司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 竜馬がゆく(三)

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    竜馬、京都へ行く。寺田屋事件起きる。生麦事件起きる。薩長が、宗教的攘夷思想の非をさとってひそかに外国と手をにぎり、軍隊を洋式化して幕府を倒した。簡単にいえば、それが明治維新である。(170p)。竜馬、勝海舟を斬りにいくが、勝の話を聞いて逆に勝に弟子入りする。竜馬たち、勝海舟に軍艦 順動丸に乗せてもらう。竜馬、おりょうに出会う。この巻の後半くらいから竜馬が何をやりたいのか朧げながら見えてくる。

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    2024年06月09日
  • 新装版 播磨灘物語(2)

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    After reading this book,I thought about Nobunaga’s character.If he lives in our modern times,how is his existence?He is one of the most popular historical figure.He broke old orders thoroughly,and spread the economy of distribution.But it seemed that he was unpopular extremely those days. when he br

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    2024年06月02日
  • 竜馬がゆく(八)

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    最終巻。大政奉還への大奔走や、その途上での長崎での英国人殺人事件での海援隊への疑いを晴らす為の素早く且つ適切な動き。その大政奉還を成し遂げた時の涙。相当感慨深かったんだろうなあ、と想像するも、すぐさま、新官制を考案し、またその後の人選や調整にも自ら奔走。スーパーマンです。且つ私欲がない。最期は分かっている結末ながら、本当に残念。里帰りする機会があった事かませめてもの救い。運の悪さも多分にあるが、危険な目に遭いながら、どうしてこんなに無防備だったのだろう。話途上や後書きで、登場人物がその後、どうなったか等記されているのも、思いを馳せるにもなお良かったです。読み継がれる名作ですね。

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    2024年06月02日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    ネタバレ

    久しぶりの司馬さん。①「家」というものを持たずにわか造りを余儀なくされた秀吉の不遇(家康との違い)、②老いた秀吉の焦りと耄碌、③尾張派VS近江派、を軸に司馬的秀吉物語。今までぼんやりとしかイメージできていなかった、秀次、小早川秀秋、宇喜田秀家、秀長等の秀吉との関係性が理解できて、これからこの時代の様々な物語を読んでいくのに役に立ちそうです。家康や信長と違い、1人から作り上げた秀吉には身内に頼るしかなく、また、寿命という時間との闘い。しんどいですね。ナポレオンに少し似てるかもしれません。

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    2024年05月30日
  • この国のかたち(一)

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    いくら大河ドラマを見ても、歴史小説を読んでも、尊皇攘夷思想が理解できず明治維新が分からない。
    そんな自分にとって、学生時代に日本史ではなく世界史を選ぶのは自然な選択だったけれど、もし学生時代にこの本に出会っていたならば…、日本史を選択する可能性もあったかもしれない。現役の学生さんにおすすめしたい。
    「この国のかたち」とはずいぶんと大きなタイトルだけれども、その名に違わず、教科書のような忖度なくして、この国のかたち(他に言い表わすことばがない)が書かれたスゴイ本。

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    2024年05月24日
  • 豊臣家の人々

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    農民から天下人になったって改めてすごいこと。
    ただただ巻き込まれる親族はラッキーというより実力に伴わない待遇が突然現れて壊れるものが続出する。それはいつの時代でもそうかと人間の性質を感じさせられた。
    豊臣秀頼の最後ってあまり描かれないこと多いけどあまりにも生々しいほど虚無で、だからかと納得。
    面白かった

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    2024年05月22日
  • 峠(下)

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    以前読んだ戊辰戦争関連の書籍で強烈なインパクトを残した、河井継之助を主人公に据えた名作
    彼の壮大な夢、長岡藩の武装中立に向けて藩屋敷を売り払ったり、為替で儲けたり、ガトリング砲を買ったりとまさに破天荒な男
    誰よりも封建体制の崩壊を分かっていながらも、長岡藩士として必死に生きた河井がカッコいい
    またその影で、作中には出てこないが民に恨まれていたのもまた事実
    河井継之助について、もっともっと知りたくなりました
    幸い夏に長岡に行く予定があるので記念館に行こうかな

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    2024年05月21日
  • 竜馬がゆく(七)

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    今まで、周りからみれば、じれったく、ともすれば信念がないようにもみえたかもしれない龍馬がいよいよ、時機が来たとばかりに猛烈に動きだした感じ。好きな中岡慎太郎の大活躍、親友仇でもある後藤象二郎との協力(利用?)。先見性抜群の船中八策、大政奉還へ遂に動きだす。クライマックスに向けて、アクセル踏まれた感がワクワク感いっぱいでした。

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    2024年05月18日
  • 坂の上の雲(一)

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    歴史が好きであるものの、この作品は読んでこなかったので、ついに始まった感があった。
    明治期の西洋に負けない国を作るという熱い思いが伝わってくる。最近何か燃焼しきれていない人におすすめの一冊。

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    2024年05月15日
  • 竜馬がゆく(六)

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    龍馬率いる亀山社中の活躍や、薩長連合の成立。その後に伏見寺田屋で龍馬が襲われるも、何とか生き延びたりとかなり目まぐるしい局面。束の間のおりょうとの薩摩行きも息抜き的に良かったかな。第二次長征とそこで行われる海戦も興奮しました。幕府の衰退、時代の大きな変化が正に起こっている事が感じられ、色々考えさせられ大変面白かったです。

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    2024年05月07日
  • 項羽と劉邦(上)

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    筆名のとおり司馬遼太郎に一番影響を与えたのが司馬遷だろう。
    司馬遼太郎の長編作品の中で史記を題材にした稀有な作品。

