司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 項羽と劉邦(上)

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    歴史には疎く、歴史書を読むことは少なかったのだが、先日中国の西安・成都に観光に行って興味が湧いたことをきっかけに、司馬遼太郎の項羽と劉邦を読むことにした。上・中・下の三巻からなり、それぞれ約500ページもある書で、まだ上が終わったばかりだが、非常に面白い。

    項羽と劉邦だけではなく、周りの人物像もこと細かく記載されており、歴史的背景も非常によく分かりやすく記載されており、またクスッと笑える部分もある。たまに中だるみする箇所があったが、戦闘シーンなどはまるで映画を見ているように情景が頭に浮かび、最後の項羽と章邯が出会う場面では、章邯に感情移入しすぎて涙が流れた。

    続いて中へ進もうと思う。

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    2023年08月19日
  • 花神(下)

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    大村益次郎の生涯を記した司馬遼太郎氏作の小説。靖国神社の参道のほぼ中央に銅像があり学生の時からこの像も、この人も気になってました。今回初めて人となりを本を通して知りました。幕末はほんとに面白い。ほんの数年の間に日本が変わってしまった、と思っていたら、それには背景があって、バトンを渡すようにその時その時の人物が役割(未来の私達が評価する上での枠組みかもしれない)を果たして、結果明治維新が成功した。
    長州藩はそれがはっきりしていて、吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎だったんだと、司馬先生は書いている。

    また、人となりとして、医師として、翻訳家、技術者、軍人として、職業は違えど全て同じ考えをもって取組

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    2023年08月18日
  • 覇王の家(下)

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    三英傑の中では一番馴染みのなかった家康さん。
    江戸250年の基礎がここにあったのかと納得でした。
    大河ドラマがより楽しく見ることができそうです。

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    2023年10月14日
  • 燃えよ剣 3巻

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    ネタバレ

    いざ京都へ。

    清河の裏切り、芹沢率いる水戸派と手を組むことになり、壬生浪士組の誕生!

    ここから修羅の道の始まりですねぇ。

    しかし、相変わらず沖田さんはかわいい顔でえげつない。でもそこが好き♪

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    2023年08月08日
  • 竜馬がゆく(二)

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    幕末倒幕維新への流れ含め、これまで理解出来ていなかった部分も明確になってきた。
    竜馬は周りの潮流からやや遅れて脱藩。いの一番に維新の原動力となったと思ってたから、この流れは少し意外だった。この先も楽しみ。

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    2023年08月04日
  • 坂の上の雲(三)

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    いよいよ、日露戦争が開戦。
    史実として学んだことが、圧倒的な情景の記載とともに描かれ、ワクワクが止まらない。

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    2023年07月31日
  • 街道をゆく 42

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    鎌倉殿を機に読み始めた。縁のある土地がよく出てくるので思うところ多々ありな感じで読み進めた。それにしても、このシリーズは旅に出たくなる。

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    2023年07月23日
  • 城塞(中)

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    読みやすさ ★★★★★
    面白さ ★★★★★
    ためになった度 ★★★★

    大坂方の愚かしさと徳川方の用意周到さ、現代でも人の波にもまれて生きていくさいの参考になる。

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    2023年07月16日
  • 城塞(上)

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    読みやすさ ★★★★★
    面白さ ★★★★★
    ためになった度 ★★★★

    司馬遼太郎の戦国ものが好きでよく読むが、この作品も面白かった。
    大坂夏の陣や冬の陣については、具体的にそれがどういう事件なのか、どうして起こったのかということはほとんどわからなかったが、この小説を読んでよくわかった。
    小説なので、どこまで史実を反映しているかという問題はあるが、司馬遼太郎は一作書くにあたって神保町でトラック一台分の資料を入手し、それをもとにしたという。この作品も時代考証はしっかりしているのではないか。

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    2023年07月09日
  • ペルシャの幻術師 2【電子限定特典付】

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    蔵西さん渾身の、週刊文春連載漫画。絵がとにかくDetail が美しい、風砂の一粒さえも。
    マンガ本として少し大判なので美しい絵、構図、しっかり研究されている文化的背景、事物の描写が堪能できる。
    幻想的。
    蔵西さん最高。

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    2023年07月01日
  • 竜馬がゆく(八)

