高田崇史のレビュー一覧

  • QED ベイカー街の問題

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    今回は歴史ミステリではなく、ホームズにまつわる謎を解き明かす。本筋の事件は別にたいしたことはないが、うんちくはマニアックすぎる。実際の歴史ではないところが異色か。

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    2012年04月23日
  • QED 六歌仙の暗号

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    六歌仙の謎をテーマにした歴史ミステリ。六歌仙というか、七福神というか、ここまで書くとネタバレっぽいが、これにまつわる殺人事件が起きて、事件と歴史の謎を同時に解決していく展開。

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    2012年04月22日
  • カンナ 飛鳥の光臨

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    カンナシリーズ1作目。

    勝者の描く歴史によって隠された真実の歴史を追求するという点では、QEDシリーズと同じ。そこに、主人公たちが忍者の末裔だったりで、多少アクション的なものもプラスされている。ただ、QED同様、歴史薀蓄の部分は興味深く読めたけれど、正直言って、その他の部分はラノベちっくで軽すぎる印象を持った。何だかあまり乗り切れない、、、。
    まぁ、薀蓄目当てでQEDシリーズ同様、今後もこのシリーズを追いかけていくつもりではある。

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    2012年04月03日
  • QED ~ventus~ 御霊将門

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    今まで教わってきた歴史の新解釈。

    ほとんどの歴史は勝者によって書き足されてきた。

    立ち位置が違えば、持ってる正義(考え)も違ってきます。

    結局のところ何が正しいかは分からないですよね…

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    2012年03月31日
  • QED Another Story 毒草師

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    QEDシリーズのスピンオフ。
    歴史的蘊蓄は本編より少なめかな。
    その分ミステリー部分に重点がおかれているが、 どうもタタルさんのあの長ったらしい蘊蓄話に中毒症状を起こしている私には、若干物足りなさが残った。

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    2012年03月04日
  • QED 神器封殺

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    いつもどおりのQED。歴史物としては面白いけど、ミステリとしては普通。そして歴史物とミステリがあんまり融合してないとか。ミステリ色を抜けば相当面白いと思うんだけど、どうなんだろうね?

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    2012年03月03日
  • QED Another Story 毒草師

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    QEDシリーズに出てきた毒草師・御名形史紋が主人公のスピンオフシリーズ。

    本編のQEDよりもミステリの方に重点を置いている感じ。本編のやたらと長い薀蓄が苦手な人にはこちらの方がいいのかも。でも私的にはタタルのキャラの方が好きかな。懇切丁寧な、そのやたらと長いタタルの薀蓄が好きだから。まぁ、今作でも薀蓄はあるわけで、ぶっきらぼうな史紋の薀蓄解説の前に本編から読んでおく方がすんなりと頭に入ってくるような気がします。

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    2012年02月22日
  • QED ベイカー街の問題

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    前二作とは雰囲気がガラッと変わっています。今までのシリーズの中では一番ミステリ色が強いように感じました。現実に起こる事件とホームズの謎とのバランスが良かったように思います。タタルさんが暴いたホームズの秘密に関しては、私は素直に納得しましたが、シャーロキアンの方々からすると、やはり違った感想になるのでしょうか。

    しかし、シャーロキアンの方々の活動(と言っていいのかな?)や、ホームズに対するたくさんの諸説など、色々と知ることが出来て、ちょっとした勉強になりました。

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    2012年02月18日
  • QED 六歌仙の暗号

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    またしても和歌が登場して、その歌と歌とが繋がって…というシーンがあり、前作と似たような雰囲気だったのは少しばかり残念。でも良く言うならば、前作でその辺りの勉強が出来ていたおかげで、和歌が登場してもスッと入って行けました。

    犯人や、その動機については前作より心に残りました。本当に「家」って何なんだろうなぁ…。そこまで「家」に縛られて、最後にはあんな運命を辿るなんて悲しくて、遣る瀬無いです。

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    2012年02月18日
  • 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記

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    千葉千波シリーズ1作目。

    ストーリーにパズルを絡めたのではなく、パズルにストーリーを絡めた感じ。パズル解きが目的の人にはいいと思うけど、読み物としては正直どうなのか、、、。子供っぽい文章だし、QEDシリーズから入ってきた私としては拍子抜け。他シリーズに期待しよ。

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    2012年02月17日
  • カンナ 飛鳥の光臨

