梟の城

梟の城

作者名 :
通常価格 924円 (840円+税)
紙の本 [参考] 1,155円 (税込)
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作品内容

織田信長によって一族を惨殺された怨念と、忍者としての生きがいをかけて豊臣秀吉暗殺をねらう伊賀者、葛籠重蔵。その相弟子で、忍者の道を捨てて仕官をし、伊賀を売り、重蔵を捕えることに出世の方途を求める風間五平。戦国末期の権力争いを背景に、二人の伊賀者の対照的な生きざまを通して、かげろうのごとき忍者の実像を活写し、歴史小説に新しい時代を画した直木賞受賞作品。

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梟の城 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    中学生のときにこれを読んで、歴史小説(これは時代小説か?)にハマり始めた。二十年経っていまの中学生に紹介するのを機に、久し振りに読み返した。やっぱり面白い。ただ、世の倫理観が、発表された昭和30年代と、私が中学生だった平成10年代といまとでだいぶ変わっているので、司馬のこのいかがわしさを現代の中学生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月25日

    この時代に生きている人を、忍者を、本当に見てきたかのような見識と描写。
    司馬遼太郎にしかなしえない、取材力と想像力を結集した最高傑作。
    描かれた一人一人の思考に没入しすぎてしまう中クライマックスの、優しさというか司馬遼太郎らしさが、またカッコよすぎる。

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    Posted by ブクログ 2021年08月27日

    1960年(昭和35年)
    前半期の直木賞(第42回)受賞作

    あらすじ
    織田信長による伊賀侵攻である天正伊賀の乱から10年後、伊賀忍者・葛籠重蔵(つづらじゅうぞう)は隠遁生活を送っていた。仇としていた信長はすでにこの世の人ではなくなり、生きる希望を失っていたが、かつての師匠・下柘植次郎左衛門から、太...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月10日

    忍者ものでは、この作品が一番好きです。派手さはなくても、重厚な感覚と逆の疾走感も味わえる。読み終わるのが残念でした!

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    Posted by ブクログ 2021年02月16日

    豊臣から徳川へと天下が移り始め、再び戦乱の世へと転じようとしている最中、様々な思惑に振り回されながら、任務を全うする忍者の暗躍を描いた話。

    闇討ちはもちろん、一騎討ちなど手に汗握る戦闘場面や、忍び達の偏った男女関係があったりと起伏に富んだ展開が続き、楽しみながら読めた。

    歴史小説読まず嫌いを克服...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月11日

    何度読んでも面白い。
    主人公の葛籠重蔵の飄々とした生き様がよい。
    小萩とのつかず離れずの関係もよい。

    最終的に二人が平穏に過ごすのもよい。

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    Posted by ブクログ 2019年10月09日

    中学生の頃に読んでいました

    司馬遼太郎さんを知ったきっかけの本です。
    とっても面白くて、今でも何回も読み直しています!

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    Posted by ブクログ 2019年10月02日

    司馬遼太郎氏と言えば、戦後の日本を代表する小説家の一人です。
    作品を読んだことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

    本木雅弘・阿部寛主演で『坂の上の雲』が映像化されたり、『竜馬がゆく』、『国盗り物語』、『功名が辻』など、大河ドラマの原作になった作品も多いです。

    そちらを観たことがあるという方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月05日

    天正伊賀の乱による伊賀国の滅亡。一族を惨殺された葛籠重蔵(つづらじゅうぞう)は秀吉暗殺に忍者としての生涯を賭ける。一方、伊賀の国を裏切り、秀吉配下の前田玄以に仕官した風間五平は、重蔵を捕らえることによって自身の出世を企むが…

    忍者が駆けて跳ねる本書は、司馬遼太郎の直木賞受賞作にして、著者を新聞記者...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月06日

    忍びの者 伊賀忍者の物語。
    乱波(らっぱ)。
    物語でつかわれている言葉がわかりにくいが、物語としてはよく練られている。
    織田信長から 秀吉が関白となり,朝鮮へ征伐しようとしている時の話である。

    重蔵は、下柘植次郎左衛門の命により,秀吉を討つように言われた。
    信長による伊賀の征伐は,
    伊賀ものたちの...続きを読む

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