司馬遼太郎のレビュー一覧
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吉田松蔭に興味を持って読み始めたけど、高杉晋作やばすぎです。
自分のイメージでは、写真を見たからか、なで肩の三味線を持った病弱の志士のイメージでしたが、すっかり、魅了されてしまいました。Posted by ブクログ -
ついに旅順での戦いに終止符が。
児玉源太郎かっこいいなぁ。
そこから、旅順港が見えるかのところはグッときます。
つい感情的になりやすい部分も、乃木希典に対する配慮も、人間味があっていいなぁと思ってしまった。Posted by ブクログ -
小説とはいえ、あまりよくわかっていない、世に出る前の藤吉郎をそれらしく描いている箇所が面白かった。多分事実もこうだったんだろうと思わせる。そして信長の元どんどん出世するさまは、さすがの司馬節、納得感がある。Posted by ブクログ
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正直1巻読んだときは、なぜこれが人気なの?と思ったけど、日露戦争始まってからが肝だった。小国日本がいかにして組織で大国ロシアに勝利したか、組織を統率する人たちの考え方や行動が勉強になる。経営者はこぞって読むわけだ。
4巻は、Posted by ブクログ -
第十五代将軍徳川慶喜の生い立ちに迫る小説。前提として慶喜は非常に頭の回転が早く、一度決めると誰が何と言おうとも意見を変えない頑固さを持っていた。印象に残ったエピソードは2つ。1つ目は徳川家相続直後の長州討伐について。慶喜は将軍職に就くことを拒んでいた。しかし、最終的には半ば強引に将軍にさせられてしま...続きを読むPosted by ブクログ
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登場する人物の容姿や性格の描写が巧みな事に加え、過去のエピソードもたくさん紹介してくれるので、読み終えて、新たに調べたくなった人物がたくさんいた。家康の凄さ、恐ろしさも改めて実感した。Posted by ブクログ
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宮本武蔵の話を含む、6話を収録した短編集。
・真説宮本武蔵
宮本武蔵の最大の武器は、相手の強弱を見抜く力。勝てると踏んだ相手としか勝負をしなかった。また、オーラとも言うべき気力が凄まじく、恵まれた膂力に支えられた2刀流も相まって、後世に受け継げる人が出なかった。
・京の剣客
武蔵の生きた時代に京...続きを読むPosted by ブクログ