高田崇史のレビュー一覧

  • カンナ 天草の神兵

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    ネタバレ

    天草四郎は何故「四郎」なのか?という問いに対し、ザビエルとの関係で解を見出した点は見事だと思った。他には、キリシタンに改宗する動機があったこととキリスト教徒による仏教徒に対する迫害に関しては勉強になった。それ以外は特になし。

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    2013年01月05日
  • QED 出雲神伝説

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    ネタバレ

    正月から読む本じゃなかった(笑)
    出雲についての、あれやこれや。誰かに話したくなる、そうかもしれないと思わせる古代日本史解釈いくつか。

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    2013年01月05日
  • QED 神器封殺

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    このシリーズは相変わらず。歴史の謎解きは面白いが、殺人事件は余計で、動機やトリックも何だそりゃ的なものが多い。今作もその流れが続いている。三種の神器にまつわる謎、伊弉諾尊、伊邪那美命…。最後の最後で神社に関する考察は面白かった。それにしても殺人事件は余計。なくていい。

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    2012年12月05日
  • QED 河童伝説

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    今まで以上に殺人事件と歴史薀蓄が関係なくて、うーーーん…
    個人的にタタルさんの薀蓄は興味はあるので苦ではないのですが、推理小説を求めるとこれは…
    あと、シリーズ2本くらいすっ飛ばして読んでしまったので、毒草師の御名形史紋がこの作品で初登場という…しまったな。このシリーズだからどこから読んでも大丈夫だろうと思ってたけどちょっと違ったみたい。

    たぶん、今すぐに最初から読み返しても楽しめそう(悪い意味で)

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    2012年11月24日
  • カンナ 奥州の覇者

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    坂上田村麻呂とアテルイ 彼らの話を漫画で読んだ気がする。内容はほとんど覚えていない、困ったもんだ。
    正義が力になるんじゃなくて、力が正義になる。敗者の歴史は勝者の歴史に飲み込まれて消えていってしまう。ある意味それは自然な流れかもしれない。敗者として消されてしまった歴史があると忘れないでいよう

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    2012年10月31日
  • カンナ 吉野の暗闘

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    カンナシリーズ3作目。今作の舞台は奈良の吉野。

    解説でも決してQEDの劣化版ではないと書かれているものの、、、正直、ちょっと薄いかなぁと思ってしまう。吉野の金、役小角の流刑、、、面白くないわけでないが、今更あまり目新しい薀蓄でもなかったような。忍びとしての成長物語としての一面も持ち合わせており、そっちがメインだと言われれば仕方ないけれど、それもやっぱり薄っぺらいのが残念。まぁ、超人的に書かれすぎていないところには好感が持てるが。薀蓄が少ない分、気合入れて読む必要がないので、気軽に読むのにはいいのかもしれない。吉野の桜については面白い説だなぁと思った。

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    2012年10月27日
  • カンナ 天草の神兵

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    カンナシリーズ2作目。今回の舞台は天草。天草・島原の乱を率いた天草四郎の謎に迫る。

    ライトノベル的なキャラにちょっと苦手な印象を受けた1作目だったけれど、2作目にきて、ちょっと慣れてきたかという感じ。薀蓄はさほど深くないような。でも、四郎の名の由来はナルホドと思った。まぁ、それもこじつけかもしれないけれど、、、。

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    2012年10月26日
  • QED 諏訪の神霊

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    いつにも増して血なまぐさい展開。
    QEDシリーズは好きで、タタルさんの蘊蓄にもいつの間にか中毒状態だが、今回は歴史的下地と現実の事件が、あまりきれいにリンクしていない気がする。
    それにしても、タタルさんと奈々ちゃん、進展しないねえ。

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    2012年09月19日
  • QED ベイカー街の問題

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    うーん、イマイチ。
    どちらかといえば、日本史よりはホームズの方が興味をそそられるはずなんだが。

    何しろ、まるで事件の方がメインの様なんだもの(!)。
    主人公・崇の影も薄かった。今回は他でマニアな蘊蓄好きに事欠かないもんだから、正直お株を奪われていたかと。

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    2014年05月26日
  • カンナ 吉野の暗闘

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    吉野を舞台に忍びと山伏 古くからの山に関する言い伝えを検証する。モチロン事件も起きる。

    前回ちょっと読みにくかったので迷ったけど、読んでみました。おもしろい薀蓄も有ったけど…… 最終巻まで読み続けられるだろうか??

