高田崇史のレビュー一覧

  • QED ~ventus~ 熊野の残照

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    このシリーズの歴史解釈はどこまで本当か分からないが、もの凄く面白い。そして筋が通っている。毎回はっとさせられる。

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    2015年02月18日
  • 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記

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    本編のパズルミステリや探偵役の美少年が出題するクイズも読みごたえがあったんですが、最も気になったのはワトソン(?)役の「ぴぃくん」の名前の謎!(笑)

    名前に関する当人の愚痴の件は流して読んでたから詳細は拾えてないんだけど、以下、私なりに推理してみた(笑)。シリーズものだから、全部読めばかなりヒントもらえると思うんだけどな~とりあえず今作を呼んだだけで行けるとこまで!

    Q. 「ぴぃくん」と呼ばれる少年の名前は何か?

    ①まず、推測されるのが「苗字」や「下の名前」単体ではなく「姓名」イコール「ぴいくん」を連想させるものだろうということ。冒頭で彼が言及しているのが、「下の名前」だけではなく「苗字

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    2014年12月05日
  • QED 伊勢の曙光

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    相変わらず事件はもうそっちのけ。素晴らしい蘊蓄の連打はありがたいです。なるほど、天照は男かも、ですか。いつもいつも感心しては鎌倉なり伊勢なりにいくんですが、読んでるときは感心して、実際にいくと「考え過ぎだろ」と思えちゃいますね。なんでヘビが好きかね、古代人。

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    2014年12月03日
  • QED 河童伝説

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    今回は題名通り河童のお話。しかしみんな河童なのには驚きです。アマテラスさえも。そして七夕の二人がそれなのも。蘊蓄は長いですが事件の解決はあっさりです。解決方法が結構きますが・・。

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    2014年11月15日
  • QED ~flumen~ 九段坂の春

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    ”QED ~flumen~九段坂の春”高田崇史著 講談社文庫(2011/04発売)
    (2007/08発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:田端しづか(書評ライター))

    ・・・”QED”シリーズ過去編。桑原の淡い失恋、奈々のファーストキス、小松崎・御名形の学生時代の連作四編。

    ・・・各キャラクターの青春時代×つながる縁、といった印象。
    シリーズ最終盤(残り三話)に向けて箸休め的に感じましたわ。

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    2014年11月10日
  • カンナ 出雲の顕在

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    出雲大社と素戔嗚尊の謎とは…… 出雲大社で執り行われた話題の結婚式の記事を読みながら、「本当の歴史」って何だろうとしばし瞑想。

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    2014年10月12日
  • QED 式の密室

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    『人々がその喧伝を信じるか信じないかなどということは、二の次だ。次元の違う話なんだよ。つまりここで彼ら ー 朝廷の貴族たちが言いたかったのは『鬼と接触した者は、鬼と同様であると見做す』ということなんだ。』

    古代日本社会に蔓延る差別の歴史を明らかにし、鬼ごっこの起源まで説明してくれるなんてさすがだな。推理が遠回りすぎて誰もついてきてくれないところが最高に面白い。

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    2014年09月30日
  • QED ベイカー街の問題

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    ホームズはあまり読んだことがないというか、多少読んだ気はしても全く覚えていませんでしたが、ホームズについての考察はとても面白かったです。高田崇史さんの本を始めて読みましたが、流石、専門の知識を活かしたトリックでした。その方面の知識は全く無いので、「ふーん」という感じでしたが。メモが表すモノのみ予想できました。突っ込みどころはいくつかありましたが、綺麗にまとまってるなーと感じました。

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    2014年06月11日
  • QED 河童伝説

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    ”QED 河童伝説”高田崇史著 講談社文庫(2010/02発売)
    (2007/02発売、講談社ノベルスの文庫版。解説:西上心太)

    ・・・QEDシリーズ13作目。連続殺人事件と相馬野馬追祭。あまり関連付けられていないせいか不完全燃焼な感じ。
    河童関係ないやろ・・・という読後感。
    多少、強引なくらいに過去の事件と結びつけられている方が楽しくなってきました(笑)

    ・・・御名形、神山等追加レギュラー陣が魅力的なキャラクターだけにシリーズが下り坂に感じられてしまうのが惜しいです。
    (私は今巻までですと、”式の密室”が一番と名作と考えています。)

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    2014年05月25日
  • QED 六歌仙の暗号

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    奈々ちゃんの疑問にはっきりと答えられないタタル先輩が新鮮でした。
    六歌仙と七福神の謎は、ちょっとこじつけ?と思わなくもない。

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    2014年05月09日
  • QED 鬼の城伝説

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    ネタバレ

    またもや読み終えるのに時間がかかってしまった。だが、やはり終盤の崇による怒涛の歴史解釈は面白い。
    輪廻転生=DNAを主体とした遺伝のこと、というのは、ドーキンスの『体は遺伝子の乗り物』を思い出す。
    そしていよいよシリーズを通しての共通テーマとして、タタラというキーワードを無視しては語れなくなってきたが、崇のあだ名がタタルであることは、今後重大な伏線となったりするのだろうか。今のところはまさかね、とは思っているのだが…。

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    2014年05月26日
  • QED 六歌仙の暗号