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    ネタバレ

    飛鳥時代、聖徳太子の話が詳しくでてきて勉強になります。

    好きな時代です。

    1回だけじゃ全部理解できないので何度か読みたい。

    奈良にも行きたくなります。

    実際飛鳥や法隆寺に行ったこともあるので想像しながら読みました。

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    2012年02月09日
  • QED ~ventus~ 御霊将門

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    ミステリーではない。観光案内的な内容。将門の史跡を巡り、歴史に埋もれた事実を探る。歴史好きにはいいかな。

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    2012年02月07日
  • カンナ 飛鳥の光臨

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    新シリーズ第一作とのこと。とりあえず、お見知りおきをってなところですか。表舞台から消されてしまった、敗者である以前の施政者の影を掘り起こしていくのだろうか。それとも……

    ところで カンナ とは何のことだろう? 
    (神名 という文字が浮かぶけれど違うよねきっと) 

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    2012年02月03日
  • QED 鬼の城伝説

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    QEDシリーズ9作目。今回のテーマは桃太郎伝説。

    竹取物語と同様、子供の頃から聞いていた昔話の裏話(こっちが本当の姿?)で興味深い。9作目までくると、読む前から桃太郎と鬼の関係の構図が何となく見えてくるようになったのはこちらの進歩か。今回は祟の登場が遅め。その代わりに沙織やガイド役の女の子の解説が入るけれども、やっぱり祟の解説が聞きたかったかな。何かもう、祟の薀蓄解説の中毒になっていそう。

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    2012年01月23日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    QEDシリーズ8作目。今回の舞台は鎌倉。

    今作はいつも以上に歴史薀蓄と事件との絡みが薄かったような。でも、薀蓄目当てで読んでいるので事件の方は正直もうどうでもいい(苦笑)。祟の解説する騙りの内容がいつも興味深いが今回も然り。鎌倉には何度か訪れたことがあるが、この本で辿る鎌倉の史跡を自分自身ももう一度巡ってみたい。

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    2012年01月21日
  • QED 龍馬暗殺

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    QEDシリーズ7作目。今回のテーマは龍馬暗殺の謎について。

    今回のメインの坂本龍馬が幕末という比較的近代に近い時代の人間だったせいか、これまでのシリーズ作品より読み易かったかな。あまり衝撃度もなかったけど。事件の方も、土砂崩れで孤立した山奥の過疎村で起こる連続変死モノと、ミステリ好きにはたまらない設定。まぁ、あくまでもメインは坂本龍馬、、、。
    今作では、棚旗奈々の妹の沙織が本格的に登場。タタルにはさすがに劣るが、結構なまでの薀蓄の持ち主。幕末に限るかもしれないが。

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    2012年01月20日
  • QED 東照宮の怨

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    QEDシリーズ4作目。
    今回はバラバラにされた三十六歌仙の絵巻と日光東照宮に纏わる謎について。薀蓄は相変わらず面白かった。少し今回はハードル高かったけど。薀蓄に熱が注がれている分、事件の真相の方は、、、もう、どうでもいい(苦笑)。事件のミステリを追及すると、このシリーズはもう読めない、と割り切ることにする。ただひたすらタタルの薀蓄を楽しむべし。

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    2011年12月27日
  • クリスマス緊急指令 ~きよしこの夜、事件は起こる!~

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    高田氏の短編です。
    いくつか面白い話があったのだけど、私にはちょっと???な話もあったので★3つ。

    オルゴールの話は面白かった。
    壊れたオルゴールの音色は、聞く人によって違う音楽に聞こえるってやつ。
    先入観とか、その人が その時に一番心に引っかかってる事が反映されちゃう。そういうのって、何にでも言えることだと思うけど。

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    2011年12月11日
  • QED 諏訪の神霊

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    諏訪の御柱が題材(諏訪は父親の実家)かつ、冒頭から目黒区祐天寺(独立するまで住んでた)などと書かれると他人事とは思えない小説になってしまう。
    ついつい読んでしまいました。

    しかしミステリーものって、なぜ最後の1/3くらいになると一気に読んでしまうんだろう?

    ちょっと前作も気になったので、しばらくしたら読んでみようかと思います。

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    2011年12月05日
  • QED 六歌仙の暗号

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    歴史ミステリ

    言霊に寄せられた神秘的な古代の日本の思想、人と家の関係。歴史物は趣味ではなかったですが興味深く読めました。真偽のほどはともかくとして、しっかりと描かれた作品だと思います。

    ただ推理の部分は今一つな印象。感情描写などもちょっと作者の思考が見え隠れしている気がします。

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    2011年11月14日