    史上初めて中国全土を統一した秦の始皇帝。しかし死後、中国はまた騒乱の世に戻ることに。その中から頭角を現す項羽と劉邦。2人を中心に描かれる作品。

    昭和59年の文庫、その頃父の本棚から手に取って読んだことがある。忘れていたが本棚の奥から出てきたのは平成16年版。この頃に買って読み返したらしい。

    人生3度目の読み返し。いままで以上に名作な予感。、

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    2024年05月06日
  • 関ヶ原(下)

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    昨年、1年見続けていた「どうする家康」。物語の大サビである「関ヶ原の戦い」が、なんとなくサラッと描かれていて、もう少し深掘りしたく読み始めました。

    尾張派(北政所) VS 近江派(茶々) の代理戦争であったこと、滋賀の小さい一大名の石田三成が徳川家康と対等に戦えるまでになったこと、各諸大名にもそれぞれのドラマがあること(真田は生き残るために兄弟でどっちにもついたり)など、興味深いことが多いです。

    西軍について敗北した毛利(長州)、島津(薩摩)、長宗我部(土佐)から討幕の動きがあることを考えると、関ヶ原って250年も影響し続けて、ほんとに天下分け目やったんやなと思うとります。

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    2024年05月04日
  • 項羽と劉邦(上)

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    中国史関連の文学作品他関連書籍を読み始めた最初の書籍となった。追い詰められた項羽の最期は鮮烈というか、こんなことだったのかという感じです。

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    2024年05月02日
  • 竜馬がゆく(八)

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    ★5つです!
    乙女大姉、さな子、おりょう、千代
    気がつけば竜馬が大人気。
    ということもさることながら、大政奉還までの怒涛の展開。
    最後は皆の前に竜が駆け上る描写など。。
    高知は死の国、幻想的な表現が似合います。

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    2024年04月30日
  • 街道をゆく 5

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    満天の星空の空の下、ゴビに立つパオの中で眠る夜。
    地球の自転の音だけが聞こえるようなこのゴビ草原で眠るのは、、
    と書かれている。同じパオに泊まったとしても地球の自転の音など思いつかないだろうとと思う。全ページ流石な文章である。
    そしてツェベックマさんが登場するシーン、その、機知に富みユーモアとシリアスとモンゴルへの愛を体現する女性、その方との会話やその方を描写するシーンが本作でも素晴らしい。ツェベックマさんのことを読みたくてこの本を選び読んでいる。
    時々登場する司馬遼太郎氏の夫人もユーモアあり、本作の旅で同行されている画家の須田さんの存在感がゴビの砂漠やモンゴルの草原に劣らず悠大なのもまた面白

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    2024年04月29日
  • 竜馬がゆく(六)

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    薩長同盟、めちゃくちゃ大きいことなのに、それまでとあまり温度変えずに描いていて、すごい!熱すぎたら、その分あとが冷めてしまうから、スキルが必要ですよぅ!さすが、司馬さん!

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    2024年04月28日
  • 竜馬がゆく(五)

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    池田屋ノ変、蛤御門ノ変と多くの血が流れる事件が起き、神戸海軍塾がその流れもあり解散させられたりと激動。西郷隆盛と坂本龍馬が初めての出会い。後半戦へ向け更に盛り上がって来ました。龍馬自体も命を狙われたりと気が抜けません。
    久坂玄瑞、来島又兵衛等が好きな登場人物。
    おりょうも漸く、龍馬と結ばれた。名作です。

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    2024年04月27日
  • 竜馬がゆく(八)

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    ▼大政奉還実現に奔走して、一方で「長崎で海援隊が英国人斬殺の冤罪に問われる事件」があり、新政府の閣僚まで人選交渉し、そして暗殺に倒れます。まさに歴史の花道を駆け抜ける終盤戦。
     歴史小説の素晴らしさでありミステリー、「大まかどうなるのか全部分かっているのに、オモシロイ」という見本です。やっぱりそれは、語り口であり、節回しであり、言ってみれば声色なんですね。



    ▼第1巻から登場する、便利使いの子分「寝待の藤兵衛」というキャラがいて、「エンタメ系司馬作品」にはこのようなキャラが(女性が多いけど)主に序盤だけ出てその後いなくなる(笑)というパターンが多い気がしていましたが、今回の再読で、

    「あ

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    2024年04月27日
  • 竜馬がゆく(七)

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    ▼第6巻に引き続き、第7巻もわくわく山場です。まあつまり、文庫版全8巻で言えば、竜馬さんは5巻までは準備運動だったとも言えます。その5巻までは面白く読ませる「節回し」「語り口」こそが、小説竜馬がゆくの凄みと言えましょう。という訳で、そりゃ面白いに決まっている第7巻。

    ▼話は「第二次長州征伐で、長州軍(竜馬も参加)に、幕府側は負けてしまった。講和交渉」から始まります。つまり、7巻から、幕府が倒れていく。日本中の大名たちが「えっ…幕府弱くね?こりゃマジで薩長雄藩が天下取っちゃう?幕府の言うこと聞いている意味なくね?」と気づく。この巨大な「ムード」の展開がわくわくします。

    ▼そして、「いろは丸事

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    2024年04月27日
  • 竜馬がゆく(六)

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    ▼山場です。薩長同盟締結~寺田屋で大捕物間一髪~海援隊始動~第二次長州征伐に参加、幕府海軍に連戦連勝。

    ▼この巻のためにここまでがあったと言っても過言ではない、まさ竜馬大活躍、日本史のど真ん中に登場です。講談を読むような司馬節、面目躍如の大活躍、文句なしのわくわくどきどき痛快英雄譚の回です。

    ▼一方で高杉晋作が突如として主役かの如き扱いで躍動します。このあたり、「世に棲む日々」と「竜馬がゆく」の豪華コラボを見ている感で、なんというかすごく豊穣な気がします。

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    2024年04月14日