高田崇史のレビュー一覧

  • QED 龍馬暗殺

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    今回はぐっと現代に近づいて幕末の龍馬暗殺がテーマ。
    たまたまこの前に榎本武揚に関する作品を読んでいたのでこの時代の世相が頭に入って残っており、普段より容易に読み進めることができた。
    とにかく卑怯な裏切りを繰り返してきた薩摩藩だけに、この仮説に一票です。
    ただ本シリーズらしい独自の理論展開は、時代が近いだけによわかったように感じます。

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    2024年01月03日
  • QED 式の密室

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    古代史の謎が、現代の殺人事件と融合する物語。
    旧家の殺人事件の謎もどこか不気味で、面白かった。安倍晴明、陰陽師、古来からの鬼や狐信仰の印象も少し変わったかも。“人になれなかった”人達の悲しい歴史がそこにはあったのかもしれないなと思うと切ない

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    2023年11月25日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    卑弥呼と邪馬台国、日本神話と現代の殺人事件、書いた人も大変だったろうな、凄く面白かった。

    でも面白かった部分は日本神話この部分で、殺人事件はおまけみたいだったな。

    神様が大量に出てきて、確認するために何度も戻りながら読んだ。

    再読すると更に面白さが分かりそう。

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    2023年11月07日
  • QED 源氏の神霊

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    円熟味を増すQEDシリーズ。
    今回は鵺退治の英雄で77歳という高齢で挙兵した源頼政の謎にスポットライトが当てられ、タタルがその謎と共に源平合戦の真実を解き明かしていく。
    『平家』という強大な敵に対して、ここまで自らの正義や信念を最後まで貫いたカッコいい生き様の武将がいたとは知らなかった!
    タタルと奈々の寺社巡りの裏で起きた殺人事件にもやはり源氏と平家が絡み、犯人より歴史の解釈に圧倒されっぱなし。安徳天皇の考察にも説得力があった。
    歴史の本当の真相はわからないが、古に生きた人の息吹と想いは色褪せずそこにある。

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    2023年11月05日
  • QED ~ventus~ 熊野の残照

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    熊野詣の正しい順番と、何故その順番で回るのが正しいのか説明されていて面白かった。
    古い村にある風習には、悲しいものがある事が判った。

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    2023年10月25日
  • QED 式の密室

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    今回のテーマは安倍晴明と式神。
    かつて朝廷がまつろわぬ人々を利権のために迫害し、彼等に鬼や獣の蔑称を付けて自らの行動を正当化していたという説は知っていたし、海外にも数多く見られることから恐らく本当だったのだろうとおもう。だけど、陰陽師が使役していたという式神が目に見えない理由が人間以下の存在だったからという説は目から鱗でした。
    ただ、地名に関する解釈はやや深読みしすぎな気がします。

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    2023年09月30日
  • クリスマス緊急指令 ~きよしこの夜、事件は起こる!~

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    高田崇史短編集。高田崇史といえば歴史ミステリーですが、ユーモアミステリーの「迷人対怪探偵」、群像劇の「オルゴールの恋唄」、私小説のような「茜色の風が吹く街で」とバラエティに富んだ内容になっています。歴史ミステリーももちろん収録。

    印象に残った作品について。
    「迷人対怪探偵」のシュールさが心地よい。やはり、高田崇史がこのテイストを書くのか、といった驚きが忘れられないですね。振り切って書いたのだと思います、いいです。

    「オルゴールの恋唄」の歯車が噛み合ってゆくかのような心地よさ。この感覚を初めて覚えたのはゲームの『街』なんですが、噛み合ってきたぞの疾走感が楽しい。

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    2023年09月18日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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    シリーズ1作目、にしては、あまり説明もなく話がどんどん進んでいく。ある程度日本史が頭に入っていること前提で定説を覆す感じ。歴史好きな人は楽しめるかと。歴史は不得意だけど、怨霊祓う系が好きなのでシリーズ読もうかな。

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    2023年08月02日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    それぞれの作者によって書かれた短編作品なので、色んな視点と手法で新鮮な気持ちで読むことが出来る。歴史的解釈はそれぞれなので、大河ドラマ鎌倉殿の13人とセットで見るための付録的な立ち位置で読むと面白い。

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    2023年07月12日
  • QED 憂曇華の時

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    QEDシリーズ、長編。

    今回の舞台は安曇野。筑前博多近郊の古代海人・安曇族が移り住んだという地で起きた哀しい事件の因果を桑原崇が解き明かす。

    事件そっちのけで歴史蘊蓄を楽しむのがこのシリーズの醍醐味だが、今回は意外とダイイングメッセージとかちゃんと繋がっていて、ミステリらしさが出てたかな。とは言え、一方的なタタルの蘊蓄披露は現実的では全くないけれども。
    安曇族の謎も面白かったけど、神功皇后のくだりは結構踏み込んでいて興味深かった。

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    2023年06月14日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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    鎌倉幕府のひとつの説としては面白いと思うけど、主要人物の事がよく分からないまま進むので、最後までよくわからなかった。
    巻が進めば面白くなるかも?

