高田崇史のレビュー一覧

  • QED 東照宮の怨

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    読書録「QED東照宮の怨」3

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p246より引用
    “ 色々な知識は、持っているに越したこと
    はないが、持っているからといって、それ以
    上先に進まなければ、何の意味もない。自分
    が、辞典やCD-ROMになるのではなく、それを
    活用してこそ、その人間にも資料にも、初め
    て価値が出てくるのだから。”

    目次より抜粋引用
    “阿形
     其の市
     其の爾
     其の惨
     其の死”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第四弾。
     忙しい夏場を乗り切り、少し落ち着いて薬
    局の仕事に励む主人公・棚旗奈々。次に来る
    風邪のシーズンに備え、気持ちを整えている
    時期のはずが、人の入れ換わりが起こり…。

     上記の引用は、日光東照宮についての主人
    公・桑原の説明を受けた、棚橋奈々の胸の内。
    活用できる知識を持って何かを成すのは、大
    事な事なのでしょう。しかし、何の役にも立
    たない知識が増えることに喜びを覚えるのも
    人の営みらしいですから、隣に居たら便利な
    辞書のような人になるのも、面白いかもしれ
    ません。ネットで検索する時代になって、も
    う必要ともされないのかもしれませんが。
     歴史上の出来事とそこに隠された人の思惑、
    それが回り巡って現代で事件となる。ミステ
    リ好きでなくても面白いシリーズではないで
    しょうか。

    ーーーーー

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    2020年02月24日
  • QED 百人一首の呪

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    読書録「QED百人一首の呪」3

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p239より引用
    “「いいか、呪というのは『言葉』のことだ。
    まさかお前は、言葉も存在しない、とまでは
    言わないだろうな」
    「馬鹿を言うな。実際こうして使って話して
    るじゃねえか」
    「それならば、同時に呪も存在する。言葉と
    呪は同一のものだ。どちらも相手の脳に向け
    て発信される信号だからな。ウイルスのこと
    だよ」”

    目次より抜粋引用
    “うきよのたみに
     ゆくすゑまでは
     ものをこそおもへ
     やどをたちいでて
     たまそちりける”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    第9回メフィスト賞受賞作。
     年に一度だけ家族全員が集まる大邸宅、そ
    この家事を一人で受け持つ女性が一日の後始
    末をしているその時、屋敷の主人が切迫した
    声で人を呼んだ…。

     上記の引用は、主人公・桑原崇と同級生で
    ジャーナリストの会話。
    面白くも恐ろしくもある説ではないでしょう
    か。言葉の使い方一つで、相手に害を思うよ
    うに与えられるなんて、使う人の思うがまま
    にされてしまいそうです。世界中に自分の言
    葉が伝わる世の中ですので、相手に対して害
    を与えるような物言いには気を付けたいもの
    ですね。人を呪わば穴二つといいますし、自
    分のためにも、使う言葉は選びたいものです。
     百人一首の謎解きというのが、一つのジャ
    ンルとして存在しているそうです。巻末に参
    考文献が紹介されているので、興味を持たれ
    たらそちらからあたると、より深く楽しめる
    のではないでしょうか。
     巻末あたりに謎解きの答えの一部がついて
    いて、うっかり開いてしまいそうになりまし
    た。読まれる時は気を付けてください。

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    2020年02月22日
  • QED ~flumen~ ホームズの真実

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    ネタバレ

    ホームズに紫式部を無理やりこじつけたように感じるのは私だけだろうか?
    最後のホームズ来日は、ちょっと意外性があり、当初の面白味が復活しかけた感じがした…

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    2019年11月29日
  • QED 出雲神伝説

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    なんだろう…キレがないっていうか、ちょっと強引に終わらせているような気がするのは私だけだろうか?
    この本も再読する必要がありそうです…

    0
    2019年11月22日
  • QED 河童伝説

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    シリーズ最初は意味不明な神様ばかりで全然ついていけなかったけど、復習みたいな感じでどんどん知識が入っていった。全て河童であるとこの本から読み始めたら意味が分からなかったかと思うけど、あらかじめ前作までの知識が入っていたので受け入れることが出来たかも。

