高田崇史のレビュー一覧

  • 試験に敗けない密室 千葉千波の事件日記

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    読書録「試験に敗けない密室」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p17より引用
    “あと、兜町も近いけれど、そっちはぼくに
    は何の興味もないし、行ったこともないんだ。
    好きじゃないんだよ。他人の会社の努力を利
    用して一儲けしようと企んでる奴らが、うじゃ
    うじゃいるからね。”

    目次より抜粋引用
    “密室の始まり
     続いて密室
     さらに密室
     やはり密室
     密室の終わり”

     浪人生と美貌の天才高校生を主人公とした、
    長編ミステリ。シリーズ第二弾。同社刊行作
    文庫版。
     夏休みを利用して、天才高校生・千葉千波
    の家の別荘へ泊りに行く事にした主人公・八
    丁堀と友人・饗庭慎之介。タクシーに乗って

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    2025年01月19日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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     鎌倉市由比ヶ浜にある由比ヶ浜女学院の生徒が意識不明の重体で発見された。彼女の名前は、辻曲摩季。外傷は擦り傷程度、CTやMRIを撮っても異常は見つからない。清和源氏の血を引く中伊豆の旧家、辻曲家で、強い霊的感性を持つ摩季の姉の力を持ってしても原因が掴めない。敵は怨霊か。昔は歴史作家希望で、辻曲家の兄妹たちと親交ある陽一が、鎌倉の歴史について調べたはじめた矢先、意識不明のはずの摩季が姿を消す。

     ということで本作はシリーズ一作目。歴史の気になる部分に焦点を当てて、実際はこうだったのではないか、と〈可能性〉を提示する歴史ミステリ(伝奇色もだいぶ含んでいます)の醍醐味が詰まった作品になっています。

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    2025年01月19日
  • QED 六歌仙の暗号

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    七福神について調べていた男子学生が交通転落事故で死亡し、その学生が所属していた大学の薬学部教授が実験中に中毒死、死亡した教授の助手をしていた男性が自宅で刺殺される・・・という事件が立て続けに起きた、タタルの母校。
    事故死した男子学生の妹で、その大学の現役学生である貴子から、奈々にタタルとともに兄の死と七福神の呪について調査したいという依頼?があり、3人で京都に向かう。
    タタルの七福神、そして古今和歌集の六歌仙についての知識があいかわらず膨大!
    現代で起きた事件と、歴史ミステリーの二本立てのような感じだ。
    歴史ミステリが、現代の事件の動機に関わっているので、どちらも大事です。

    昨年の大河ドラマ

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    2025年01月03日
  • QED 百人一首の呪

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    うーん、トリックが面白くない!ある登場人物は記憶力はいいけど物事の順番を把握するのが苦手でした見た時間間違ってました、はめちゃくちゃ面白くない。まあいわゆる安楽椅子探偵ものなんだけど、博覧強記の主人公、ってのはいいんだけどケレン味ばかり目につくわりに描写が甘くて人物に魅力が足りないね。百人一首の謎解きはなかなか興味深かったけど歌の解説はめんどくてまともに読んでない。しかしこれは一作目じゃないのか?なんかよくわからない妹の名前が出てきたり登場人物たちが知り合いだったりしてて前作があるように思えるんだが?でも一作目ぽいな。謎。

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    2024年12月30日
  • QED 百人一首の呪

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    ネタバレ

    まず初めに、本書の圧倒的な百人一首の情報と著者の知識に感服致しました。
    今まで、何気なく知っていた百人一首にこんな考え方があるのかと驚き、それをミステリーに落とし込んだ著者に拍手を。

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    2024年12月23日
  • QED ~flumen~ 九段坂の春

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    QEDシリーズのスピンオフとして主要レギュラー陣の若かりし頃の初恋が描かれている中編集。現在の知識、行動の片鱗はもちろんそれぞれが見せているものの、まだまだ未成熟なところが初々しくて良いなあと思いつつ読み進めていると、最後にあっと驚く仕掛けが待っていた。流行りの言葉では伏線回収とでも言いましょうが、流石は高田氏だけあって一筋縄ではいきませんでしたね。

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    2024年11月28日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    購入済み

    つまみぐいにアンソロ

    母がフォローしている恩田陸を少し読んでみようと思ったのですがこういう方向性は求めてなかったなあ…という感じ。ファンタジーはちょっと。
    しかし高田さんの作品だけかなり刺さったのでシリーズ読みたくなりました。こういうのと出会えるから良いのよね。

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    2024年10月23日
  • カンナ 飛鳥の光臨

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    QEDに続く歴史の謎に挑むシリーズ。
    第一弾はまさに謎の中の謎ともいえる聖徳太子の存在について高田氏が独自の解釈を展開するのですが、なるほど、もしかしたらそうだったかもと思える説得力が楽しいです。
    関係者が忍者の末裔というのもQEDにはないスパイスだし、またしても面白いシリーズに出会ってしまった。
    学生の頃には歴史に全く興味を覚えなかった自分が、まさか50歳を越えてこれほど好きになるとは想像だにしていなかったところは、まさに歴史教育の欠点を体現しています。

