司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 竜馬がゆく(六)

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    竜馬の幕末が熱い!幕末志士たちの命懸けの想いと戦い。史実に基づいたフィクションとはいえ、
    日本のために命を懸けた熱き日本人が大勢いたという事実には変わりない。
    終わりに近づいてきて、涙なしには読めないかもしれません。

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    2024年08月23日
  • 最後の将軍 徳川慶喜

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    慶喜に同情して、★5です。

    坂本竜馬が、命を捨ててもいいと言った将軍が、どんな人だったのか、大政奉還を幕府側から見てみたかった。

    徳川慶喜が、想像していた人物像とは違い、孤独な存在で、切なく感じた。
    周りから無慈悲な人だと思われたり、終始、誤解されまくりの人だった。
    賊軍呼ばわりされたシーンは、一番悲しい。

    最後は、慶喜の計画通りなのか、みんなに同情され愛される存在になって、本人が望んでたわけではないのかもしれないけど、個人的に良かったと思った。

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    2024年08月23日
  • 故郷忘じがたく候

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    ネタバレ

    ドキュメンタリー映画ちゃわんやのはなし-四百年の旅人- 松倉大夏監督をみて、先代14代沈寿官氏のことを司馬遼太郎が想いも熱く書いた短編が表題。
    民族とはなにか、
    民族なんてものはない、ただその土地土地での暮らし方や言葉がありその違いがあるだけだ、と15代いまの当主がソウルで悩んだ時に司馬遼太郎からもらった手紙。
    映画を見てから読んだ。深い洞察、400年にわたる日本での暮らしその薩摩人ぶりと記憶の伝承。
    先代のソウル大学での、日本へのわだかまりを捨てよと諭す講演の最後、あなた方の36年をいうなら私は370年をいわねばならない、という言葉の重み。
    巻末の解説は山内昌之先生。

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    2024年08月18日
  • 坂の上の雲(六)

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    【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】
    第六巻は「大諜報」「乃木軍の北進」「奉天へ」など。ニコライ二世によるツァーリ専制への不満が燻る中、「ロシアそのものに接して国内革命を扇動した(p133)」明石元二郎大佐の活躍が痛快だ。
    司馬さんの分かり易すぎる人物評に違和感を覚えつつ令和に読み返す「坂の上の雲」。七巻に進もう。

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    2024年08月13日
  • 新選組血風録 新装版

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     燃えよ剣が、滅びの美学やヒロイズムという新撰組の光の部分を中心に描かれたものであるとすれば、本書はテロリズムや独裁といった恐怖支配の陰の部分に焦点を当てて描かれている。アルカイダ等テロ組織の雰囲気にも通じる闇や暗さをリアルに疑似体験でき、古今に通じる人間組織の普遍的な闇の部分を考えさせられた。同じ新撰組をテーマにした燃えよ剣との棲み分けをどのようにつけているのか興味があったが、本書は短編形式で闇の部分を徹底的に描き、バッドエンドの暗い物語ながら手に汗握るリアリティを感じられた。

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    2024年08月12日
  • 坂の上の雲(八)

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    長い小説で、読むのが遅いがために3ヶ月くらい使ってしまったけど、ほんとずっしり。
    児玉源太郎が好きになりました。
    乃木希典、いままでの認識と違って、ある意味はやはり被害者だったり。

    またいつか、気が向いた時に読んでみようと思う。やっぱり、司馬遼太郎の小説はたまに読むとほんと良い。。

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    2024年08月10日
  • 坂の上の雲(五)

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    【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】
    第五巻は「二〇三高地」「水師営」「黒溝台」など。甚大な死傷者を出しながらようやく二〇三高地を奪還した日本軍。乃木が詠んだ「爾霊山」の漢詩が染みる。バルチック艦隊は様々な妨害を受けながらアフリカ喜望峰を回り日本に向かっている。
    組織、特に官僚機構の退廃を現代のHRMに置き換えながら令和に読み返す「坂の上の雲」。六巻に進もう。

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    2024年08月03日
  • 覇王の家(下)

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     革新や創造を悪として前例踏襲の安定を善とする徳川政権が、いかにして出来上がったかを創業者である徳川家康に焦点を当てて論じており非常に分かりやすい。徳川政権の鎖国や重農主義等が270年の平和をもたらしたのか、停滞をもたらしたのかでその功罪が議論されるが、日本が停滞する中で保守的な徳川政権よりも革新的な織田豊臣政権への評価が高まっているように感じる。本著において徳川は功利的ではないが組織の安定に重きを置いて風通しが悪く、織田豊臣は功利的であるが風通しが良く発展性があるように書かれており、昭和の時代に調和を重んじて上手くいっていた社会が、功利的なグローバル社会に負けて価値観が変わってきた現代に本書

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    2024年07月27日
  • 坂の上の雲(四)

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    【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】
    第四巻は「黄塵」「遼陽」「旅順総攻撃」など。陸海軍ともに激しい戦いを展開している。しかも少ない兵力で。維新後30余りで大国ロシアと戦争なんて、やはり尋常ではない。
    「「旅順」というこの地名は、単に地名や言葉というものを超えて明治日本の存亡にかかわる運命的な語感と内容をもつつようになった(p225)」
    第三軍(乃木・伊地知)に対する評価が酷すぎるかなと思いつつ、令和に読み返す「坂の上の雲」。五巻に進もう。