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    2012年08月15日
  • 麿の酩酊事件簿 月に酔

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    前作より、酔った時のキャラがかなり濃くなったような。
    酔っぱらうとかなりの名推理を展開する文麿だけど「風が吹くと桶屋が儲かる的流れ」の突飛な推理なものだから、一緒に推理するとかって感じじゃない。
    そして、ことごとく振られまくってる文麿。
    すべてが水戸黄門の印籠みたいで、安心して読めるとも言える。
    ワンパターン好きにはオススメ。

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    2012年08月05日
  • 麿の酩酊事件簿 花に舞

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    主人公がお金持ちなところとか、あるきっかけで人格が変わっちゃうとことか、恐ろしく勘が良いところとか、北村薫さんの「覆面作家は二人いる」みたい。
    おもーいミステリの合間に気楽に読むのにちょうど良い本。

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    2012年08月05日
  • 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記

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    評判を聞かずに、高田さんだからって理由で購入。
    同時進行で読んでいる「工学部・水柿助教授の逡巡」ととても似ていて、どっちを読んでいるんだか分からなくなった。
    若干口語体が不自然なところはあるけど、おおむね雰囲気もストーリーも好きな傾向。
    高田さんは森博嗣さんや西澤保彦さんとも交流があるらしい。
    納得。
    しかし、すごいメンツの理系集団だなぁ。

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    2015年05月09日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    読んだら確実に鎌倉に行きたくなる。
    今までの作品と違って、ミステリィ部分とうんちく部分が明確に分かれてる。
    わたしにはその方が読みやすい。
    これはもう、歴史好きにはたまらないでしょ。
    わたしは歴史は苦手だけど、言葉遊びというか、言葉の移り変わりとかが好きだからすごく興味深く読めた。
    一番好きなうんちくは「『谷』は荒れた山間の土地を指し『沢』は山間でも豊かな土地のことを指す」というもの。
    言葉って深いです。

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    2012年08月05日
  • QED 竹取伝説

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    出てくる人達は好きなんだけど、事件とは別のタタルくんの話が長すぎて、事件に戻ったときどんなだったか忘れるorzまるでどっかの憑き物落としさんになれそうな勢い、話が合いそうですね(笑)

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    2012年07月19日
  • QED Another Story 毒草師

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    QEDの外伝。いつものパターンに見せて置いて、ちゃんと毒草師にかけているのが本編と対象的で面白かった。冶葛の話しが個人的には一番興味深かった。

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    2012年06月06日
  • QED 龍馬暗殺

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    テーマが深すぎて、500ページでも足りない印象。

    特に現代の事件に根ざす、人とオニの概念については、これまでこのシリーズで少しずつ語られてきたものとは切り口が違っていて、もっと掘り下げてほしかった。

    本題の坂本龍馬暗殺の黒幕については、幕末に詳しくない人でも驚くと思う。

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    2012年05月28日
  • カンナ 天草の神兵

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    キリシタン 島原の乱 天草四郎 
    歴史は一言では語れないということか。
    新しい発見=天草諸島、島だったの!天草って。
    地理に疎い自分を再発見しました。

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    2012年05月18日
  • QED 東照宮の怨

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    このシリーズは歴史の蘊蓄がすべて。殺人事件の犯人探しはどうでもいい。今回は東照宮の謎。なかなかおもしろかった。

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    2012年04月29日
  • QED 鬼の城伝説

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    今回のテーマは鬼と桃太郎。なじみ深い物語の裏側に隠された謎を解き明かしていく。この謎解きは非常に面白い。しかし、本筋の殺人事件はどうでもいい。なくていいのでは。

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    2012年04月26日