬を描く大河小説。🐉一巻は竜馬の江戸剣術修行を描く。終幕は桂小五郎(木戸孝允)と達人同士の一騎打ち。竜馬の豪放にして精緻な剣技と桂の俊敏苛烈な乱撃の描写には目が眩むようだ。🐉また、司馬らしい絶妙好辞の歴史譚も佳い。「近代日本の出発」は「(黒船の)艦載砲が、火を吹いた瞬間から」とする詩的な評には、心奪われた。🐉全八巻の長編を大いに楽しみたい。

    #アツい

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    2025年09月25日
  • 竜馬がゆく(一)

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    初めての司馬遼太郎 
    わからない言葉も多く、調べながら読んだので時間はかかったけど、本当におもしろい。その時代の生活、登場人物の人柄、魅力的です。どうしてこんなにおもしろいんだろう。司馬遼太郎の世界に踏み込めたことで、楽しみが増えた気がする。続きを読むのが楽しみです。

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    2025年09月23日
  • 覇王の家(下)

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    下巻ほとんどのページが対秀吉の小牧長久手戦の描写。この戦い、いつ終わるんだ?関ヶ原の戦いと大坂の陣はいつ始まるんだ?という読者の心配をすっ飛ばして、物語は幕府を開き、徳川家を磐石にし終えた後の晩年の家康へ。そこはすでに発表している「関ヶ原」、「城塞」を読んでね、ということらしい

    司馬遼太郎が描く家康像は、頼るべきは自分ひとりという孤高の存在。まさに覇王と呼べる主義・主張・振る舞い。秀吉や他大名はもちろん酒井、石川、本多など徳川の有力家臣団すら、信用はしないが、能力は利用する。ということに徹底している。かかりつけの医師すらも信じず、自分で自分を診断し、薬を調合するほど。

    織田信長に命じられ、

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    2025年09月20日
  • 国盗り物語(四)

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    ネタバレ

    1.2巻が陽の気なのに対して、3.4巻は陰が漂っててる。

    実のところ信長が常に天下万民のためを思って行動していたことに驚きはした。自分がやっていることが本当に正しいことだと信じてやまなかったんだろうな(信じるも何もなさそうではあるが)。だから光秀が謀反を起こした時もすぐに受け入れたんだろうなと。

    光秀は光秀で、前半は義昭と信長の間に挟まれて大変窮屈そうだった。そもそも優しすぎて仲介役に向いてないんだろう。秀吉の方が上手くやれそうだと感じた。
    後半は信長に酷使されて心を失っていく姿が見ていて辛かった。こうも大将と性格が合わない中よくここまで登り詰めたものだ...道三も極楽で行く末を見守ってい

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    2025年09月16日
  • 峠(中)

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    福沢諭吉、渋沢栄一というビッグネーム以外福地源一郎など知らなかった天才も出てきてとても勉強になる。当時の尊皇論、水戸学、陽明学も分かりやすく整理されている。物語としても逸品。下巻も楽しみ。

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    2025年09月13日
  • 最後の将軍 徳川慶喜

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    高校2年の頃に慶喜に興味を持ち購入したが、当時は日本史の知識が足らず、読むのを諦めていた。

    大学1年現在に掃除中に発見。2日で読み終えた。岩倉や薩摩のおこがましさ。

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    2025年09月10日
  • 覇王の家(上)

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    司馬遼太郎が描く徳川家康。

    信長、秀吉の次に登場し、覇者となった家康は忍耐と長寿の人だ。

    家康最大のピンチは同盟者、織田信長に武田家への内通を疑われた家康の妻と長男の処分を指示されたとき。しかも、その発端は徳川家の最重要家臣、酒井忠次の裏切りとも言える行動。酒井忠次を排除し、信長へ反旗を翻してもおかしくない場面。が、家康は耐えた。自らの手で妻と長男を処刑し、信長との同盟関係と忠次の従僕関係を維持した。

    家康は自らを感情を持つ人ではなく、組織の一機関として客観視することができたのだろう。

    その耐えた後に、本能寺の変があり、信長のいない世界へたどり着けたのは家康の長寿のおかげだ。

    時代は

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    2025年09月09日
  • 坂の上の雲(三)

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    105ページ
    『ロシア人は、民族としてはお人よしだが、それが国家を運営するとなると、ふつう考えられないようなうそつきになるというのは、ヨーロッパの国際政界での常識であつた。』
    106ページ
    『ロシア国家の本能は、略奪である』
    108ページ
    『忠告しておきますが、ロシア人といのはいつでもその盟約を反故にするという信義上の犯罪の常習者です。伊藤候に、ロシアの冬の快適さにあまり浸らないほうがよろしいとおつたえください。』
    なるほど、100年前から言われていたんですね。トランプさんは、本当にプーチンさんとディールが出来ると考えたのだろうか。

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    2025年09月07日