    殺人事件と会話があまり上手くない。崇の説明だけが楽しく読める。

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    2019年10月12日
  • QED ~ventus~ 御霊将門

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    前回まではやっとこさついてきていた神社巡り。今回は新しい神様も出てきてしかも、それは同じ神様だという。もう全然ついていけない。

    流し読みをしてしまったので、また全巻読んだら読み直しをしよう。

    0
    2019年10月07日
  • 神の時空 五色不動の猛火

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    ジョジョ五部なみのハードスケジュールですが、今回は都内が舞台なので負担は軽減か。     
    しかしまぁ無知蒙昧なので江戸五色不動とか全然知りませんでした。    
    それにしても陽一君についてのあれこれがいきなり出てきて驚きましたね。気になります。

    0
    2019年08月10日
  • カンナ 全9冊合本版

    購入済み

    考古学ミステリーというよりも

    作者の考古学ミステリーが好きで、ストーリー同一時間帯のスピンオフという事で購入。ただ、後半に行けば行くほど考え方が伝奇ものよりになっていくので注意しといた方がいい。別段、ファンタジー的要素は無いけれど、だんだん鼻についてくる。

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    2019年07月30日
  • QED 六歌仙の暗号

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    六歌仙と百人一首は同じ…で何故七福神と六歌仙が同じ意味を持つのか…頭の中が色々な言葉で、人物で、まとめる事は難しい。平安時代にそこまで考えて封印として和歌を残したのか暗号にするのか…。他の書物でも調べてみたい。

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    2019年07月27日
  • 神の時空 伏見稲荷の轟雷

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    ネタバレ

    神道の神々を巡る歴史ミステリ第6巻。
    伏見稲荷の謎に関する言及やオカルトバトルは派手で面白いものの、謎が解けていく演出や登場人物の魅力的はやや弱い印象。

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    2019年07月22日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    二時間のサスペンスドラマを見ている時と同じ感覚に陥った。
    他のシリーズも機会があったら読んでみようと思う。
    日本神話が好きな人が読むと、興味深く読めるのではないか。

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    2019年07月11日
  • 神の時空 伏見稲荷の轟雷

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    三大人生で一度は行ってみたい神社のうちのひとつであるところの伏見稲荷大社。     
    十種の神宝集めが捗ってまいりましたね。     
    一度は行ってみたいなぁ伏見稲荷。

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    2019年04月29日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    館に関する謎のアンソロジー。

    自分だけが知っているらしい館。
    隔離された島にある学校。
    神社という隔離された空間。
    逆行すると噂される宿泊施設。
    雪に閉ざされた館。
    高速バスで交通事故にあった人達が避難した場所。

    もうわけが分からなくなってきたのは、修学旅行。
    話の運び方に、不思議な状態にのめりこみましたが
    驚きの結末。
    これは教えられたという事?
    気が付いたという事??

    落ち…というか、人物に対しての驚きは雪の館。
    断言されてしまうと、人間の脳はそれでインプットされ
    考える事を止めてしまう、というのは確かなようです。
    完全に騙されました。

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    2019年02月18日
  • 神の時空 嚴島の烈風

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    それにしてもやべーハードスケジュールだな。    
    さすがに身体が心配になりますわ。     
    敵の親玉との初邂逅。     
    この物語の先に何があるのか、どうなることやら。

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    2019年01月04日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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     特に館モノが好きとかではなく、手っ取り早く読んだことのない作家さんの小説を読みたい!と思い、手に取りました。

