高田崇史のレビュー一覧
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再読。
殆ど忘れてて新鮮に楽しめました。
推論のくだりは、子供の頃に疑問に思ったことのひとつの解をもらって、良かったです。
次作もまた楽しめそうです。
それにしても毎回カクテルがおいしそうで、ショートグラスを気取って傾けたい気分になります。Posted by ブクログ -
2作目も流れるように聴き終わりました。初読みの作家様です。2作目に難しい歴史学術ミステリを選んだことを少し後悔するくらいには難しかったです。
百人一首( に関わらず歴史上の人物を調べるのが好きですが、今作では歌人の人生 )を調べたりしていたので、割とすんなり理解出来ました( それでも解釈では????...続きを読むPosted by ブクログ -
伊勢編に突入
男千木には男神、女千木には女神
それが伊勢では当てはまらないのはなぜか?
今回はみっちりと考察が読めます
読んでると日本中怨霊だらけになってしまいます
でも面白いです
謎は次から次へと出てきてワクワク
続き待ってます!Posted by ブクログ -
今回の舞台は東京(江戸)。五色不動の放火と、連続殺人。彩音たちは東京にある数々の桜の名所で、かつて起こっていた悲劇に直面する。多くの人がドンチャン宴会しているその下では……。敵の目的は決して悪ではないのだが…摩季の初七日まであと1日。陽一の新たな真実に驚愕しつつ、最終巻へ!Posted by ブクログ
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平将門の怨霊の謎を解く。将門は都で栄達を目指し、摂関家藤原忠平に臣従し、滝口の武士になったが、腐敗した都の貴族社会に失望していた。父親の死で地元に帰ると、所領を伯父の平国香に押さえられていた。将門は承平五年(九三五年)に国香を討ち取り、所領を回復した。
その後も一族の争いは続いたが、将門の連戦連勝...続きを読むPosted by ブクログ -
QEDシリーズ第2弾。この作品から事件の「歴史離れ」が進行し始めるわけです。とはいっても、一部は(無理やりの感はありますが)かかわりがあるみたいです。 歴史薀蓄に溢れた作風には力強さが出てきたかな、という感じがする作品ですね。作者の仮説もまあ「納得」できなくもない、というか納得させられる論理を展...続きを読むPosted by ブクログ
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宮島を烈風や地震が襲い、彩音と陽一が駆けつけると、殺人事件まで起こっていた。ついに、彩音は高村皇と接触。彼の目的も朧げながら見えてきた。周辺の神社や鳥居が倒壊し、ついに厳島神社や大鳥居にまで魔の手が…厳島神社に施された、怨霊を封印する為の仕掛けとは…今作では、宮島に祀られた神々、神話の時代・平安時代...続きを読むPosted by ブクログ
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前作に比べると題材的に地味な感じ。
QEDシリーズと違って現実世界のミステリはなく完全なる歴史ミステリのため、題材に興味がないと読みにくい。
次に春日大社に行った時には采女神社にもお参りしたい。Posted by ブクログ -
まず歴史は勝者のものです。ですから、勝者に都合の悪い敗者のものは残りません。
遺憾に思う方もいると思いますが、それは事実です。そうして、どの国も歴史を紡いできたというのが事実です。
歴史学者や民俗学者を悩ませる原因でもありますよね。
例えばキリスト教がしっかり染みついた欧州では異端という言葉...続きを読むPosted by ブクログ -
古事記異聞の4作目
出雲についてはこれで終わり
大神神社の拝殿は三輪山の山頂を向いていない⁈
ではどこを向いているのか?
列とは?
櫛はここに繋がっていたのかとか
とても面白い説でした
続けて伊勢編もよろしくお願いします
待ってます!(^人^)Posted by ブクログ -
高田先生の物語は、実際に現地を訪れるフィールドワークと、電車の中やバーで見つけたことを整理するシーンがちょうどいいバランスで入っているので、まるで自分も一緒に旅をしているような感覚になる。 鎌倉の長谷に行った事がある人ならきっと知っているあの看板など、現地の細かい描写もいい。旅行のしにくいこんな時代...続きを読むPosted by ブクログ
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いくらなんでも、登場人物のテンションが高すぎるんじゃないか?という、疑問はさておき。
大河ドラマで注目をあびる源平合戦に関する様々な疑問に対して、現地に行ってしっかり検討するという趣向はとても面白かったです。
義経は鵯越の坂落としやってない疑惑は、大河ドラマにも取り入れられてましたね。梶原景時@中村...続きを読むPosted by ブクログ -
天の岩戸伝説を軸にして卑弥呼や天皇家について独自の解釈を展開しており、非常に興味深く読むことができました。
殺人事件はオマケみたいなもので歴史解釈がメインでしたが、どうやら高田氏の他の作品も似たようなテイストっぽいので、これから読んでみたいと思います。
あと、宇佐と高千穂にも行かなければ。Posted by ブクログ -
たぶん、この次の作品で話題になるのだろう、「世の中に絶えて桜のなかりせば」の句。どう謎解きされるのかが楽しみ。
本作は、図式的には納得できるのだが、どうもちょっとワクワク感は乏しい。前作の池禅尼の話の切れ味が鋭かったからな。Posted by ブクログ -
学生の頃、百人一首を暗記させられたけど、同じようなフレーズがいくつも出てくるから覚えにくかったことを思い出した。なんでこんなに同じフレーズが出てくるのかなあと不思議だったけど、こういうことだったんだ。
これ、漫画化されている。たしかに百人一首の並びは解説は漫画のほうがわかりやすいと思う。
QEDシリ...続きを読むPosted by ブクログ -
将門公にまつわる話と殺人事件のリンク。
将門公といえば、帝都物語で加藤が蘇らせようとした怨霊と覚えていたが、QEDシリーズでも異なると書かれていた。今回はさらに成田山まで絡めた纏め方をしている。
高田崇史さんの著書は民俗学が学べるようで楽しく読める。Posted by ブクログ