高田崇史のレビュー一覧

  • QED 東照宮の怨

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    最高傑作との呼び声も高い第4弾。 
今回のテーマは「三十六歌仙絵」と「東照宮」。そして、とある有名な童謡・・・今回の事件はおこるべくして起こった、と言ってもいい(くらいに歴史薀蓄とマッチしている)と思います。 
 このシリーズの犯人や重要な人物って、自分だけの世界、と言うか使命を持っている人が多いようです。なんにせよ、今回も歴史薀蓄の雨霰。覚悟してお読みください(笑)

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    2022年08月27日
  • QED ベイカー街の問題

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    QEDシリーズ第3弾にして異色の一品。タイトルからわかるように、取り上げられるテーマはあの名探偵です。今回も主人公にとっては事件そっちのけでとある核心に迫っていくわけなのですが・・・ネタ、というか薀蓄が相変わらず多く、原作を読み返しながら進むと良い、というか見直さないとわからないところも屡。ラストの「ある核心」では衝撃の事実(結構有名な説のようですが)が明らかに

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    2022年08月27日
  • QED 百人一首の呪

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    高田氏の記念すべきデビュー作品であるとともにメフィスト賞受賞作。殺人事件がまだ現在の作品よりもテーマと関連づけられている、と思います。 
でもやっぱり、事件はおまけ程度であり(おおよその読者にとっても、主人公にとっても)、薀蓄をただ眺める形になる読者も多いのではないでしょうか。 
 ま、好きだからいいんですけどね。

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    2022年08月27日
  • カンナ 飛鳥の光臨

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    シリーズ物と知らずに読んだので、色々と消化不良なところもあるけど、歴史への新解釈に触れられるのは純粋に面白い!

    登場人物もキャラクターがはっきりしてて、好きな俳優さんに当てはめて楽しく読めました。

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    2022年08月19日
  • 源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

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    フィールドワークの風景を思い浮かべながら、思考を巡らす時間でした。
    実際に京都や鎌倉、伊豆に行って同じように辿ってみたいです。

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    2022年08月11日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    2022.05.29

    アンソロジーとしてはアタリの方かなという感想。
    はやみねかおると白井はおちゃらけていて?読む気も起きず、数ページで読むのをやめました。

    本当にお久しぶりの「理瀬」シリーズ。
    「麦の海に沈む果実」が大好きだったので懐かしくて懐かしくて…もう一度読み返したくなった。「三月は深き紅の淵を」も好きだったー。この2作品が個人的には恩田作品の最高峰。

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    2022年05月29日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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    意識不明で入院していた摩季が行方不明に
    地震で鶴岡八幡宮の鳥居が倒壊その場になぜか摩季が

    鎌倉時代の史実に隠された真実とは
    鎌倉を崩壊させようとする者達の目的とは

    説はとても面白いです

    なんだか置いてきぼりを食らった様に話が進む
    突っ込みたい所がいくつかあるけれど
    続けて読めば納得いくかもしれないので読みます

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    2022年05月24日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    大河ドラマと合わせて読みました。
    歴史は勝者が作るとはよく聞く話ですが、正史はそうなのだろうなとつくづく思います。そして、それだけではなく、歴史とは解釈なのだなと深く思います。特に歴史小説を読んだ後には。そして、このようなアンソロジーを読むと、一編ごとに少しずつ変わっていく(あるいは観点を変えていく、ずれていく)解釈が実に面白いものです。
    一冊の長編を読み通すのも面白いのですが、これはある観点からの物語を深くしていくことだと思います。アンソロジーには多観点から読み解いていく、そして、一編ずつを積み重ねて一冊の流れを読み解いていく楽しみがあります。
    私は背表紙に「高田崇文ほか」とあったので購入し

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    2022年05月01日
  • 神の時空 倭の水霊

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    熱田神宮参拝時に貰ってきた境内図と照らし合わせながら再読
    一度ゆっくり隅から隅まで参拝せねばなという思いを新たにした

    六末社があるのがトイレの横だよーって書いてあるの、これだと思ったけど該当記述無く…いったいどこで読んだんだか

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    2022年03月11日
  • QED 百人一首の呪

