高田崇史のレビュー一覧

  • オロチの郷、奥出雲 古事記異聞

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    高田先生の作品全てに共通するのは、とにかく専門的知識を最低ライン習得しておかなければ導入しにくいという点にあります。
     が、出雲に関する新しい?考察を踏まえたストーリーは、読んでいて現地に行ってみたいと思い馳せられる程のインパクトがありました。
     時間的に余裕がある方は、読んでみても損はないかと思います。

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    2023年11月09日
  • QED 東照宮の怨

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    日光東照宮の存在意義に迫るという、今回も壮大なスケールの謎解きでした。
    半分はこじつけかもしれないけれど、よくもここまで関連付けて理論を展開できるものだと関心するし、ある程度は真実かもと思ってしまいます。
    その高田理論の真実味の加減が絶妙なんですよね。
    ただ、かごめかごめは流石に飛躍しすぎかな。遊女説に軍配を上げたいです。

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    2023年08月12日
  • 鬼棲む国、出雲 古事記異聞

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     サスペンス物としてではなく、出雲の歴史を紐解くバイブルとして見るべき作品。
     歴史好きであれば興味深く見れるが、歴史かじり程度であれば途中で脱落するかもしれません。

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    2023年07月12日
  • QED ベイカー街の問題

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    いつもと毛色が違うと思っていたら、解説を読むと意外な共通点があったのですね。
    シャーロック・ホームズは子供の頃に読んだ切りで詳しい記憶は殆ど無かったのですが、最近現代版のドラマを見たのでタイミングが良かった。
    シャーロキアンのようなマニアックさは持ち合わせていないものの、大人版を読んでみたくなりました。

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    2023年07月08日
  • 軍神の血脈 楠木正成秘伝

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    ネタバレ

    楠木正成は湊川の戦いで自害した。
    自身の作戦を後醍醐帝の側近に却下されて必敗必定の戦いに臨んで潔く自害した。ということで、後世においては天皇の忠臣と持ち上げられることになった。「七生報国」は軍国日本のスローガン。楠木正成の存在は、軍国日本と特攻隊の思想的土壌にもつながったといえる。本書は楠木正成の実像に迫っていくストーリー。

    楠木正成はゲリラ戦を得意として巧妙で抜け目のない戦いをする。そんな正成にしては最期はあまりに素直で潔すぎるのではないか?それまでの楠木正成とは違いすぎるのではないか?楠木正成は何のために戦っていたか?恩賞の約束も反故にした後醍醐天皇に何を思っていたか?楠木正成を打ち取っ

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    2023年03月23日
  • QED 六歌仙の暗号

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    第二弾は六歌仙と七福神の謎がテーマ。
    平安時代の和歌の位置付けは、現代のような雅な文化に留まらず、政治的駆け引きや怨念すら言霊に込める非常に重要なツールであり、当時の常識ではその効果が信じられていたという説明は、目から鱗であると共に非常に納得できるものでした。
    六歌仙と七福神の関係についての考察までいくと理解力が足りないので半分流し読み的になってしまいましたが、それでも説得力があるように感じられた。
    このような深い知識と考察を織り込んだ作品をシリーズ化できるとは、高田氏の能力は類い稀なるものだと思います。

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    2023年02月28日
  • QED 百人一首の呪

    匿名

    購入済み

    ジャンルは歴史×メステリ。
    大風呂敷がどんどん広がっていく感覚、歴史の新解釈を示される面白さ、魅力的な登場人物、特にうんちく好きな読者にオススメしたい一冊。

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    2023年02月14日
  • QED 六歌仙の暗号

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    再読。
    相変わらず、きらびやかさや陰鬱さが目に浮かぶような巧みな描写でした。

    全然本筋ではないのですが、ちょうど鎌倉殿の13人を追っかけで見ていたので、史実ながらもこれからの先のネタバレ!と思いながら読んでいました。
    そういう意味では、和歌もよく取り上げられていましたし、良いタイミングでの再読だったかもしれません。

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    2023年02月10日
  • QED ベイカー街の問題

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    再読。
    殆ど忘れてて新鮮に楽しめました。
    推論のくだりは、子供の頃に疑問に思ったことのひとつの解をもらって、良かったです。
    次作もまた楽しめそうです。

    それにしても毎回カクテルがおいしそうで、ショートグラスを気取って傾けたい気分になります。

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    2023年02月10日
  • QED 百人一首の呪

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    ネタバレ

    2作目も流れるように聴き終わりました。初読みの作家様です。2作目に難しい歴史学術ミステリを選んだことを少し後悔するくらいには難しかったです。
    百人一首( に関わらず歴史上の人物を調べるのが好きですが、今作では歌人の人生 )を調べたりしていたので、割とすんなり理解出来ました( それでも解釈では????となってました )

    絡んだ殺人事件を…というより、百人一首の謎を解いて( 解釈や説明 )メインでした。多分半分くらいはそうかな?と言うくらいよく出てきます。歴史が好きなので個人的には最高だったのですが、推理のと犯人のよく分からない動機にうんざりしました。あとトリックとかに何も関係ない…。

    作業し

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    2023年01月31日
  • 神の時空 京の天命

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    ついに最終巻。摩季のタイムリミットを前に日本三景を皮切りに日本崩壊が始まった。敵の言う『鬼と怨霊の国』に戻ろうというのか。神々を鎮めるため命をかける女性達。過去と現在で、意外な人の繋がりがあったのが良かった。最後は少し呆気ない気もするが、とても面白くてタメになるシリーズだった。日本は怨霊だらけ。パワースポットだとか軽い気持ちで参拝してはいけない。神々が、どのような経緯でこの地に辿り着いたのか。せめて神社では由来板はきちんと読もう。

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    2022年11月15日
  • 神の時空 五色不動の猛火

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    今回の舞台は東京(江戸)。五色不動の放火と、連続殺人。彩音たちは東京にある数々の桜の名所で、かつて起こっていた悲劇に直面する。多くの人がドンチャン宴会しているその下では……。敵の目的は決して悪ではないのだが…摩季の初七日まであと1日。陽一の新たな真実に驚愕しつつ、最終巻へ!

