司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 坂の上の雲(二)

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    日清戦争の実情が面白すぎる
    とことんだらしない清国軍とやる気に満ちている日本
    好古は天津の司令官になった
    真之はイギリスやアメリカに留学に行き、米西戦争などから「戦術と戦略」を学ぶ。これが日露戦争で大いに役立ったと言われているらしい。
    子規は尚、病床。悪化の一歩を辿る。日清戦争の記者になれて大喜び。「日本」よりも「ホトトギス」が売れだし、界隈では有名な作家となる。

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    2024年05月16日
  • 項羽と劉邦(下)

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    『項羽と劉邦は人望とはなにかをめぐる明晰な考察の集大成なのである』
    解説である通りだと思う。
    この物語に描かれる劉邦は不徳で無能、でも何とも言えない可愛げがあって人を惹きつけてやまない、例えるなら大きな空っぽの袋のような人物である、と。
    自分が所属する組織とその構成員に照らすと、色々と気づくことがあった。

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    2024年05月15日
  • 新装版 軍師二人

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    司馬遼太郎よりもっと若い人の作品読みたいなと思いつつ読むとめっちゃ面白くてビビる。すごいわ、短編集なのに読み応えありすぎ。

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    2024年05月11日
  • 翔ぶが如く(五)

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    ここまで読み進めてきた中では一番面白かった。
    特に大久保利通の外交シーン、ビジネスにもつながると思い同僚に勧めてしまった

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    2024年05月11日
  • 竜馬がゆく(八)

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    ついに慶喜が大政奉還を宣言。その後の新政府がどのように政治を行っていくのかまで考えている竜馬の時勢を読む力は流石だ。
    それだけに、その先の日本と龍馬を見ることができないのが残念に思われる。

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    2024年05月11日
  • 項羽と劉邦(上)

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    項羽と劉邦をちゃんと読むのは人生で初めて。
    部分的には古文の授業で読んだことがあるけど。

    ドラマチックな感じではなく、とにかく淡々と歴史を追っていく感じ。

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    2024年05月09日
  • 梟の城

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    時代小説といえば司馬遼太郎、中でも初期の作品で、直木賞受賞作である。
    中期〜後期の作品群に比し、本作はファンタジー要素が強く忍者感(?)溢れる技の数々、戦闘シーンなどエンタメへの全振りっぷりが若き日のシバリョみを感じられて面白い。
    内容は、
     伊賀忍者の生き残り、葛篭重蔵の元をかつての師匠が訪れ、堺の豪商・今井宗久から金で請け負った太閤秀吉暗殺の仕事を彼に命じる。 闇に生き、梟と呼ばれる忍びとしての誇りをかけ、密命を果たそうとする重蔵を待っていたのは、伊賀を裏切り、出世を望んで武士に転身した風間五平らとの戦いだった……。(ネットの拾い概要)

    途中、甲賀忍者と戦ったり謎の美人くのいち・小萩との

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    2024年05月09日
  • 竜馬がゆく(七)

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    いろは丸でのくだりもそうであるが、「法」によって争いごとを解決しようとしたり、倒幕後の新しい国を治めようという竜馬の考え方が、新しい日本という国に繋がっているのだと思うと、なんだか不思議な気持ちになる。
    また、血を流さずに回天を成す「大政奉還」をここで実行しようというのも、竜馬という人物の大物たるところなのだと思う。

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    2024年05月06日
  • 項羽と劉邦(下)

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    学んだことメモ 項羽の圧倒的な武力に対して、敗戦を繰り返しながら、逃げ腰の劉邦が勝利する。
    勝利の要因は
    ・人望があり、受容、引き立てにより周囲に優秀な人が揃った。
    ・愚鈍であることを本人が理解していた可能性がある。周囲の意見をとにかく傾聴した。
    ・食わすことは怠らなかった。そのため人が離れることがなかった。兵の命を大事にしていたと考えても良い。
    ・失敗をしても体制を整え続けた。好機を捉えていた。

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    2026年01月12日
  • 竜馬がゆく(六)

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    ついに薩長同盟が成った。
    日本というひとつの国を作るという竜馬の構想がまた一歩着実に進んだ。
    おりょうへの言葉も良かった。

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    2024年05月03日
  • 馬上少年過ぐ

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    ひさびさの司馬遼太郎。幕末2篇、戦国〜江戸初期5篇。歴史を動かす人物、歴史の動きの中で翻弄される人物を描かせたらやはり天下一品。歴史の中でどのような大きさの役割を果たした人物なのか「この程度がこの人物の限界だろう」などとバシッと裁定する視点は厳しくもあるけれど、「この程度」であるところにこそ英雄になりきれない人間味を描いたり尋常でない英雄の中に人間味を描いたりするのが司馬遼太郎の面白さ。どれも良かったけど特に面白かったのは宇和島藩の支藩伊予吉田藩を描いた『重庵の転々』かな。

