新装版 軍師二人

新装版 軍師二人

880円 (税込)

4pt

戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将――天稟(てんぴん)の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る〈軍師二人〉。徳川家康の女性観を描く〈嬖女(めかけ)守り〉。他、争乱の時代を生きた、戦にも、女にも強い、生き物の典型としての男たちを描く、興趣尽きない短編集。

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新装版 軍師二人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月31日

    長いこと司馬さんのファンで多くの作品を読んできたけどこれはかなり異質に感じた。
    そもそも短編集が初めて読んだかもしれないというのと、登場人物が昔名を馳せた豪傑と一晩を共にする普通の女性というのが新鮮。
    ちなみに軍師二人は後藤又兵衛と真田幸村。このストーリーも真田丸の裏側という目線でも面白かった。

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    Posted by ブクログ 2016年10月18日

    文庫は短篇集だが、Audibleでタイトル作のみ聴く。後藤又兵衛と真田幸村という二人の軍師が知謀を闘わせながら自らの死に場所を探す。死に場所。

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    Posted by ブクログ 2012年04月10日

    戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将ーー天稟(てんぴん)の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る〈軍師二人〉。徳川家康の女性観を描く〈嬖女(めかけ)守り〉。他、争乱の時代を生きた、戦にも、女にも強い、生き物の典型としての男たちを描く、興趣尽きな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月06日

    戦国時代を題材にした傑作短編集。

    表題作「軍師二人」は真田幸村と後藤又兵衛を描いたもの。著者独特の視点からの二人の内面描写が興味深い。

    その他の短編も非常に面白い。
    出てくるのはほとんど無名の人物ばかりなのに、これほど面白くできる司馬遼太郎はやっぱりすごい。「雨女」「一夜官女」「侍大将の胸毛」な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月02日

    表題作の「軍師二人」の表現がとても好きです。

    まだ芝居の幕はあがるべきでなかった。
    が、あがった。

    たった二行で、坂道を転がり落ちるような破滅を予感させてくれました。

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    Posted by ブクログ 2022年10月25日

    短編集。標題の軍師二人は、真田幸村、後藤又兵衛を題材としているが、鉄砲の技術集団として知られる紀州の雑賀党であったり、織田信長の三百石とりの伊藤七蔵政国、徳川家康の新参の家来である佐野綱正、渡辺勘兵衛など、池波先生の小説は、こういったあまり知られていない人物を描くのが上手い。

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    Posted by ブクログ 2022年07月23日

    表題作を含む全8篇の短編集だが、なかでも関ヶ原合戦直前に家康より大阪城に残る側室らの保護を命じられた佐野綱正の不遇を描いた「壁女守り」が秀逸だった。

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    購入済み

    さすがは司馬遼太郎

    2020年07月19日

    司馬先生のてにかかるとよく知る真田幸村でもここまで面白くまた歴史的真実が学べるのだろう。是非ともNHKには読ませたい本だ。

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    Posted by ブクログ 2019年04月06日

    表題作を最後に配した短編8作品。どれも織豊時代、名のある大名に抱えられ、戦乱の世を生きた士が登場する。時に「雨おんな」などのように女性を主にした艶っぽい話があるが、何といっても有名無名の牢人が活躍する話が良かった。大大名とは言え軍立てする侍大将が必要であったが、その力のある牢人を巧く使いこなせる大名...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月07日

    「雑賀の舟鉄砲」
    手柄をあげたら 極楽浄土に行けるという無欲な話。
    宗教と若き城主夫妻。そのために死ねるか?
    鶴がもってくる ホシサカナが 壁の味がする。

    「女は遊べ物語」
    手柄に対してお金のことをいうと 浅ましく思われる日本の風潮。
    嫁が 浪費家で そのために一生懸念 手柄をあげようとする。
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