司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 最後の将軍 徳川慶喜

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    初・司馬遼太郎

    いままさに社内政治において、その論の運び方や思考力に悩んでおり、作内の慶喜とそれを描く作者の論理力に痺れた。

    受験で日本史を選択したはずが、幕末の動乱はいまいち頭に入っておらず、今作で興味が湧いたので色々勉強したい。

    慶喜の心の内は誰にも分からないが、世が世なら、、と思うのもこれまた人の勝手なところ。

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    2024年03月09日
  • この国のかたち(一)

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    1990年に上梓されたエッセイ本。しかし、充分に読み応えがあります。どの章も重みがあり今を生きる私たちの標になります。
    歴史的知識だけではその時代を理解できません。誰がいつどこでどうしたのか。何故そうなったのか…史実の背景を読み解く必要がありますが、これを読み教科書的のみで浅かった知識が広がり深まりました。
    歴史小説を何冊も書いてきた司馬さんですが、それも明治時代まで。
    あの昭和初期から敗戦に至るまでの日本史に猛烈に怒っています。
    …ながい日本史の中でも特に非連続の時代、ーあんな時代は日本ではないーと理不尽なことを灰皿でも叩きつけるようにして叫びたい衝動が私にはある。…日本史のいかなる時代とも

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    2024年03月08日
  • 坂の上の雲(六)

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    すごい読み応え。ヨーロッパでの諜報および革命煽動活動、バルチック艦隊のドタバタな重労働、バルチック艦隊を迎え打つための周到な訓練、奉天会戦に臨むそれぞれの立場の決意や駆け引き。
    世界が注目しているということがひしひしと感じられる。
    不謹慎だけどこれくらいの士気での仕事がしてみたい。

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    2024年03月06日
  • 竜馬がゆく(六)

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    悲しい話が多いので★4つです。。
    寺田屋で竜馬が怪我をしたのは知らなかったです。
    ワイル・ウエフ号の話は切ないです。

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    2024年03月06日
  • 竜馬がゆく(五)

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    全8巻の物語もここからが後半の折り返し。
    長州が半分、次いで薩摩、竜馬の話という感じ。
    長州が無念の大敗を喫し、血生臭さが増していく。
    竜馬は、勝海舟の神戸海軍塾の解散、西郷との出会いを経て、やがて会社の設立を思い描いていく。

    長州の池田屋ノ変など、重暗い話が続くなか、
    おりょうさんが個性を爆発させるエピソードが印象的で、菊の枕エピソードや、お田鶴さんとの女同士のバトルなど、閑話休題として面白かったです。

    いよいよ薩長同盟が近づいてきたかという感じで、
    次巻も楽しみです。

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    2024年03月05日
  • 世に棲む日日(四)

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    短くも劇的な生涯。もし彼の人生がもう少し長く続いていればどうなっていただろうかと思わずにはいられない。でも、どんな立場になっても性に合わないと投げ出してしまいそうだ。またそれも高杉晋作らしくていいような…

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    2024年03月01日
  • 項羽と劉邦(上)

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    個人的には読み進めるほど、章邯と司馬欣に魅力を感じて持っていかれました笑
    現代日本人の私たちでは感覚が掴みづらい当時の風習や世界観を端的にわかり易く説明しながら、キャラクターにしっかり血が通っているのが感じ取れる物語の展開の仕方が凄かった。
    司馬遼太郎先生の作品を初めて読み終えたけど、頭が混乱しない物語運びが、ただシンプルに凄いと思った。

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    2024年03月01日
  • 関ヶ原(下)

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    ネタバレ

    義と利
    最期、石田三成が義を貫いた?思い出した?
    シーンも感動です。

    ボタンの掛け違いのように、思い込みで負けた光成。
    石橋を叩きすぎる家康。

    性善説の光成。
    性悪説の家康。

    少しの違いで歴史が変わるのかと思えた、
    非常に読みごたえがありました。

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    2024年02月29日
  • 竜馬がゆく(八)

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    司馬遼太郎による坂本竜馬を主人公とした小説。
    文庫版で八巻にもおよぶ超大作。

    司馬遼太郎の小説は初めて手に取ったが、引き込まれる内容だった。彼の膨大な取材量に裏付けられた緻密な描写もさることながら、ここまで長い小説であるにも関わらずほとんど中弛みがなかった。

    本作は竜馬が故郷の土佐(高知)から武者修行のために江戸に発った1853年から、大政奉還直後に近江屋で暗殺される1867年までの期間を描いている。

    個人的には、大学受験で日本史を得意としていただけに本作における時代背景や大まかな出来事、流れは頭に入っていた。
    しかし、たった十数年の間にこれほど濃密で熱い男たちの闘いがあったことは全く知