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    2022年11月12日
  • QED 六歌仙の暗号

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    QEDシリーズ第2弾。この作品から事件の「歴史離れ」が進行し始めるわけです。とはいっても、一部は(無理やりの感はありますが)かかわりがあるみたいです。 
 歴史薀蓄に溢れた作風には力強さが出てきたかな、という感じがする作品ですね。作者の仮説もまあ「納得」できなくもない、というか納得させられる論理を展開してくれちゃってます。ということで、まぁこの作品は結構気に入られている方は多いと思います。

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    2022年08月27日
  • 神の時空 嚴島の烈風

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    宮島を烈風や地震が襲い、彩音と陽一が駆けつけると、殺人事件まで起こっていた。ついに、彩音は高村皇と接触。彼の目的も朧げながら見えてきた。周辺の神社や鳥居が倒壊し、ついに厳島神社や大鳥居にまで魔の手が…厳島神社に施された、怨霊を封印する為の仕掛けとは…今作では、宮島に祀られた神々、神話の時代・平安時代・戦国時代に起こった戦の数々・さらには原爆投下など、神の島・宮島をめぐる歴史の数々に圧倒された。二度も宮島に行っているのに、ほんの一部しか見ていなかった。また行く機会があれば、もっと隅々まで観光したいと強く思った。

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    2022年08月22日
  • 毒草師 白蛇の洗礼

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    ネタバレ

    この作品はあらかじめ本編(のちに出るが遺伝的作品を除く)を読んでから読むことを強く勧めます。
    (ただこのシリーズの一部は別会社からの出版です)

    なぜならば、最後に長らくおや?
    と思えてきていた登場人物の秘密が出てくるからです。
    あ、なるほど、と思えると同時に人物像が
    狂うんですよね。

    事件はちゃんとこの作品の主である「毒」に
    フォーカスが当たっています。
    真相はとてつもなく悲しい真相で
    結末も…

    ただし救いは、ある宿命を抱えた人物が
    ある種の幸せを迎えたことかな…

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    2022年08月05日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    NHK大河ドラマ、鎌倉殿と13人、を見ているので、それぞれの物語を読むたびに、役者の顔が浮かび、楽しんだ。

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    2022年07月16日
  • 鬼統べる国、大和出雲 古事記異聞

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    ネタバレ

    まず歴史は勝者のものです。ですから、勝者に都合の悪い敗者のものは残りません。
     遺憾に思う方もいると思いますが、それは事実です。そうして、どの国も歴史を紡いできたというのが事実です。
     歴史学者や民俗学者を悩ませる原因でもありますよね。

     例えばキリスト教がしっかり染みついた欧州では異端という言葉でそうしたものが排除されてきた歴史が残っています。それを必死に聞き取り、集めていったのがグリム兄弟であり、イェイツであり、フレイザーであるわけです。お! ハイネもいれないといけないですね。『流刑の神々』は読みごたえのある著作でした。

     高田さんの中にもこうした気持ちが強くあるのだと思います。私も出

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    2022年06月01日
  • 鬼統べる国、大和出雲 古事記異聞

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    古事記異聞の4作目
    出雲についてはこれで終わり

    大神神社の拝殿は三輪山の山頂を向いていない⁈
    ではどこを向いているのか?
    列とは?
    櫛はここに繋がっていたのかとか

    とても面白い説でした

    続けて伊勢編もよろしくお願いします
    待ってます!(^人^)

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    2022年05月21日
  • 源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

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    高田先生の物語は、実際に現地を訪れるフィールドワークと、電車の中やバーで見つけたことを整理するシーンがちょうどいいバランスで入っているので、まるで自分も一緒に旅をしているような感覚になる。 鎌倉の長谷に行った事がある人ならきっと知っているあの看板など、現地の細かい描写もいい。旅行のしにくいこんな時代だからこそ、更に楽しく読めた。

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    2022年05月16日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    ネタバレ

    恩田陸氏の理瀬シリーズ目当てに。
    他の人のコメントで 他作品もシリーズの短編ありとの事にて気になる。
    どれも 短編ながら、妙に記憶に残るであろう作品達。


    はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
    →テンポ良くスイスイ読める。主人公が本が読めないのは理由があるのだろうか?

    恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
    →ヨハンの短編といい、短編ながら満足の一作。

    高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』
    →難しい。。けれど、逆の立場の神を だからこそ奉るって発想は驚いた。

    綾崎 隼『時の館のエトワール』
    →ラストのセリフ、ページをめくっての1行で 紙ならではだなぁ。。

    白井智之『首無館の殺人』

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    2022年05月11日