空海の風景 下巻 (改版)
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空海の風景 下巻 (改版)

817円 (税込)

4pt

唐から帰朝した空海は、宗教・文学から土木灌漑まで八面六臂の活躍を続ける。その死の秘密をもふくめて描く完結篇。著者積年の思索が結実した記念碑的大作。昭和五十年度芸術院恩賜賞受賞。

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空海の風景 下巻 (改版) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻に続き一気に読みました。下巻では真言宗の創立と最澄との交流が中心的に書かれています。書かれている内容自体、当事者たちからするとタブー的なこともあるかもしれませんが、そこは司馬遼太郎氏の立場から、かなり自由奔放に思いのまま書かれていて好感が持てました。個人的には本書を読んで、まだ行ったことがない高

    0
    2023年04月27日

    購入済み

    司馬さんに感謝

    「竜馬が行く」や「坂の上の雲」と違って短い話に見えたが、実際は読むのに時間がかかりました。ボリュームがあり、勉強になりました。当時の長安の国際的な人の流れと最先端の教義と書を身に付けた空海の活躍にどきどきしました。

    0
    2022年04月15日

    Posted by ブクログ

    空海は没後1000年以上経つが、純密という宇宙原理の体現者であるがゆえ、死という概念そのものが通用しないような気もする。後書きで筆者が、自身の体を通り抜けた感覚があったと記しているが、それもあながち間違いでもないのだろう。

    いずれにしても、人間という思想の入れ物が朽ちて1000年以上経つが、雑密の

    0
    2021年06月18日

    Posted by ブクログ

    空海と最澄とのやり取りは緊張感を伴うものだ。読者としては空海に肩入れしており、最澄の密教に対する教えの乞い方は、偶然同じ船団で渡唐した時の差別的扱い等も伏線になり、反感を覚えざるを得ない。最澄なりの考えがあればこそ天台宗が平成の現代でも受け継がれているのだろうが。平安期、日本よりはるかに進んだ世界(

    0
    2017年08月27日

    Posted by ブクログ

    空海の生涯を数多くの文献と司馬遼太郎の考察により紐解いていきます。小説と考察文の中間のような書物です。そして上下巻読んで思うのは空海ほど天才という言葉が似合う人はいないのではないかということです。10代で儒教、道教、仏教を比較して仏教の優位性を説いたり(しかも戯曲という形で)、遣唐使として唐に渡れば

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    中国関係の積読を先に片づけていたので、上巻から少し間が空いてしまいました。
    下巻ももちろん司馬遼太郎節。小説というより、司馬遼太郎による空海講釈。
    下巻の中心は、長安から帰り、日本に真言密教を伝える空海。中でも、比叡山の最澄との交流。っていうか、対決。対立。歴史の授業では、天台宗の最澄と真言宗の空海

    0
    2023年05月30日

    Posted by ブクログ

    上下読み応えがあった。密教は自分には難しいが、空海の生き方については非常に興味もさらにもった。情報量が凄まじかった…。善通寺は行ったので、次は高野山にいきたい。

    0
    2023年01月21日

    Posted by ブクログ

    空海の話だけではなく最澄との関わりとかへえ〜と思いながら読み進んだ。お二人とも歴史に名を残すだけあってクセのある方だったようで。物語の形式ではないので、ドラマティックな描写とか省かれていたため読みやすかった。

    0
    2021年09月11日

    Posted by ブクログ

    予想よりずっと面白かった!
    他の司馬作品同様、空海より作者の方が目立ってる(?笑)のがユニークだけど、空海ほど遠い時代の人物を主人公に小説を書くならば、このやり方が1番良いのかもしれない。空想でしかわからないところは空想だと言い切っているところが司馬遼太郎らしい。
    民族社会性を超越した普遍的存在であ

    0
    2019年04月14日

    Posted by ブクログ

    唐からの帰国以後の空海を同時代の天台宗の開祖である最澄と対比しながら描いている。

    何しろ千数百年前の人物なので、資料も少ない。それを丁寧に調べてこうだったのではないか、という推量をしていく。大変な作業と思うが、司馬遼太郎氏だからこそ書けた作品と思う。

    現代でもその息吹を残す超国家的な1個の天才。

    0
    2019年03月20日

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