司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 坂の上の雲(五)

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    舞台は激戦の203高地。遼陽の満州軍総司令部から旅順にやってきた児玉が、第三軍司令部にて涙ながらに叱責するシーンが印象的でした。

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    2024年02月17日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    剣に生き剣に死んでいった新撰組の話。銀魂程度の知識しかない状態で読んだけど、めちゃくちゃのめり込んだ。こんなにも色んな人達がいて各々の物語があったことに当たり前やけど気付かされた。今では分からないこの価値観の中で生きて散っていく新撰組に焦がれる。

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    2024年02月17日
  • 功名が辻(四)

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    人の人生とは不思議なものだなぁという印象が大きく受けた。

    一豊は一貫して真面目でコツコツと積み上げていく、千代は独自の感性と時代の流れを汲み取る力でお互いに支えて登ってきた。そこには運も絡んだであろうことは明白であるが。

    最後はどちらの考え方にも正解はなかったというと語弊があるが、どちらのやり方も間違ってはいなかったのではないか。しかし最善手ではなかったように思える。一豊も千代も年齢を重ねており、様々な思考の散りつもり、若々しく話を重ねていくというのが難しかったのではないか。
    あそこでお互いの折衷案のような形を出せれば良かったのかなぁ。流れは変わったのか、変わらなかったのかは知らないが。

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    2024年02月15日
  • 坂の上の雲(四)

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    巻全体を通して、組織の上に立ち、統率する立場にある人間の資質とは?について考えさせられる内容でした。

    司馬遼太郎がこき下ろす、乃木希典と伊地知幸介という人物。終始モヤモヤしながら読み進めましたが、本作だけでなく、他の書籍も読んで、多角的に二人のことをもっと知りたいと思いました(それでも結果的にモヤモヤで終わるかもしれないけど)。

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    2024年02月13日
  • 関ヶ原(上)

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    まず、時代小説なのに非常に読みやすい。
    もっとたくさん読みたい。
    しばらくは司馬作品ばかりになるかも。

    関ヶ原は家康VS石田三成は知っていたが、恥ずかしながらそれしか知らなかった。
    豊臣秀吉死去の後、なぜ戦いが起こるのか。
    各々の性格などが非常に丁寧に描かれており、ジワジワと関ヶ原に向かって行くのがドキドキする。
    家康が本当に狸です。笑

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    2024年02月12日
  • 花神(中)

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    薩摩藩の軍師とも言うべき伊地知正治も認めた大村益次郎。豆腐で晩酌するくらい豆腐が好きだったようだ。

    幕軍が攻めてきた辺りまで。

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    2024年02月11日
  • 峠(下)

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    『最後のサムライ』という映画の副題がしっくりくる良い作品。ただ、主人公に目を向けると、結局は領民の命より武士としての生き様を重視した人物だという印象。おそらく司馬さんのフォローだろうが、個人的には彼に長岡藩が小さ過ぎたとは思えない。

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    2024年02月10日
  • 坂の上の雲(三)

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    正岡子規の最期と日露戦争の開戦と、これまでで一番手に汗握る展開で、夢中で読んでしまいました。

    にしても、まるでその現場で見聞きしていたかのような詳細な描写、これが司馬遼太郎なのでしょうけど、いったいどのくらいの時間と労力をかけて人物や史実を研究したのかと、純粋にただひたすら感服するのみです。

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    2024年02月10日
  • 空海の風景 下巻 (改版)

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    空海の生涯を数多くの文献と司馬遼太郎の考察により紐解いていきます。小説と考察文の中間のような書物です。そして上下巻読んで思うのは空海ほど天才という言葉が似合う人はいないのではないかということです。10代で儒教、道教、仏教を比較して仏教の優位性を説いたり(しかも戯曲という形で)、遣唐使として唐に渡れば、現地の中国人よりも漢詩が上手く中国人の尊敬を集めたり、唐に渡って半年で梵語をマスターしたり、帰国後は氾濫を防ぐための大きな溜池の土木工事をしたり(現在も香川県で使われている)と1つ成し遂げただけでも凄いのに、そういうエピソードが多岐に渡ります。そして1番凄いのは、勿論真言宗という密教の宗派を開いた