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    「竜馬がゆく」の第8作目は、長い時を経て、龍馬の平和を願う気持ちが実を結んだ事を実感出来る巻だった。今回特に感じたのは、偉人と言われている人達も一人の人間である事に変わりなく、時には悩んだり行き詰まったりするという事である。その中で無我夢中になりながらも自らの進むべき道を模索し、一人一人を相手に自分の考えを地道に説いていく龍馬たちの姿は、天才という言葉でまとめてしまうのは勿体無いほど、並大抵ならぬ努力家であったのだなと思った。

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    2023年06月29日
  • 竜馬がゆく(六)

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    薩長連合を考えたときに、おなじ尊王主義の両藩がいがみあっているのはおかしい。考えが同じなら一つになるべきではないか、と思い、その方角から手を握らせようとした。観念や思想から入った。ところが竜馬は、利害関係から入っていく。薩長の実情をよく見て、利害が一致するところはないかと見た。
    「長州が可哀そうではないか」この一言で、この夜を境に倒幕段階に入った。事の成るならぬは、それをいう人間による

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    2023年06月15日
  • 坂の上の雲(四)

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    日本史としてしか知り得ていなかった日露戦争。
    その結果と背景しか知らなかったが、そのプロセスにはここまでも凄惨な生々しい戦争が繰り広げられていたとは。また、その上に自分たちの生活があることをありありと感じさせられる。
    日本人として読むべき一冊。

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    2023年07月31日
  • 最後の将軍 徳川慶喜

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    読破。
    切ない、複雑。

    お芳のその先が気になった。

    彼は、もっと後世の、役者の家系に生まれるべきだった。

    そして彼でなければ、このポジションに生まれついて、ここまで生き長らえず、また歴史に一点の儚さを投ずることはできなかったのだろうと思う。

    賢さが無駄な"英雄道"を進ませず、その合理さが現世の人心を汲まず、後世にだけ語りかけた。

    時に惹かれて、時に憎く、また最後には儚い。

    飯盒で自ら炊いた晩年の彼の飯に、ご相伴に預かってみたかった。

    そのシーンが一番沁みた。

    臣は将に振り回され、将は時代に振り回されるの図。

    この世に、「我が人生を生きた」と満足して死んでゆ

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    2023年06月18日
  • 梟の城

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    解説のなかで、女の忍者を「くノ一」というのは、漢字の「女」を分解した
    呼び方だというのを、この歳で初めて知った。
    武士の心理、戦国時代の忍者の心理、くノ一として育てられた女性の心理などが書かれている。
    本書を読んで、自分は封建制度の元に生まれていなくて、ほんとに良かったと思えた。

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    2023年06月10日
  • 竜馬がゆく(二)

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    ここではさらっとした中岡慎太郎との出会い、江戸から土佐へ戻り、伊予、長州への外遊?や土佐勤王党のはじまり。岩崎弥太郎も登場したり、遂には脱藩。良く知る坂本龍馬イメージへのルーツみたいのが多いに感じられるワクワクする2巻でした。

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    2023年05月23日
  • 覇王の家(上)

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    小説としての家康像は様々あって、好き嫌いを感じることもあったが、司馬遼太郎の本を初めて手に取り読んでみて、こういう歴史書があったんだと、今更ながらしみじみ感動した。
    下巻も続けて読んでいく。

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    2023年05月17日
  • 城塞(下)

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    豊臣家滅亡に向かっていく夏の陣。
    豊臣方の牢人達が貫こうとする敗者の美学に惹きつけられた。毛利勝永の最期も描写してほしかったな。あと、上編で話を盛り上げたお夏の最期、あっさりしすぎてたのは残念。

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    2023年05月13日
  • 城塞(中)

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    大阪冬の陣の前夜から合戦後まで。
    続々と入城してくる真田幸村、後藤又兵衛他牢人達のエピソードが面白い。
    徳川の間者になりきれない小幡勘兵衛をうまく語らせている。

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    2023年05月13日
  • 城塞(上)

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    関ヶ原の合戦後、片桐且元の退去までを描く上編。徳川方、豊臣方の人物を小幡勘兵衛を通して浮き彫りにしていく。共感できるかどうかはともかく家康の心理描写が見事。

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    2023年05月13日