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    2024年05月02日
  • 坂の上の雲(八)

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    5巻を読んでいる頃、根岸にある子規庵を訪ねました。小さな日本家屋と季節の草花が植る庭から、子規の創作活動と家族3人での暮らしが想像できます。
    日本海海戦から帰った真之は、この子規のいなくなった家を訪ねます。しかし、家の前まで行っても、戸を叩き、子規の母と妹に会うことはありませんでした。
    真之は子規の家の前で何を思ったのでしょう。あの静かな路地にある真之の後ろ姿を想像すると、なんだかとても切ない気持ちになりました。

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    2024年04月21日
  • 関ヶ原(下)

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    天下分け目の決戦を小説として読むことができ、非常に面白い内容だった。結局人は利で動かされるのは、いつの時代もこれが人間の性分かと思うとある意味辛くもあるが、考えさせられることが多い。石田三成の生き様をもう少し深掘りして歴史を学んでみたい。

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    2024年04月21日
  • 「明治」という国家[新装版]

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    司馬史観の集大成として、明治国家を概観する。
    歴史が横でつながる。

    ◯三人の国家設計者
    ・改造:小栗豊後守忠順(上野介)
    ・解体:勝海舟
    ・文明という普遍性:福沢諭吉

    ・小栗上野介による横須賀ドックで、江戸幕府は土蔵付の売家に。

    ◯藩の多様性
    ・薩摩:物事の本質をおさえておおづかみに事を行う政治家や総司令官
    ・長州:権力操作に長け、官僚機構をつくり動かす
    ・土佐:野にくだり、自由民権運動(長曾我部家から続く一領具足の郷士)
    ・佐賀:実直で有能な事務官(鍋島家の長崎警備かたの軍洋式化、学問・科学技術発達)

    ◯廃藩置県
    ・津田出による和歌山でのミニ明治国家

    ・廃藩置県の鎮魂としての荒城の

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    2024年04月30日
  • 関ヶ原(中)

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    いよいよ決戦に向けて各人の思惑や思考が表出され出してきて面白くなってきた。戦いの前の作戦や分析が垣間見られ出してきて歴史から勝敗の結果だけはわかっていても、そこに至るまでのプロセスや登場人物たちの心情の機微を楽しみたい。

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    2024年04月18日
  • 夏草の賦(下)

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    ネタバレ

    「夏草」は芭蕉の有名な句から
    「賦」は歌や詩

    まず、素晴らしいタイトルだと思った。

    急に来た歴史 戦国武将ブーム(自分の中で)
    織田信長 豊臣秀吉 徳川家康 ではなく、もっとマイナーなところを攻めたい(歴史を知っている方からすれば有名で怒られるかもしれませんが)

    まずは、長曾我部元親。天野純希さんの「南海の翼」がおもしろかったので、司馬遼太郎さんの今作を読ませて頂きました。

    司馬遼太郎さんの本は、なんせ上・中・下 ㈠㈡㈢・・・と大作揃いで敬遠しがち、坂の上の雲って面白そうだと思った時もありましたが、勇気がなく撤退しました。

    今作を読んで、「え、全然堅苦しい感じじゃないぞ」「違う作品も

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    2024年04月16日
  • 新史 太閤記(下)

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    とにかく秀吉がイキイキしていてかっこいい。
    違う価値観を作り、天下をとる。
    当然、簡単ではないよなぁ。

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    2024年04月08日
  • 夏草の賦(上)

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    四国を切り取った長曾我部氏。その中でも元親は非常に有名である。
    元親視点から進んでいくのかと思いきや、まさかの嫁視点からとは驚いた。そもそも元親の嫁が菜々という織田家の家臣明智光秀に縁のある人物であるというのも初めて知った、、、

    元親の視点は意外と少なく菜々の視点から描かれていて、元親の主観ではなく菜々の客観的な視点から多く内容が進んでいるように感じられ当時の四国という状況をより分かりやすく理解できた。

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    2024年03月26日
  • 花神(下)

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    ようやく、なぜ「花神」なのか分かった。死に方も、蔵六らしい。
    解説にもあるように、司馬は変革期を描きたかったらしい。そういう意味では、今一度、もっと読まれても良い作家かもしれない。大村の先見の明も。

    次は松蔭&高杉かな。

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    2024年03月23日
  • 故郷忘じがたく候

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    司馬遼太郎さんの言葉は古びることなく生き生きと今ここで語りかけているように届く。
    1976年に刊行された文庫の新装版。
    16世紀末の朝鮮の役で日本に連れてこられた陶工たち、そのまま鹿児島で生き続ける子孫たちとの出会いと交流。
    幕末の世情に翻弄され奥州遠征した一人の長州藩の男の最期。
    細川ガラシャの生涯。
    歴史を語りながら、多くのことを考えさせてくれます。

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    2024年03月22日