    鎌倉・伊豆に行く予定ができたら、もう一度見たい。

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    2023年04月18日
  • QED Another Story 毒草師

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    ネタバレ

    QEDシリーズよりおどろおどろしいというか…

    一つ目の化け物とか、水子とか、横溝正史感ある。

    家系図書くと結構酷い話。

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    2023年03月22日
  • 試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集

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    高田崇史短編集  玉石混合の感が否めない。
     QEDや古事記異聞は面白いが、それ以外は漫画チックで好みでなかった。

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    2026年01月18日
  • QED 東照宮の怨

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    東照宮の秘密がおもしろい。一度は行ってみたいな。
    殺人の動機がそれとはね。
    まあ人それぞれ。動機もそれぞれ。そんな殺人も歴史の中にはあるのかもしれない。

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    2023年03月16日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    タイトルに「新本格」と銘打ったアンソロジーなのに、ミステリ的にどうかと思うような作が多くて戸惑う。メフィスト賞関係の作家さんが多いだけに、むしろこれはミステリというジャンルの拡張だと肯定的に捕えるべきなんだろう。個人的ベストはクローズドサークルの定番をツイストしてみせる「囚人館の惨劇」。恩田陸氏の理瀬シリーズの番外編はやはり愉しい。

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    2023年03月06日
  • 源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

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    難しかったけど思ったより食いついていけた!ボリュームあった。もともとの知識が乏しいけど、馴染みのある地名がたくさん出てきて親しみやすかった。解説がまたおもしろかった。

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    2023年03月03日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    神話の解釈は新しい視点でなかなか興味深い まあ逆張りっぽいと言えなくもないけど これは再読しつつDynalistに整理したい
    天照が神々に謀殺されてしまうのはなぜ? その理由が説明されてなかった まあいろいろと説明はつくんだろうけれど

    一方ストーリーのほうはミステリー小説としてはちょっと弱すぎるというか 漣が行方不明 響子が九州に飛ぶ 神社を巡りながら神話の紹介 いきなり崇が登場して後は全部説明してしまう 漣の拉致監禁もあっさり解決しちゃうしちょっとなあ

    解釈は★4 ストーリーは★2 あわせて★3というところ

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    2023年02月20日
  • 鬼門の将軍 平将門(新潮文庫)

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    将門公のことは、歴史の授業でもドラマや映画でも見て知ってはいるものの、この本のように掘り下げて認識している訳ではないので新鮮でした。
    しかし、事件との結びつけ方がイマイチかな…

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    2023年02月18日
  • QED ベイカー街の問題

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    ネタバレ

    ホームズはコナンと大逆転裁判での知識しかないにわかですが、何とかギリギリついていけました。
    きっともっと理解出来てた方が面白い気がします。

    全編を通して古典文学ならではの議論と言うか…誰にも答えが分からないあの感じ…最高に好きです!
    作者様( コナン・ドイル )が本当は何を考えてそうやって描写したのか…気になってしまいます。

    事件の方は相変わらず『オマケ』のような感じで、それ以外がメインです。
    ホームズ=モリアーティ教授説はにわかの私でも知っている位の説なので、出てきた時に「知ってる!これ知ってる!」と思いましたが、それすらにわかでした…笑

    色々な説を読むうちに本当はどうだったのか…とて

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    2023年02月10日
  • QED 憂曇華の時

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    地元の安曇野が舞台ということで否応なしにテンションが上がる。諏訪の時もそうだったが、行ったことがある場所だと興味が更に倍増。
    安曇族という古代海人たちが辿った過酷な歴史を安曇野の地の謎と共にタタルが解き明かしていく。
    付随する殺人事件の関係者がその遠い昔の因縁を知らず知らずのうちに引き摺っているパターンと独特な殺人動機はいつもながら、そこがまた綿々と続く歴史の断ち切れない重い鎖を感じさせられてやるせないなぁ。
    鵜飼いから古代天皇の話まで広がりに広がった風呂敷を始まりの鵜飼いに戻って畳む見事なQEDだった。

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    2023年01月25日