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     とか云って、読むんだけどね、2作目も。

     2作目、と云っても下敷きが百人一首と六歌仙ということで、どことなく2作で1編のような雰囲気もある。
     そのぶん、必要な予備知識に大きく差がないので読みやすいとも、云える。というか実際には、平安の和歌、というものをちょっと本格的に調べて、考えに考えれば、本の2、3冊くらい書けてしまうということなんだろう。
     本書の目玉とも云える証明は、そのものずばり、『六歌仙=七福神』。ここだけをこうやって書くとお前何云ってんの的な視線がぐさぐさと突き刺さってくる気がして、その証明手順を事細かに説明したくなるんだけれど、まぁそこは読んでみて、信じるか信じないかはあな

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    2014年05月02日
  • QED 鬼の城伝説

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    正直犯人も被害者も過去の因縁のとばっちりを受けた印象。
    タタル先輩の講釈にもあったけど、嫌な手を使うなあ。

    ところでタタル先輩!
    最後に爆弾(?)発言きたなこれ!
    と思ったのに何故進展しない!

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    2014年04月23日
  • QED ~ventus~ 御霊将門

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    ”QED ~ventus~ 御霊将門”高田崇史著 講談社文庫(2009/11発売)
    (2006/10発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:椹野道流)

    ・・・桜の花見に出かけた桑原と棚旗姉妹だったがいつの間にやら将門関連の史跡巡りになってしまう!
    そして、成田の薬局で働きだした神山禮子にストーカーの影が!

    ・・・ほぼほぼ一冊、将門の史跡巡りで終わり。 
    将門を御霊としたのは今まで見たことのない解釈で好感を持ちました。

    が、神山禮子の再登場が個人的に一番の盛り上がりという、微妙な一冊です。(笑)
    (ストーカー事件もおまけ程度にしか感じなかった・・・。)

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    2014年03月26日
  • QED 六歌仙の暗号

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    2014.3.20処分

    Q.E.Dシリーズ2作目。
    六歌仙と七福神の謎について検証されている。
    六歌仙=七福神という説はとても面白く、和歌の裏の意味や暗号としての有り様など、興味深かった。
    もうそれが正解なのではないかと思うくらい論理的に解明されていくので、ミステリーというより専門書としての印象が強い。
    ミステリーとしては…一応密室と思われる状況が出てきたり、犯人の逃走経路に疑問があったりするのだけれど、ありがちな解決で今ひとつ印象に残らなかった。

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    2014年03月20日
  • QED 六歌仙の暗号

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    七福神に関していろいろ
    知ることができておもしろい。
    寺院巡りがしたくなる。

    高田さんの作品は
    新しい知識が得られるので
    楽しく読める。

    前作はすっきり!だったけど
    二作目は事件解決!って感じでは
    なくてなんだか複雑なラストでした。

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    2014年03月16日
  • QED 神器封殺

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    ”QED 神器封殺”高田崇史著 講談社文庫(2009/05発売)
    (2006/01発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:新保博久)

    ・・・病院オーナーの殺害事件、そのカギを握るのは三種の神器と那智の地であった。

    ・・・”毒草師”の主人公、御名形史紋もシリーズ開始に先駆けて登場。桑原とお互いを認め合う形での歴史談義を繰り広げました。
    ”毒草師”という他ではないものを”仕事”としている御名形を見ると”毒草師”も楽しそうですね。

    が、楽しめたのはキャラクタ的な面だけ。解決篇が袋とじになっており読む前から期待した割にその内容は殺害事件ではなく、神器に絡む神社の解説。”あの神社とあの神社が!”と図入

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    2014年03月08日
  • QED 伊勢の曙光

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    はぁー。
    なんつーか、もう引用が多すぎてわけがわからないよ。
    やっぱじっくり読むべきね。
    でもやっぱり面白かった。
    もう一回落ち着いて読みたいな。
    タタルさんの突然の変わりように驚いたけど。
    二人がうまくいきますように。

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    2014年03月15日
  • QED 伊勢の曙光

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    ネタバレ

    展示するために持ってきていた村の秘宝が盗まれた。
    しかも殺人事件のおまけ付き。
    これに餌をぶらさげられ、出かける事になった彼は
    一緒に行かないか、といつものように声をかけ…。

    事件も謎も解き明かしてくれましたが
    一番の驚きは、関係が進んだ…事?
    いやこれ進んだんですよね?
    謎が解けた、という最後の2人の状態ににやにやでした。

    またしても出てきた先生に、その娘。
    人の話を聞いてません、という彼女が、ちゃんと従っていたら
    一体どうなっていたのでしょう?
    とりあえず、生命の危機はなかった…?

    そしてまた微妙な知識が増えて行きましたが
    すべて半分程度、というかうろ覚え。
    太陽=男、というイメージ

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    2014年02月20日
  • QED 神器封殺

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    毒草師というのが出てくるというので購入。
    残念ながらチョット合わないかな。
    かなり巻数を重ねるシリーズもののだが、先ずは主人公群の4名が一緒に事件を解決しなくてはいけない必然性を全く感じない。物語の中心となる殺人事件についても動機にも手段にも深みを感じない。紀ノ國にまつわる神話、古代史をテーマに無理やりストーリーを作ったという感じでチョット強引なストーリー展開である。
    そして袋とじ部分。日本各地のテーマ(^^ゞを同じくする神社が同じライン上に並ぶという話だが、だからどうだと言う部分がなく、謎解きということにもなっていないのである。古代人というのはなぜかいろんなものを一直線に作りたがるのでそのよ

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    2014年02月16日