高田崇史のレビュー一覧

  • 新しい法律ができた

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    隙間時間に読みやすい短編だけど、しっかり読み応えのある話ばかり
    突拍子もない法律と思いきや、腑に落ちるものがよかった。

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    2025年11月21日
  • 猿田彦の怨霊―小余綾俊輔の封印講義―(新潮文庫)

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    高田先生の作品は感想を述べるという小説ではない気がします、QEDシリーズは何とか述べることが出来るかとは思うが。
    近畿に住む私には馴染みの神社がたくさん出てきて想像し易かったし、ずっと疑問に思っていた猿田彦についての考察は納得出来る部分もたくさんありました。
    何度か読み返して勉強してもっと考察したいと思う。

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    2025年11月16日
  • 猿田彦の怨霊―小余綾俊輔の封印講義―(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    興味深い内容でした。

    引き続きの歴史ミステリーとして楽しめました。特に神功皇后の話しは説得力があり、納得しました。昔から神功皇后の話には秘密がありそうだと思っていたので興味深かったです。ただ天智天皇と天武天皇の部分は苦しいような気がしました。女系天皇の流れを切ったのは継体天皇ではと思います。
    女系天皇に関しては賛成です。

    #深い #タメになる

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    2025年11月07日
  • QED ~ortus~ 白山の頻闇

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    ネタバレ

    目次
    ・QED ~ortus~ 白山の頻闇
    ・QED ~ortus~ 江戸の弥生闇

    『白山の頻闇』については、はっきり言って、このシリーズにもう飽きてきました。
    どこへ行っても、何を見ても、結局大和朝廷とまつろわぬ人々との、塗り替えられた歴史の真実を暴いていくだけなんだもの。
    常に解釈が同じなので、さすがに飽きます。
    毎度同じ事言ってるのに、毎回「えっ」ってきょとんとしてみせる奈々のカマトトぶりにもうんざり。

    今回は奈々の妹の沙織の夫が事件の関係者ということで、少しは違う展開になるかと思いきや、警察でぎゃんぎゃんまくしたてるいつもの沙織で、やっぱりうんざり。
    ただ、小松崎が結婚した子連れの

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    2025年11月06日
  • QED ~flumen~ ホームズの真実

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    ネタバレ

    目次
    ・QED~flimen~ホームズの真実
    ・QEDパーフェクトガイドブック

    またしてもシャーロキアンの集まりで事件が…。
    今回は意識不明の重体だったのだが、一か所だけ「亡くなって」になっていたのが気になった。

    メアリという女性がなんという作品に出ているとか、事件と事件の間にホームズが何をしていたとか、細かなデータを並べ立ててはいるけれど、あまり面白くはなかったな。
    事件を解決するために唐突にスミレと紫と源氏物語について語りだす崇にも、違和感しかない。

    同時収録のパーフェクトガイドブックも、もともとはカラーで限定200部のものを単行本に収録したということで、マニアではなく、しかも全作読

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    2025年10月08日
  • QED 伊勢の曙光

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    ネタバレ

    諏訪の謎もわかりにくかったけど、この伊勢の謎も相当にわかりにくい。
    あくまでも小説であるので、すべてを信じるわけにはいかないのだが、その線引きができる知識を私は持たない。
    でも、そのうえで言っちゃうと、大きな驚きがこの作品にはあった。

    『天照』と『天照大神』の違いなどは、なるほどなーと思ったし、伊勢神宮とほかの神社との違いの多さについても、実際何かあるんだろうなあと思った。

    まず、伊勢神宮が今の地に置かれたのが、持統天皇(女性天皇であることが大事)の時代であったということ。
    そして、天皇家の祖神である天照大神が祀られた伊勢神宮を初めて参拝した天皇は、明治天皇であったということ。

    古典文学

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    2025年09月26日
  • 新しい法律ができた

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    この書き出しも好き。架空の法律が多い中、締めの五十嵐さんはさすが。このシリーズたぶん初登場のくどうれいんさんも良かった。

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    2025年09月18日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」で始まる短編集。古今東西の人気作家さんが顔を揃える。好みに合う話、合わない話さまざまなのは仕方ない。

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    2025年08月29日
  • QED 諏訪の神霊

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    ネタバレ

    なんだろう。
    今までで一番面白くなかった。
    これはやはり、あまりにも諏訪を知らなすぎるからなのだろうか。

    国譲りでチーム高天原に敗れた大国主の、息子が祀られているという諏訪。
    それしか知らんのだもの。
    そして長野県に行ったことのない私は、戸隠とか善光寺とか松本城とか、行ってみたい場所はほかにもたくさんあるのである。

    なので、建御名方神(タケミナカタノカミ・大国主命の息子)を倒した建御雷神(タケミカヅチノカミ)がどうであろうと、建御名方神が倒したミシャグチ神が誰であろうと、説明を受けてもさほど心が動かなかったのだ。

    それよりも、現実の殺人事件の方だよ。
    いろいろ突っ込みたいところが満載だよ

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    2025年08月26日
  • 新しい法律ができた

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    オムニバスで24人?が お題にそって
    一行目は ”新しい法律が出来た”です。
    それぞれに 面白かったのですが、最後の最後に シリアスな一遍が入ります。まあそうだろうと、法律は国民を守るための物でないとなりません。
     私的には "モう、デストピア”が、好きです。

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    2025年08月26日
  • 江ノ島奇譚

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    時代小説は、登場人物が神とか仏を信じていて、不思議な出来事を科学的に証明しようとせず、ありのまま受け入れるところが良い。ほっこりする。
    江ノ島に行きたくなる。

