覇王の家(下)
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覇王の家(下)

693円 (税込)

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戦国時代の混沌の中から「覇王の家」を築き上げた家康の、勝者の条件とはいったい何だったのか……。小牧・長久手の戦いで、時の覇者秀吉を事実上破った徳川家康。その原動力は、三河武士団という忠誠心の異常に強い集団の存在にあった。信長や秀吉とは異なる家康の捕らえがたい性格を、三河の風土の中に探り、徳川三百年の精神的支柱を明かしつつ、日本人の民族性の謎にまで迫る。

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  • 覇王の家(上)
    693円 (税込)
    徳川三百年――戦国時代の騒乱を平らげ、長期政権(覇王の家)の礎を隷属忍従と徹底した模倣のうちに築き上げた徳川家康。三河松平家の後継ぎとして生まれながら、隣国今川家の人質となって幼少時を送り、当主になってからは甲斐、相模の脅威に晒されつつ、卓抜した政治力で地歩を固めて行く。おりしも同盟関係にあった信長は、本能寺の変で急逝。秀吉が天下を取ろうとしていた……。
  • 覇王の家(下)
    693円 (税込)
    戦国時代の混沌の中から「覇王の家」を築き上げた家康の、勝者の条件とはいったい何だったのか……。小牧・長久手の戦いで、時の覇者秀吉を事実上破った徳川家康。その原動力は、三河武士団という忠誠心の異常に強い集団の存在にあった。信長や秀吉とは異なる家康の捕らえがたい性格を、三河の風土の中に探り、徳川三百年の精神的支柱を明かしつつ、日本人の民族性の謎にまで迫る。

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覇王の家(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月30日

    よく比較される「信長」「秀吉」「家康」だが、私は「家康」が好き。
    松本潤が似合わないとか取りざたされる「どうする家康」も欠かさず視聴。
    好きな理由は何といっても長期にわたる安定政権を築き上げたこと。信長に仕え、秀吉に服従するかに見せかけつつ、じっくり時間をかけて自らの世を作り上げた実績が、後に250...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月09日

    三英傑の中では一番馴染みのなかった家康さん。
    江戸250年の基礎がここにあったのかと納得でした。
    大河ドラマがより楽しく見ることができそうです。

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    Posted by ブクログ 2023年03月31日

    小牧長久手の戦いが面白かったです。個人的に縁深い土地だということもあって、楽しく読めました。
    司馬遼太郎さんはすごい。

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    Posted by ブクログ 2022年02月13日

    家康と三河の家来たちの物語。家康は基本的には地方の殿様で、もともと天下を取るような夢も持っていなかったし、それほどの器量があったわけではないとする。確かに、彼は自国を守ることに一杯いっぱいだったし、今川、武田、そして織田に囲まれた環境ではそれは無理もない。そして、三河の国はもともと小さな豪族の集まり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月29日

    司馬遼太郎がまとめた、徳川家康の生き方をまとめた本。

    上では、小牧・長久手の戦いから休戦の顛末までと、家康の最期の話まで。

    自分の才能を疑い、歴史から再現性が高いことを重視して大名として君臨していたことがうかがえる。下手なビジネス書よりも学びがある。

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    Posted by ブクログ 2016年07月16日

    なぜか関ヶ原は思いっきり飛ばされているけど、家康が死ぬまでが書かれている。
    あらためて思ったのは個人の性格・能力はその環境から作られるもので、組織の性格・能力も個人の集合により作られるもので、その性格・能力は土壌となって未来に受け継がれていくものだということ。
    やっぱり歴史はおもしろい。

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    Posted by ブクログ 2023年08月31日

    家康のリーダーとしてのあり方は、興味深い。配下との合意形成の仕方、本人は語らず、まずは、意見を聞き、方針を決めていく過程は、部下が伸びる。現代にも通用するリーダーシップのあり方のひとつではないかと思った。
    こういう人だから、安定した社会が築けたのだろう思う反面、織田信長や豊臣秀吉が作る社会はどうなっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月25日

    主に豊臣政権になるまでを丁寧に描かれており、そこからいきなり晩年になってしまったのでちょっと残念。
    小牧長久手の戦いについてあまり知らなかったので興味深かった。
    あとやっぱり著者の描かれ方にもよるけど魅力的な人物ではない(笑)

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    Posted by ブクログ 2023年04月02日

    ■司馬遼太郎による家康やその家臣、秀吉などの濃密な描写。
    ■関ヶ原や大阪の陣のところなどがない。恐らく、人間的な描写ができる歴史書類が残っているところをつなげているのではないか。
    ■覇王の家というより、覇王の人という題名の方が相応しい、という感じの本。読み応えはあった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月12日

     小牧・長久手の戦いで秀吉を事実上破った家康から晩年の家康までを描き、家康の本質に迫る。

     信長や秀吉に比べると、英雄的な魅力が感じられない家康ですが、この作品を読んでその理由がさらにわかった気がします。

     同時に自分に置き換えてみると、家康のようにあるべきなのではないかと思う自分がいました。
    ...続きを読む

    0

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