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幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸に出府した。藩の持て余し者でもあったこの男、河井継之助は、いくつかの塾に学びながら、詩文、洋学など単なる知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めるのであった。さらに、江戸の学問にあきたらなくなった河井は、備中松山の藩財政を立て直した山田方谷のもとへ留学するため旅に出る。
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「峠 最後のサムライ」
2022年6月17日公開 出演:役所広司、松たか子、田中泯
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Posted by ブクログ
「竜馬がゆく」「燃えよ剣」に続き、3作目の幕末編。立場変われば、こんなにも時代や物事の見方が変わるのかぁ。中・下巻も楽しみ。
長岡の記念館に行って基礎知識を仕入れてから読みました。 徳川が政権を放棄し、薩長が増長している中で、河井継之助の長岡藩は、商いで財をなし軍備を整えました。で、会津と薩長を仲裁して外国の脅威に立ち向かおうと考えていました。が、交渉は不調に終わり、薩長の大軍に攻め込まれ、傷を負って亡くなります。 侍の...続きを読む終焉を確信していながら、長岡藩士として戦う生き様に心を打たれます。読んでみて下さい。 高田は、人材がいなかったそうです(泣)。
継之助を見ていると、きっと今の時代に生を受けても大物になっていただろうと思います。 日本人は性質上、昔からステレオタイプな人種なのかなと思うことが作中でも散見される中、継之助は物事の原理・本質を見極めることが出来る人物。 幕府の非常警察である某組が有名な事件に関わることで上巻が終わりますが、いよ...続きを読むいよ継之助が本領発揮しそうな中巻以降が楽しみです!
ストーリーとしておもしろいし、対局を見たうえでの組織における動き方や駆け引き、自分の意志の貫き通すための心構えなど様々な部分で勉強になる本だど思います。 また何気ない事象に対する洞察は、頭の良い人のクセのようなものだと思いますが、それが随所に描かれているのもおもしろさの1つだと思います。
人物描写に司馬遼太郎さんの愛を感じます。日本人は何て面白い人種なのでしょうか。身分の違いはあっても、一人一人が、各々の立場で、生真面目に生きている暮らしが、いとおしいです。
いやあ、やっぱり司馬遼太郎はいい! 河井継之助。幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸に出府した。
河井継之助と、山本五十六、田中角栄を生んだ長岡。雪に閉ざされている地からこのような英雄たちがなぜうまれたのでしょうか。雪を見ながら不思議におもいました。
とにかく面白い。 司馬ワールド炸裂。河井継之助なんて教科書でも見たことなかった人だったけど、その人が目の前で生き生きと姿を見てくれた感じ。 もっとも上巻では女遊びしてただけだけど…
自分の考え方と照らし合わせながら読む。共感できる部分とできない部分もあるが、やはりこの時代の小説は面白い。たまたま言志四録を併読しているので佐久間象山、山田方谷などとの関係や、朱子学、陽明学の理解が深まった。中巻も楽しみ。
河井継之助はいわゆる敗軍の将であり、戊辰戦争時には小藩を率いて官軍に抵抗し一目置かれた存在である。その継之助が何者でもない、自分探しのような旅に出るのがこの上編となる。 江戸に遊学して古賀謹一郎の私塾に学び、備中松山へ山田方谷に会いに行き、長崎や横浜に逗留して海外情勢を読むといった行動をする継之助...続きを読む。彼はすでに幕府は倒れるであろう見通しを持っており、開国や尊王の不可逆な流れは避けられないと悟る。司馬史観における幕末アナザーストーリーとして、どこまでが史実かは不明だが、まるで坂本竜馬である。 しかし彼の立場はあくまで徳川譜代大名の家臣であり、佐幕と体制維持の圧力を公私にわたって受け続けることとなる。自分自身を客観的に評価し、小藩の能吏となるよりも家老職を目指して藩主に直言するような大胆さを持つ継之助に対して、変化の時代はやがて彼に役割を与えていくのだった。
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