司馬遼太郎のレビュー一覧
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短編である原作にぎゅっと詰め込まれていた幻想と歴史が、壮大な絵巻となって広がる圧巻の二巻目。
どんどん美しく妖しく変化していく主人公から目が離せません。
原作では「定かではない」と記されているナンのその後ですが、これを読むと彼女の辿った一つの道が浮かび上がります。
幻術師アッサムの語った愛につ...続きを読む匿名 -
これがデビュー作というのがうわぁ~! と言いながら走り回りたいような気がする後半。
司馬さんってロマンスがかけたんですね(古参のファンのくせに酷い評価Posted by ブクログ -
いやぁ! 土方さんってば超絶かっこいい!!
そして、小松エメルさんの脚本最高! 藤堂さんと沖田さんが可愛い(≧▽≦)
原作も嫌いではないよ、でもねバラガキの歳はこうじゃなくちゃダメなんだよぉ。
続き読みたいから雑誌も購入しようかなぁ。続きが楽しみ♪
あー、最高に幸せ✨Posted by ブクログ -
今まで司馬遼太郎先生は古き日本国内を専門に題材として、あるいは舞台として作品を描いていた人だと思っていましたが、本当のはじめての作品は外国で、しかも女性を軸においたものであるというのが結構意外でした。まだデビューしたばっかりだったことも関係してなのか、後の諸作品よりもややソフトな描写表現である感じを...続きを読む
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奉天会戦での賭博じみた作戦と、あまりに拙く見えるクロパトキンの指示、その上での勝利。その後の講和にむけた各外交。ロジェストウェンスキー、または本国指示含めたバルチック艦隊の拙い運用。終盤に向けて盛り上がりの巻。あっという間に読めました。Posted by ブクログ
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「竜馬が行く」や「坂の上の雲」と違って短い話に見えたが、実際は読むのに時間がかかりました。ボリュームがあり、勉強になりました。当時の長安の国際的な人の流れと最先端の教義と書を身に付けた空海の活躍にどきどきしました。
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幕末の人物を切り取った短編集なのだけど、表題の会津藩主、松平容保さんのお話が一番良かった。浮世離れするほどの純粋さと、それに全力で応えた家臣。悲劇ではありますが感動です。Posted by ブクログ
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いやー面白い!
こんな天才的な人物ひどく惜しい。
が政治的能力がまるでないので頼朝に嫌われるのも仕方ないかな。
つい義経目線で読むので頼朝を憎みそうになるけど。
大河ドラマ、今後の展開楽しみ!Posted by ブクログ