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    2025年08月25日
  • QED 出雲神伝説

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    今回のテーマが出雲ということで楽しみにしていましたが、出雲の起源が奈良だったという説は初耳だったので驚いた。
    事件の背後関係がややこしくて登場人物と地名を遡って確認しなければならず、崇の説を楽しむために現実の事件パートはもう少しシンプルにしても良いかも。

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    2025年08月23日
  • QED ~flumen~ 九段坂の春

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    ネタバレ

    目次
    ・九段坂の春
    ・北鎌倉の夏
    ・浅草寺の秋
    ・那智瀧の冬

    QEDメンバーの、それぞれの学生時代に起きた事件とその解明。
    単純にそれだけ、のはずがない。
    年代も場所も違うそれぞれの事件が、読み進めると見え隠れする共通する人物。
    偶然というにはあまりに重なり合いすれ違う人々。
    これが「縁」というものなのだろう。

    そして解説を読むともう一つ仕掛けがあったらしい。
    三島由紀夫の『豊饒の海』の構造をモチーフにした、オマージュになっているらしい。
    残念ながら私は『春の雪』までしか読んでいないのでわからなかったし、今もピンとは来ていないのだけど。

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    2025年08月12日
  • 新しい法律ができた

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    話題作、人気の作家たちによる"新しい法律ができた"の一文から始まる短編集。同じような短編集の5冊目。めくる度にうわっ、今度はこの人か~とワクワクしながら読めます。個人的に一番良かったのは五十嵐律人さんの憲法のお話でした。
    殺人や男女関係のエピソードあり、中学校から。
    金子礼介「ルパちゃん」
    日野瑛太郎「推し活制限法」
    朱野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」
    阿部智里「つるべを取られて」
    真下みこと「こんにちは、チャッテー」
    須藤古都離「虚法」
    嶋戸悠祐「国家殲滅フットボール法」
    多崎礼「復讐者は振り向かない」
    風森章羽「コロシヤとユキオンナ」
    名倉編「Touch la

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    2025年08月11日
  • 江ノ島奇譚

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    時代は江戸か。読みやすく現代風にかかれているのと、些細なすれ違いをミステリに仕立てる高田崇史は健在。
    高田崇史初心者のとっかかり本としては、良い本だと思う。

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    2025年07月29日
  • QED 河童伝説

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    ネタバレ

    シリーズ初期に比べると、歴史の蘊蓄よりも実際の事件の比重が格段に増えて、大変読みやすくなったと思う。
    歴史は好きだが、蘊蓄を聞くのも好きだが、これはあくまでもタタルの一方的な解釈なわけで、息つく暇もないほどまくしたてられても受け止めきれんと思っていた。
    つまりちょっと白けてしまっていた。

    けれど今作のように、現実の事件を追いながら、そこにタタルの蘊蓄がちょっと重なるくらいだと、あまり彼の断定も煩わしくなく、蘊蓄に対して興味を持ったまま読み続けられる。
    今後もこのくらいの蘊蓄量でお願いしたい。

    事件については、簡単に人を殺し過ぎるなあ、という感じ。
    突発的なわりには毒薬準備してるし、でも行き

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    2025年07月28日
  • 江ノ島奇譚

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    情人とともに弁財天を拝みに江ノ島を訪れた元僧侶。そこで身投げした稚児の悲劇と交わり…『初の時代物』とあるが、『カンナ』を思い浮かべるストーリーで当然、相性は良い。弁財天、遊女、稲荷そして鍛治。このテーマで面白くないワケがない。

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    2025年07月25日
  • QED ~ventus~ 御霊将門

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    ネタバレ

    茨城県に住んでいたことがあるので、平将門は割とよく聞く歴史上の人物ではあったけれど、東京で聞く祟り神としての将門と、地元で愛される将門像のずれの理由はそういうことだったのかと納得する部分が多かった。
    坂東市(当時は岩井市)にある茨城県自然博物館にはよく行ったけれど、その周辺に史跡が多く残されているとは全然知らなかった。
    よくお土産に頂いていた「将門せんべい」(めっちゃ美味)が、要するに地元に愛されるヒーローである証拠のようなものなのね。

    とはいえ、今回はまた事件が起きてはいなくて、延々将門に関する蘊蓄が続くのにはちょっとうんざり。
    蘊蓄とミステリのバランスは大事だ。
    次の作品で、今回再び登場

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    2025年07月16日
  • QED 憂曇華の時

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    これは良かった。
    お得意のタタラや虐げられたものたちの歴史を語りながらダイイングメッセージと複雑な人間関係の話しを描いた作品で良かった。

    2960冊
    今年188冊目

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    2025年07月10日
  • QED ベイカー街の問題

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    歴史上の謎と現実の殺人事件を解決するQEDシリーズ3作目。本作は架空の人物が対象という珍しさ。本書でも触れられているが現実にも影響を与えた名探偵、いや創作上の人物はシャーロック・ホームズが多分初だろう。登場から150年くらい経っているのに今も彼を超える名探偵キャラはいないように思う。
    さて本編だがシャーロキアンなら怒りかねない結論だがホームズ好きの我が身からしても面白い。というかホームズファンなら祟の言う疑問点には気づいているだろうし妄想的にも考えた事があるのではなかろうか。個人的にグラナダ版『シャーロック・ホームズの冒険』が超好きなのでそこに軽くだけど触れられているのも良かった。

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    2025年07月09日