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    2024年02月07日
  • 人斬り以蔵

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    人斬り以蔵と呼ばれる、岡田以蔵の長編かと勘違いして購入。短編集でした。でも結果的には良かったかも…
    岡田以蔵が悲しすぎて切なすぎて。
    以蔵は以蔵なりの正義があり、頭の悪さ、口下手さにつけ込んだ武市半平太が悪いと思いました。最後の拷問場面や武市に毒薬を渡された場面は本当に辛かった。泣きそうでした。
    他の短編もなかなか読み応えがあり、幕末や秀吉、家康の時代の話もあり、楽しめました☆
    司馬遼太郎先生が大好きです。

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    2024年02月04日
  • 関ヶ原(上)

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    石田三成が主人公、上巻は太閤秀吉の晩年〜没後家康が大阪城西ノ丸に移り住むまで。三成が家康の掌で転がされて歯痒い。(作者・司馬遼太郎の思う壺)加藤清正や福島正則等、歴史に名を残す面々の人間味溢れる描写は流石。

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    2024年01月30日
  • 国盗り物語(三)

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    斎藤道三が亡くなり、織田信長編と言いつつも、多くは明智光秀に関して書かれている。斎藤道三の意思を別々の仕方で受け継ぐ2人の絶妙な関係性。明智光秀が将軍家再興を強く望んでいたということを初めて知った。

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    2024年01月29日
  • 竜馬がゆく(三)

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    いろんな女人が竜馬に惹かれている描写が多いけどおりょうはいつ出てくるんだろう、って思った。やっと出てきました!竜馬の未来のお嫁さん!ヽ(;▽;)ノ <わ〜|

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    2024年01月27日
  • 竜馬がゆく(四)

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    長州が京から撤退。保守派の薩摩との軋轢の深化。
    土佐勤王党の弾圧、武市半平太や岡田以蔵らの無念に竜馬念願の軍艦入手と、明暗が別れた1冊。
    特に武市と富子夫人のエピソードが切なく哀しい。
    動乱の幕末を翔る志士たちの生き様、此処にあり。

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    2024年01月25日
  • 関ヶ原(下)

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    結局、自身が動員できる軍事力がすべてなんだな。
    家康250万石、三成19万石では諸侯を動かす力が違う。西軍の戦力が働けば話は違ったろうに。
    で、これは今も変わらない。どんなに高邁な理想を掲げても、それを支える力がなければ理想は形にならない。
    そしてもう一つ。人は義ではなく利によって動くもの。進歩がないねぇ。

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    2024年01月25日
  • 関ヶ原(中)

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    三成が奉行の座を追われ、家康が上杉討伐に動き出す。三成の挙兵を待っていたかのように小山評定に。
    三成と家康の派閥工作が丹念に描かれているけど、いくら何でも、これらがすべて家康と正信の脚本通りとするの思いっきりがよすぎるよなぁ。ま、そのおかげで講談みたいに面白いんだけどさ。

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    2024年01月25日
  • 竜馬がゆく(二)

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    竜馬が脱藩するシーン、権平、乙女、栄の心境を思うと泣ける。武市の今後の運命も切ない。
    竜馬がどうしてこんなに人気があるのか少しずつわかってきた。他の武士には無い、臨機応変さ、明るさ、優しさ、魅力がたくさんある。

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    2024年01月24日
  • 関ヶ原(上)

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    何十年ぶりかで司馬作品を読んでみた。
    とても読みやすくてしっくり来る。自分の歴史認識は司馬先生の作品で培われたものだから当然だよね。
    いわゆる司馬史観にまみれているんだな。しかも中学、高校生の頃に読んだものだから、作品を小説としてではなく事実として認識していることが多い。さすがに今は、「小説ならでは」の記述を多少は認識できるようになったと思うけど…。どうかな。

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    2024年01月23日
  • 城塞(下)

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    大阪夏の陣。
    家康の話と言うよりそれぞれの諸将たちなど全体像です。
    真田幸村など魅力的な人物たくさん。
    小幡勘兵衛、壇団右衛門なども。

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    2024年01月22日
  • 峠(上)

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    激動の幕末を迎える直前に、誰よりその流れを感じていた継之助の人となりがじっくりと描かれた上巻。おそらく一時的であることを分かりながら、夫との何気ないひと時を喜ぶ妻、すがの素直な気持ちが印象的。

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    2024年01月21日