     ■はやみね先生といえば児童書というイメージが強いのですが、掲載作は大人が読んでも充分に楽しめるし、青少年が読んでも楽しめる話だと思いました。ガッチガチのミステリーを期待している方には物足りないかもしれませんが、1作はこういった話があってもいいのではないかと思います。
     ■恩田先生の作品はタイトルでわかるように『麦の海に沈む果実』のスピンオフで、私も楽しみにしていました…が、いかんせん話が短い!勿論、このページ数で恩田陸の世界を見事に作り上げる力量は流石ですが、『麦の海に沈む果実』のスピンオフとしては肩透かし感が否めず、他の作品とのバランス的にも恩田先生だけを目当にこの本を読む必要はないかな、と思いました。
     ■高田先生の作品はこれが初めてです。
    QEDシリーズがお好きな方には登場人物の新たな一面が楽しめる作品なのかもしれません。私も短いページ数でふんだんに語られる薀蓄をおおいに楽しめました。でもこれ…館じゃないよね!?
     ■綾崎先生も初めてです。これもまたシリーズものの主要人物が登場しているようですが、キャラ付けがなんともラノベっぽい!ミステリーとして読むとうーん…と思いましたが、館だからいっかな!とも思えました。(掲載順の妙)
     ■白崎先生も初です。
    こちらはなんとも個性的というか、読む人を選ぶ作風だと思いました。でもミステリーとしては面白いと思いますし、はじめはギョッとするしほりんのことも段々と好感を抱いてすまうんですよ。これは純粋に凄いなと思いました。でも本当にグロい!し、品性に欠ける!ので、はやみね先生の作品目当てでこの本を読んじゃった青少年がいたらどうすんだよ!と思いました。とはいえ、責任は編集部にあるので、先生は別に悪くないのではないかな…。
     ■井上先生の作品も初読みです。
    首無し館の後に読むと、この作品だけ取り出して読む時よりも、ものすごく正統派なミステリーに思えてしまうという。そこへきてあのオチ。作品の魅力を最大限に生かした掲載順の妙だと思いました。、ラストを飾るに相応しいしんみりとさせられる話でしたね。本格かというと本格ではないような気がしますが。

     1作ずつ取り出すと、どれもちょっっぴり物足りないところがあるのですが、1冊として捉えると、それぞれバラエティに富んでいて、バランスのいいアンソロジーだと思いました。

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    2018年07月28日
  • 千葉千波の怪奇日記 化けて出る

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    千葉千波シリーズ。
    大学生になったぴーくんこと、八丁堀。
    ミステリとは少し違う怪奇話。
    彼女らしき人ができたとか。

    なんとなくパッとしない話が多いなと。
    当面、このシリーズはなさそうなのが残念。

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    2018年07月21日
  • 神の時空 三輪の山祇

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    神社に行きたくなるシリーズ第4弾は奈良の大神神社。     
    神社が破壊され、神々が怒り、歴史の講釈を受け、お祈りし、一件落着。    
    それにしても前回から全く間を置かず地続きなのがなんか忙しいな。登場人物たち。     
    一難去ってまた一難、かな。

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    2018年05月13日
  • 神の時空 鎌倉の地龍

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    ネタバレ

    初読み作家さん。
    なんか最後があっさりだったな。そんな簡単に静まっちゃうのって拍子抜け。
    それよりも、陽一くんや火地さんの正体にびっくり。
    次巻も読んでみようかな。まだ了さんも四宮先生も活躍してないから、今後の展開に期待大です。

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    2018年04月10日
  • QED 百人一首の呪

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    百人一首の呪、という題名の通り、大部分が百人一首についての考察(?)に当てられている。正直あまり百人一首には興味がなかったためかもしれないが、読むのにとても時間がかかった。途中文字が滑りに滑ったのだけど…大まかな流れは理解できた。百人一首がこうもパズル性のある(と思しき)ものだとは知らなかったが、もっと詳しく知っていればより楽しめたのかなぁと…。ただこのシリーズ、大部分で主題の考察をするのならば、興味があるものに関してはとても楽しめると思う。あとはシリーズの途中から読んでも問題なければ、が気になるけど。

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    2022年01月16日
  • 神の時空 貴船の沢鬼

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    京都の貴船神社。    
    玉依姫は聞いたことある。   
    展開はちょっとワンパターンであれだけど、歴史講釈は面白いのでまだ読み続ける。

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    2018年01月15日