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    2024年07月27日
  • 城塞(下)

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    徳川家康の緻密な戦略に翻弄される豊臣勢。
    滅びゆく姿に物悲しさを感じました。
    武将たちが保身や義理人情に振り回されている姿は、現代に通じるものがあると思いました。

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    2024年07月22日
  • 覇王の家(上)

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     徳川家康の生涯の節目ごとを短編として、著者の独自の視点で考察しているが、日本人の歴史観に多大な影響を与えたいわゆる司馬史観を強く感じた。徳川政権は重農主義で保守、織田豊臣政権は重商主義で革新という二元論にたち、幕末から太平洋戦争までの後の歴史に影響を与えた保守的な重農主義が、創業期の徳川家においてどのような風土や経緯で培われたかを理解できる。現在の価値観や社会構造が、歴史の延長線上にあることを考えさせられる価値ある一冊と思えたと共に、歴史物語としても十分に楽しめた。

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    2024年07月19日
  • 竜馬がゆく(五)

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    竜馬がゆく5まで読み進みました。
    幕末の日本人の熱さ。日本の為に命懸けで真剣に生きた竜馬たちの姿に感動と恐怖を感じます。
    今の日本を見て、竜馬たち志士はどう思うだろうか…。

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    2024年07月18日
  • 竜馬がゆく(八)

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    最後まで、竜馬の魅力がなんとなくわかるよ程度だったのが、死ぬ間際の潔さがかっこよすぎて、一気に竜馬ファンになります。暗殺のシーン、あっけないです。それともそこだけ集中して読んだから、短く感じたのか。
    司馬さんも仰ってる通り、たしかに幕末で異色の思想の持ち主なんだなと、私の頭では、最後まで読んでやっと腑に落ちた。竜馬にだけは、目の前にある世界じゃなくて、その先の明るい未来が見えていた。
    成就させるタイミングを辛抱強く待って、その間に周りをどんどん固めていって、その上運の神様も竜馬に微笑んだ。そして、神様は、天命が終わるとすぐに命を奪った。
    現代の世知辛い日本にも竜馬が必要だ。

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    2024年07月16日
  • 坂の上の雲(二)

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    【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】
    第二巻は「日清戦争」「米西戦争」「子規庵」など。好古・真之の秋山兄弟と正岡子規の人生がダイナミックに展開し始めた。“これは小説だそ…”と言い聞かせ、司馬史観を念頭に置いても、もうひとりの主人公というべき明治日本が若々しくて魅力的だ。令和に読み返す「坂の上の雲」。3巻に進もう。

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    2024年07月15日
  • 関ヶ原(下)

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    天下分け目の関ヶ原!とうとう完結しました。
    徳川家康の緻密な戦略が凄い。
    戦国武将たちのそれぞれの思惑。
    司馬遼太郎氏の肉厚な描写に痺れました。

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    2024年07月14日
  • 関ヶ原(上)

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    司馬遼太郎氏の戦国時代は読み応え満点です。
    天下分け目の関ヶ原!
    司馬遼太郎氏の本を読み始めてから、歴史好きになりました。

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    2024年07月14日
  • 竜馬がゆく(四)

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    司馬遼太郎氏の竜馬がゆくは、学生時代に一度挫折していました。大人になった今、歴史に興味が湧いたので、改めて読み始めました。
    こんなに面白かったとは!幕末の日本人の熱さに感動します。今、5巻目に入っています。

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    2024年07月13日
  • 新装版 歳月(上)

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    同郷で、佐賀の七賢人は、しっていたが江藤新平にそんなに詳しくなく。幸い、このとしになって司馬遼太郎さんの本に出会う。読んでみたいと思わせた通り!なんと面白いことよ。

    西郷隆盛とか幕末の活躍者もおおくかかれているご、そこかしこに司馬さんの思想が散りばめられており、ややもすると司馬歴史観にひっぱられそうになる。そのあたり、読み方が難しいと思ったが、なんといっても、面白い!

    多くの人が魅了される意味がわかった。

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    2024年07月07日
  • 竜馬がゆく(八)

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    終わっちゃった〜ヽ(;▽;)ノ。最後、龍馬が殺される時だけ、客観的に書かれていて、なんだろう。もうすでに物語は終わった感があって、悲しかった。龍馬の潔さ、偉大さが深く伝わってきた。この本を読んだ人全員龍馬を好きになるって、本当だったんだね…!

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    2024年07月06日
  • 坂の上の雲(三)

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    【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】
    第三巻は「権兵衛のこと」「開戦へ」「旅順口」など。十七夜に子規は静かに逝ってしまった。一方で、日露はついに開戦。好古・真之兄弟は陸海軍でそれぞれ重要な任務を担うようになる。
    「いまら、なんとかなる。日本としては万死に一生を期して闘うほか、残された道がない(p167)」
    令和に読み返す「坂の上の雲」。四巻に進もう。

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    2024年07月05日