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    2024年02月28日
  • 馬上少年過ぐ

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    2つの単行本から計7編を収録した本。河井継之助、イカルス号事件、田崎草雲、伊達政宗、山田文庵、脇坂安治+創作1編。
    山田事件は山田文庵に厳しい評価が多いが、文庵に寄り添ったないようになっているのが面白い。司馬遼太郎氏は四国の南側の空気感には割と厳しい目線が多い気がする。
    脇坂安治の貂の話は知らなかった(創作としても知らなかった)。安治の評価はなかなか手厳しいが、3万石の話なども興味深い。短編であっても、それぞれに司馬さんの思いが詰まっており、読み応えがあった。

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    2024年02月27日
  • 街道をゆく 40

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    「国家とはなにか」をテーマに、司馬遼太郎さんと台湾のかかわりや歴史についてのお話

    台湾の雰囲気やグルメやショッピング、台湾の人々が大好きで、何度も行きたい!と楽しい気持ちいっぱいだったけれど、歴史を知り、思うと悲しく、単に楽しい!の気持ちだけで訪れていいのだろうかと思いました。

    「私は台湾を紀行している。絶えず痛みを感じつつ歩いている。」

    そして、何度も出てくる「人間の尊厳」という言葉。
    互いを尊重しあえる世界のために、私たち個人が互いを尊重するようにしなければいけないですね。

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    2024年02月27日
  • 関ヶ原(中)

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    ネタバレ

    p141.風雲
    家康は、風のなかで立っている。
    どっしり構えていた家康が、初めて心を乱された。
    さすが直江兼続。パチンコで主役を務めるだけある。

    その他
    小山評定での発言ひとつで徳川政権後の石高が変わる面白さ。
    家を残すための必死さ、謀略など。面白い。

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    2024年02月23日
  • 坂の上の雲(二)

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    自分は子規と比べるまでもなく凡庸な人だけど、幼なじみが出世して社会で影響力を増していく中で自分が燻っていることの悔しさとかこれでいいのかという気持ちはちょっとわかる。

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    2024年02月20日
  • 竜馬がゆく(四)

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    京に新撰組がうまれshuku・shuku・粛清。
    土佐勤王志士たちの切腹シーンが続き、泣ける。
    竜馬のセリフや行動に、笑う。

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    2024年02月19日
  • 坂の上の雲(五)

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    舞台は激戦の203高地。遼陽の満州軍総司令部から旅順にやってきた児玉が、第三軍司令部にて涙ながらに叱責するシーンが印象的でした。

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    2024年02月17日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    剣に生き剣に死んでいった新撰組の話。銀魂程度の知識しかない状態で読んだけど、めちゃくちゃのめり込んだ。こんなにも色んな人達がいて各々の物語があったことに当たり前やけど気付かされた。今では分からないこの価値観の中で生きて散っていく新撰組に焦がれる。

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    2024年02月17日
  • 功名が辻(四)

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    人の人生とは不思議なものだなぁという印象が大きく受けた。

    一豊は一貫して真面目でコツコツと積み上げていく、千代は独自の感性と時代の流れを汲み取る力でお互いに支えて登ってきた。そこには運も絡んだであろうことは明白であるが。

    最後はどちらの考え方にも正解はなかったというと語弊があるが、どちらのやり方も間違ってはいなかったのではないか。しかし最善手ではなかったように思える。一豊も千代も年齢を重ねており、様々な思考の散りつもり、若々しく話を重ねていくというのが難しかったのではないか。
    あそこでお互いの折衷案のような形を出せれば良かったのかなぁ。流れは変わったのか、変わらなかったのかは知らないが。

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    2024年02月15日
  • 坂の上の雲(四)

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    巻全体を通して、組織の上に立ち、統率する立場にある人間の資質とは?について考えさせられる内容でした。

    司馬遼太郎がこき下ろす、乃木希典と伊地知幸介という人物。終始モヤモヤしながら読み進めましたが、本作だけでなく、他の書籍も読んで、多角的に二人のことをもっと知りたいと思いました(それでも結果的にモヤモヤで終わるかもしれないけど)。

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    2024年02月13日
  • 関ヶ原(上)

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    まず、時代小説なのに非常に読みやすい。
    もっとたくさん読みたい。
    しばらくは司馬作品ばかりになるかも。

    関ヶ原は家康VS石田三成は知っていたが、恥ずかしながらそれしか知らなかった。
    豊臣秀吉死去の後、なぜ戦いが起こるのか。
    各々の性格などが非常に丁寧に描かれており、ジワジワと関ヶ原に向かって行くのがドキドキする。
    家康が本当に狸です。笑

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    2024年02月12日
  • 花神(中)

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    薩摩藩の軍師とも言うべき伊地知正治も認めた大村益次郎。豆腐で晩酌するくらい豆腐が好きだったようだ。

    幕軍が攻めてきた辺りまで。

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    2024年02月11日