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Posted by ブクログ 2022年02月13日
家康と三河の家来たちの物語。家康は基本的には地方の殿様で、もともと天下を取るような夢も持っていなかったし、それほどの器量があったわけではないとする。確かに、彼は自国を守ることに一杯いっぱいだったし、今川、武田、そして織田に囲まれた環境ではそれは無理もない。そして、三河の国はもともと小さな豪族の集まり...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月13日
なんというカッコいい締めくくりだろう!読後の満足感と下巻への期待が最大限になって読み終えました。石川数正が到着して戦勝祝いをした際に、秀吉が返した言葉は流石と言うべきものだし、その後の著者の締めくくりがよく出来た舞台の幕引きみたいでした。いつも思いますが、司馬遼太郎の描くこの時期の秀吉はとても魅力的...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月22日
【感想】
「国盗り物語」や「太閤記」でも、特に異質で不気味な雰囲気を醸し出していた徳川家康が主人公の物語。
読んでいると、家康は決して野望家ではなかったということが窺い知れる。
その独特さや不気味さ、総じて変わり者であるという点はあくまで「三河者」というジャンルが為すものであり、その中でも特に家康...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月25日
司馬遼太郎ならではの徳川家康の話。
覇王の家、というタイトルとちょっと印象が違いますが~面白く読めました。
三河の小さな大名の子に生まれた家康。
今川に人質に出されている間に父は亡くなり、不在のまま跡を継ぐが、実質的には領国を支配できない。
三河の人々はそれに耐え、気の毒な若君を思い続けたという。...続きを読む
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