司馬遼太郎のレビュー一覧
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3巻では、勝海舟との出会いとその後の関わり、女性との関係性でウキウキしている竜馬が印象に残りました。お田鶴さまの竜馬に対する世話焼きぶりが、何ともほほえましかったです。竜馬は本当に愛されキャラで描かれています。女性からも男性からもというところから、人間力があるんだなぁと思うことしきりです。万人平等の社会を目指す竜馬の心意気と気概、いいなあと思いました。自分の志を貫くこと、人との出会いの大切さをあらためて感じています。人生において、いつ誰と出会うかが大事!!
また、竜馬の書は『維新志士の書のなかでは「最も風韻ゆたかな書風」』文章については『古今、豊臣秀吉の手紙文章とともに、書簡文の傑作』と記さ -
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竜馬の幼年期から、剣術修行のエピソードが描かれています。史実とは違うところが多いのだろうと思いつつ、抜群の面白さでした。歴史に疎い私でも、最後まで楽しめそうです。
幕末の重要人物も出てきて、ワクワクしました。(岩崎弥太郎、桂小五郎、吉田松陰)
剣術試合の場面では、白熱ぶりが伝わってきました。自分が剣道をやったことあれば、もっと分かるのになあ。竜馬とお姉さんの心の結びつきが良かったです。女性とのやりとりも目に浮かぶようで。それぞれの女性の人柄、魅力あります。坂本竜馬が、グンと身近な存在になりました。竜馬が泥棒と仲良くなるところ、笑えました。 -
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現代でも好きな事を商売にしたり新しい事業を始める時や続ける選択をする時に、知恵やコミュニケーション力や経験等必要な要素は沢山ある中で、文中にもある様に根本は覚悟じゃないかと思う。
司馬は万吉を文中で #度胸の化物 と万吉を表現してる。
度胸を覚悟と置き換えて、ビジネス本と呼べる小説に受け取った。勝手に。
この小説に #俄 という表題をつけるのは粋すね。
毎日自転車で走ってた鰹座橋とか花見してた土佐稲荷神社とか最近の会食の待ち合わせ場所やった露天神社とか出てくるし距離感もわかって良い。
幕末のビッグネームも登場するし500ページあるけど字は大き目で脱線も少なく読みやすい。
これこそ世の男子 -
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中巻では、継之助が藩主の手引きもあって藩の要職に引き上げられてからの富国強兵の内政、藩主を擁して鳥羽伏見の直前に京に上がって情勢分析をし、江戸に帰ってスネルを通じてミニエー銃を中心に武装を整えて調練をし、最後は分藩を集めて官軍に降るべしと伝える。
本巻を通じて通底しているのは、継之助の矛盾とそれによる面白さであろう。動乱の世を見据えて長岡藩は独立して重武装で乗り切るという発想を持っているため、あらゆる不合理を廃してしまう。自らが好きだった遊郭すら取り潰してしまう凄みを持っている。
福地源一郎や福沢諭吉との会話も面白い。福地・福沢は旧来の幕臣ではなく、先を見通した上で、幕府は倒れること、それ -
購入済み
傑作
歴史小説の名作がビジュアライズ。小説の中身がまんま漫画となって読みやすく、しかもコミカルで夢中になる、そんな仕掛けが随所に見られます。人間関係が複雑に絡み合う中でそれが分かりやすくてとても面白いです。小説画を読んだことがある人はもちろん、まだ読んだことない人でも読みやすい歴史漫画です。
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試験で仕方なく覚えた、歴史上の人物や事柄が、司馬遼太郎さんの手にかかると、生き生きと動き出してくるから不思議。
正岡子規が数学好きとのこと、初めて知った。源氏物語をよく読み込んでいたことも。源氏の写生力を絶賛していた。「読みさして月が出るなり須磨の巻」の句が記されていた。正岡子規は若くして亡くなったけれど、ホントすごい人だ。と同時に、司馬遼太郎さんも、小説にするまでの研究たるや、ものすごく大変だったと思う。
秋山兄弟や、正岡子規の自分の心情にまっすぐ生きる姿、情熱、カッコいい!
当時の、ロシアについての理解も深まってきたので、次巻も楽しみ。現在のロシアについて、思いを馳せられることができ