高田崇史のレビュー一覧

  • カンナ 飛鳥の光臨

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    忍者の末裔の神職と現役東大生の巫女が奪われた謎の社伝を求めて全国を駆け回る。ついでに歴史の勉強。今回は聖徳太子虚構説と巳亥の変の真実に迫る。

    有名な聖徳太子による日出づる国の天子ーの文言。同じ文章が隋書にも見られるが、推古天皇ではなくアメノタリシヒコによるものと書かれてある。明らかに男性だがいったい誰なのか?
    聖徳太子は10人の言葉を解したとされるが10ヶ国語を理解したという意味ではないか。
    日本書紀によれば用明天皇の在位期間が無かった計算になるのは何故か?用明天皇は聖徳太子の父とされる。
    蘇我氏三代は天皇のように振る舞ったため不遜と言われるが、実際に天皇だったのではないか。
    聖徳太子は蘇我

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    2013年01月05日
  • QED 神器封殺

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    妄想に魅せられ壮大な呪術を施そうとした一人の男が殺された。しかし、彼に遡る事遥か古代より、日本国土を覆う幾重にも重なる壮大な仕掛けが施されていた。
    いったい、誰が、何のために・・・?
    三種の神器と古の神々を祀る全国各地の神社に秘められた謎に迫る。想像力を刺激するQEDきっての大舞台が幕を開ける。

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    2013年01月05日
  • QED ~ventus~ 熊野の残照

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    太古よりの信仰の地、熊野三山にまつられる謎の神々「ケツミコ」「ハヤタマ」「フスミ」の正体とは。熊野三山参詣順序に秘められた秘術とは。全国に、そして特に東北地方に熊野ゆかりの神社が多い理由は。
    紀の国熊野の深い森は神武東征の真実を語るのか。きっと旅行へ出かけたくなる。QED-ventus 熊野の残照を熊野古道への旅のお供に。

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    2013年01月04日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    事件と祟の歴史解説との関連性が、いつも微妙…と、思ってしまうのですが、それを凌ぐ新しい解釈に驚かされます。

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    2012年12月24日
  • カンナ 天草の神兵

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    シリーズ二作目。
    QEDシリーズをいくらか軽めにした感じですね。蘊蓄も含めていろいろな意味で…。
    今までいろいろなご当地ミステリーを読んだけれど、なぜかこの人の本は、実際に行ってみたくなります。これは私だけかな…?

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    2012年12月04日
  • QED 竹取伝説

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    まぁ、相変わらず詳しい説明がずらっと。
    面白いし興味深いけど、一度ではとても覚えきれず。
    殺人事件との絡ませ方はじゃっかんの強引さを感じるけど中々面白かったです。

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    2012年11月11日
  • QED 式の密室

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    今回は毎度お決まりの薬局で働く奈々の描写はない。いきなりいつものバーで三人そろった所から始まる。
    …いつもこうならいいのに。正直薬局のグダグダはいらない。今回みたいにバーでの会合から始まるってのを毎回のパターンにしてほしい。

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    2014年05月26日
  • QED 東照宮の怨

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    神社と神宮の違いを初めて知った。

    今までで一番蘊蓄と事件とのリンクがうまくいっているのではないかと思う。

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    2014年05月26日
  • QED 東照宮の怨

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    一瞬「狂っている」と思った犯人の動機ですが、現代に生きる我々が行動する基準も似たり寄ったりなのかもしれません。日光に行く楽しみが増えました。秋頃に行ってみよう。

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    2012年09月11日
  • QED 竹取伝説

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    このシリーズは読み終わるとまたすぐに次を読みたくなる。はっ、もしやこれが『呪』なのか。

    本当はちゃんとシリーズの順番通りに読みたかったけど店に置いてなかった。が、解説を読む限りやはり順番通りに読むべきだったようだ。

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    2014年05月26日
  • カンナ 吉野の暗闘

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    QEDシリーズとはまた違う切り口で歴史の裏側を読み解いていくのはどんどん読み込んで行ってしまいました。歴史は考えるということ。

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    2012年08月28日
  • QED 式の密室