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    2024年10月13日
  • QED ベイカー街の問題

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    シャーロキアンたちの永年の課題を高田節で見事に推理している。
    空き家事件以降のホームズ像との相違についてワクワクしながら読むことができた。
    ホームズを知っておくと尚面白い。

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    2024年09月17日
  • QED 六歌仙の暗号

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    六歌仙がなぜこの6人なのか。
    七福神と呪、怨霊が交錯する日本の思想から推理していく様は圧巻!
    好説とも言える高田節でスッキリと日本の連綿と続く思想を説いている!

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    2024年09月17日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    鎌倉時代の鎌倉をテーマにして鶴岡八幡宮や銭洗弁天など場所に纏わる短編集。
    鎌倉はよく行っていたので全ての場所が分かって面白かった。しかし源頼朝は好きになれない。

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    2024年09月16日
  • 神の時空 貴船の沢鬼

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    ようやく全体像が掴めた3作目。
    にしてもえらい短期間で色々起こるな笑
    刑事の裕香もなになら因縁めいてきたし、
    これはこれで面白かった。
    高田さんの説がすべてではないのだろうし正解ではないのだろうけど、こーゆーの面白いなぁ。

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    2024年09月04日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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    面白いんだけど、唐突過ぎる気がする。
    最初にシリーズ2を読んでしまい、このシリーズ1作目となる本作を読めば色々わかるのかと思いきやわからないまま話がどんどん進む。
    この本を読んで俄然興味が湧き、見てなかった大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」を見始めてしまった。
    大河面白い。義経がサイコパスかと思いきやラストは涙だった。
    話は戻って本作。
    面白いんだけどなー、でもラストがなんかぁ。
    盛り上がり欠ける。2作目のラストもそんな感じでこの先ずっとラストは同じ展開なんだろうか。

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    2024年09月02日
  • 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記

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    本格推理とパズルを組み合わせるというオリジナリティ溢れる作品です。
    しかもその推理を決して事件解決に直接繋げない匙加減も独特です。
    残念ながら移動中に読んでいるので本書で出されるパズルは流し読みしただけで解くことはしなかったけれど、それでも充分雰囲気を楽しめました。

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    2024年07月05日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    神様の名前とか常にフリガナふっててほしいくらいだけど。
    でも、何でその漢字なんだろうとか色々思う事はある。
    卑弥呼にしても、邪馬台国にしても、そういう考え方は出来るなぁと。
    近々高千穂に行きたいなぁー

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    2024年05月28日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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     邪馬台国論争に神話からアプローチし、新しい卑弥呼像に迫っていく知的興奮を掻き立てさせる作品です。
     他の作品同様、専門的な用語や内容が出てくるので、多少読みにくいとは思いますが、純粋に読み進めていけばその面白さは分かるはず!と思いたい作品でした!

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    2024年05月07日
  • QED 鬼の城伝説

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    今回のテーマは言わずと知れた桃太郎。
    鬼と桃太郎が象徴するものは概ね予測通りでした。
    娘の嫁ぎ先の実家ぎ総社市なので、今度鬼ノ城及び神社巡りをしてみよう。

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    2024年04月29日
  • 軍神の血脈 楠木正成秘伝

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     本作品も高田崇史ワールドが全面に出ていて興味深い作品です。
     楠木正成と果ては特攻隊の既成概念を独特の理論から根底を覆すストーリーとなっています。
     個人的には歴史的内容もストーリー性もまとまりがあって読みやすい作品でした。

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    2024年04月15日
  • QED 源氏の神霊

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    本の雑誌2024年3月号の「メフィスト賞を探検せよ」を読み、受賞作QED百人一首の呪を本屋に注文した際に、棚にあった本書を購入。奥付きに2023年9月15日第1刷発行とあるから、シリーズ1号と最新作を読んだことになるかもしれない。

    読後、あれ、と思ったのは探偵役のタタルは犯人の目星をつけていたんだろうかといこと。歴史談義を続けていたら、たまたま犯人が割り出されたような気がする。
    しかし、不思議に違和感がないんだな。文体なのか、話の筋立てなのか。上手いということなんだよな。

    タタルの歴史に関する考察は、今回は源頼政や義仲。頼朝より頼政が源氏の本流とかあって、へ~と感じる。清盛に唯々諾々と従っ

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    2024年04月06日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    登場する神様数が大渋滞で、理系の響子さんくらい大困惑(文系のくせに)。
    読み始めて知りましたが、たぶんシリーズものの3巻目くらいなんですね。でもこれ一冊だけでも面白かったです。他のも読んでみようかな。

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    2024年02月22日