あらすじ
由比ヶ浜で、意識不明の重体で発見された女子高生・辻曲摩季の姿が病院から消失。直後の地震で、鶴岡八幡宮の鳥居が倒壊し、さらに、源氏ゆかりの地・修善寺でも異変が発生。尋常ならざる者の影を感じた摩季の兄姉と友人の陽一は、鎌倉の殺戮史を調べはじめる。果たして、事件と怨霊の関係は? 新シリーズ開幕!
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Posted by ブクログ
新シリーズ1冊目。興味本位で同窓生を尾行した摩季は意識不明で発見され、収容された病院から姿が消えた。時を同じくして、源氏の怨霊が放たれ、鎌倉を震度5の地震が襲う。鶴岡八幡宮の鳥居が倒され、鎌倉壊滅の危機が!?兄の了達は2つの事件の関係を調べ始める。源頼朝の謎の最期、暗殺に次ぐ暗殺、吾妻鏡の空白の部分など、源頼朝を取り巻く歴史考察の面白さが止まらない!【歴史の真実は、史書の行間にある】期待大のシリーズの始まりです。
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鎌倉市由比ヶ浜にある由比ヶ浜女学院の生徒が意識不明の重体で発見された。彼女の名前は、辻曲摩季。外傷は擦り傷程度、CTやMRIを撮っても異常は見つからない。清和源氏の血を引く中伊豆の旧家、辻曲家で、強い霊的感性を持つ摩季の姉の力を持ってしても原因が掴めない。敵は怨霊か。昔は歴史作家希望で、辻曲家の兄妹たちと親交ある陽一が、鎌倉の歴史について調べたはじめた矢先、意識不明のはずの摩季が姿を消す。
ということで本作はシリーズ一作目。歴史の気になる部分に焦点を当てて、実際はこうだったのではないか、と〈可能性〉を提示する歴史ミステリ(伝奇色もだいぶ含んでいます)の醍醐味が詰まった作品になっています。謀殺や暗殺のオンパレードだった鎌倉の殺戮史を辿るうちに、浮き彫りになる、〈怨霊〉の正体とは。続編ありきの結末になっているので、これ一冊で物語自体の評価を、というのは難しいのかもしれませんが、古都鎌倉を冒険しているような気分に浸れる、先の気になる物語でした。
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面白いんだけど、唐突過ぎる気がする。
最初にシリーズ2を読んでしまい、このシリーズ1作目となる本作を読めば色々わかるのかと思いきやわからないまま話がどんどん進む。
この本を読んで俄然興味が湧き、見てなかった大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」を見始めてしまった。
大河面白い。義経がサイコパスかと思いきやラストは涙だった。
話は戻って本作。
面白いんだけどなー、でもラストがなんかぁ。
盛り上がり欠ける。2作目のラストもそんな感じでこの先ずっとラストは同じ展開なんだろうか。
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シリーズ1作目、にしては、あまり説明もなく話がどんどん進んでいく。ある程度日本史が頭に入っていること前提で定説を覆す感じ。歴史好きな人は楽しめるかと。歴史は不得意だけど、怨霊祓う系が好きなのでシリーズ読もうかな。
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鎌倉幕府のひとつの説としては面白いと思うけど、主要人物の事がよく分からないまま進むので、最後までよくわからなかった。
巻が進めば面白くなるかも?
鎌倉・伊豆に行く予定ができたら、もう一度見たい。
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意識不明で入院していた摩季が行方不明に
地震で鶴岡八幡宮の鳥居が倒壊その場になぜか摩季が
鎌倉時代の史実に隠された真実とは
鎌倉を崩壊させようとする者達の目的とは
説はとても面白いです
なんだか置いてきぼりを食らった様に話が進む
突っ込みたい所がいくつかあるけれど
続けて読めば納得いくかもしれないので読みます
Posted by ブクログ
知人の薦めで読んだ。
感想は、ライトノベル好きちゃうしなぁ・・。
知人は、そこじゃなくて歴史的観点が重要と言った。
たぶん、ちがう作家が書いたなら、私は嵌ると思う。
いろいろ知識が豊富になった作品。
Posted by ブクログ
QEDシリーズのファンだけに、何なの?って感じ
登場人物の説明も何か中途半端な感じだし
多分、巻を追うごとに疑問は解けていくのだとは思うけどね…
Posted by ブクログ
初読み作家さん。
なんか最後があっさりだったな。そんな簡単に静まっちゃうのって拍子抜け。
それよりも、陽一くんや火地さんの正体にびっくり。
次巻も読んでみようかな。まだ了さんも四宮先生も活躍してないから、今後の展開に期待大です。