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    「百人一首」「六歌仙」「日光東照宮」「シャーロックホームズ」そしてついに「陰陽師」。
    これならわたしも知ってるよ~
    夢枕獏さんの本を読みまくってるから、晴明が葉っぱで蛙を殺しちゃった話とか、晴明の家には人がいなくても自然と火が燈ったり戸が開いたりするって逸話も知ってたし。
    でもその真相を知ってびっくり!!
    そういうことだったのか。
    確かに、全ての謎は解けた。
    でもそんな真実、悲しいなぁ。

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    2012年08月05日
  • QED ベイカー街の問題

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    動機とは違うのですが、犯人の心情がどうにも理解できなかったですし、理解したくもありませんでした。ホームズの解の方はおもしろかったので、事件の方もスマートにいってほしかったなあと。ホームズと関連づけるには仕方のないことだったのかもしれないけど。

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    2012年07月03日
  • カンナ 飛鳥の光臨

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    QEDシリーズと並ぶ、カンナシリーズの1作目。
    文庫版が出たので買ってみました。

    QEDシリーズよりも時代が遡る歴史物。
    ちょっと苦手かも?とか、QEDシリーズの登場人物が好きだったので、カンナシリーズはどうなの?と思うところがあったのだけど、なかなか面白かった。

    さすがは高田氏というべきか・・・全く違う話なんだけど、歴史の探求の仕方とかがQEDに共通するところがあって、いろいろと感心させられました。

    現在はカンナ2作目を読破中。

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    2012年05月06日
  • QED 六歌仙の暗号

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    現代人には理解できない昔人の思想、そして歴史というものが垣間見えます。七福神・六歌仙・そして平安の人の生き方などに興味を持ちました。

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    2012年03月29日
  • QED 鬼の城伝説

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    これまでの史観を踏まえて、大きな問題に切り込んでいく。

    「鬼」の持つ複雑な意味合いを、現代の事件もうまく結びつけて説明してある。

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    2012年03月15日
  • 試験に出ないパズル 千葉千波の事件日記

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    帯の「『ドラゴン桜』の次はこれを読め!」の意味はよく分かりませんが、日常の中にものすごいごり押しでパズルが入っているとこんなにすさまじいものなのかと思います。あまりのめちゃくちゃさに思わず感心してしまいました。

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    2012年03月10日
  • QED ベイカー街の問題

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    ネタバレ

    内容(「BOOK」データベースより)
    シャーロキアンのクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」の
    パーティーに出席した、桑原崇と棚旗奈々がまきこまれた連続殺人事件。
    しかも現場にはダイイング・メッセージが。現実の事件と「ホームズ譚」の謎が交錯する中、
    崇の推理がたどりついた真犯人とホームズの秘密とは?

    好調シリーズ第3弾。


    ++++++

    タタル&奈々が好き。
    ミステリに出てくる女キャラって総じてうっとおしく感じるのですが(笑)
    奈々ちゃんは本当に普通の女の子という感じで好きです。

    このシリーズは読破したい(*´∇`*)

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    2012年02月21日
  • QED 諏訪の神霊

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    QEDシリーズ15作目。

    シリーズ完結まであと2巻。全てを理解したとは言い難いが、祟の薀蓄がとにかく好き。歴史上の謎って他にもイロイロあるだろうし、もっと読んでいたいなぁ。
    今回の舞台は諏訪。いつも諏訪湖のSAに立ち寄るだけだけれども、読後はすっかり行く気満々。この本片手に、祭り見物に行きたいものです。
    今作では前作に続き鴨志田翔一が登場。カンナシリーズはまだ未読だけれども、リンクしているのかな。

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    2012年02月17日
  • QED ~flumen~ 九段坂の春

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    QEDシリーズ14作目。今作は4篇からなる連作短編集。QED青春編ということで、祟、奈々、小松崎、御名方史紋の学生時代をそれぞれ描いている。

    シリーズを順に読んできた者にとっては、嬉しい番外編。それぞれ別の場所で青春時代を送っていたはずなのに、実はどこかで繋がっていて、お互いの姿影が交差しているのが読んでいて楽しかった。しかもこの4人だけでなく、これまでに出てきた海妖坊とか脇キャラもしっかりと出てきているし。まぁ、いくら「縁」だとは言え、ここまで繋がっていると怖いものはあるけど(苦笑)。

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    2012年02月16日