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    百人一首コレクターである実業家男性が、自宅で惨殺された。
    百人一首の札を一枚握って。

    私が一番気になったのは、「壺で人を殺せるのか?」ということだったんだけど、その謎については最後まで解明されなかった。
    というのも、最近、壺をもった男が小学校に侵入して教師、児童を襲うという事件が実際に発生した。壺は校内で割れていたそうだが、幸いに死者は出なかった。だから、壺で頭を殴って壺が割れるほどであっても、人は死なない、と私は思っていたのだ…。
    余計な知識があるせいで、些末なところが気になってしまって、なんかもったいなかったな。

    百人一首については、高校時代に古文の授業で勉強した程度なので、歌人の名前

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    2022年02月23日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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    知人の薦めで読んだ。
    感想は、ライトノベル好きちゃうしなぁ・・。
    知人は、そこじゃなくて歴史的観点が重要と言った。
    たぶん、ちがう作家が書いたなら、私は嵌ると思う。
    いろいろ知識が豊富になった作品。

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    2022年01月22日
  • 神の時空 貴船の沢鬼

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    3巻目になって、やっと構成が見えてきたわ
    キャラの正体も少しづつ明らかになってきているし
    4巻目から更に楽しめそうな予感!

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    2022年01月14日
  • 神の時空 倭の水霊

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    1巻で亡くなった次女は?
    何か歳のせいか登場人物と名前が憶えられん
    この事件って、立て続けに起きている設定なのね…

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    2022年01月14日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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    QEDシリーズのファンだけに、何なの?って感じ
    登場人物の説明も何か中途半端な感じだし
    多分、巻を追うごとに疑問は解けていくのだとは思うけどね…

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    2022年01月14日
  • QED ベイカー街の問題

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    ネタバレ

    今回はシャーロックホームズの謎について。
    小学生以来読んでいないシャーロックホームズが題材ということもあって、読むことができるだろうかと思っていたが、さして大きな影響もなく読むことができた。
    シャーロックホームズの謎を解く形で、実際の事件の謎も解いていく。むしろ、今回の事件を解きあかすためにホームズがテーマに選ばれたのではないかと思う。

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    2022年01月05日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    ネタバレ

    どうして昔好きだったのかな?

    QEDシリーズ「源氏の神霊」「源氏の神霊」原型作
    (多分)
    同じネタで三冊も書くんだ・・・(´・ω・`)

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    2021年12月25日
  • 神の時空 三輪の山祇

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    三輪山から石を持ち帰るという禁忌を破った高校生が不審な死を遂げる。貴船からの帰り道、異変を感じた彩音達は、三輪山へ向かうが、そこでは神社や鳥居が倒壊、地震や謎の濃霧が頻発していた。たくさん登場する神々の名前に大苦戦。このシリーズ、だんだん難解になっていくので、付いていくのに必死…。三輪山、行ってみたいな〜なんて、以前から思っていたけど、気を引き締めて行かないといけませんね。神々を怒らせる高村の意図はまだ見えてこない。

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    2021年12月07日
  • QED ~flumen~ 月夜見

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    ネタバレ

    動機「月に代わってお仕置きよ」
    背景「月夜見は秦氏の神・・・ではない」
    QED「月夜見=居つく黄泉」

    推理小説のロジックは自由だが荒唐無稽
    な動機をもとに物語を積み上げてもね
    ※昔好きだったQEDシリーズ(´・ω・`)

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    2021年11月21日
  • QED 百人一首の呪

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    ネタバレ

    1998年。第9回。
    再読。当時読んだような。確か感想は「!」が多いな。だったような。
    百人一首に造詣の深いワンマン社長が殺された。百人一首、マニアックだ。白山通りの御殿に住んでいるが、子供たち秘書は何故かマンションを買い与え、そこにむりやり住まわせている。結界のためだったのだが。
    探偵役も百人一首好き。マニアックな。
    これシリーズ化されてるんだよな。

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    2021年11月27日
  • 鬼棲む国、出雲 古事記異聞

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    いろいろと奥が深いのだ、ということはわかった。まず神様の名前が難しいもんなぁ…。瓊瓊杵尊が読めたのは神様の御用人のおかげ。

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    2021年10月23日