高田崇史のレビュー一覧

  • 神の時空 五色不動の猛火

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    ネタバレ

    馴染みもなくあまり興味のない五色不動がだいざいだったので斜め読みをしてしまった。
    今回は磯笛たちは関係がないというまさかの展開(笑)そんなのあり?(笑)
    興味がないとはいえ、事実かどうかは別として相変わらず朝廷とか幕府とか偉い人のやることはえげつないなぁ。
    そして、ここへきてようやく陽一のことややたらに捜査一課の刑事が絡んでくる過去の目黒不動の事件にも触れられてきて面白くなってきた。
    触れられるまでが長いよ。

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    2024年09月18日
  • 神の時空 三輪の山祇

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    大神神社2回しか行ったことないなぁ。
    また行かたいなぁ。
    面白かったけど、1日がすごく濃くて笑ってしまう。
    朝方、貴船神社の怒りを鎮めたばかりなのに。
    そしてやっぱり毎回同じ展開。うーん。
    高村が何の目的でこんなことしてるのか気になるから続きも読むけど。うーん

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    2024年09月05日
  • 試験に敗けない密室 千葉千波の事件日記

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    前作同様にパズルものかと思いきや、どうやら流石の千波君も手こずる本格ミステリーの様相で、どんな結末まのかワクワクしながら読み進めると、何とまあ、、、
    こんなおふざけも普段の作品がしっかりしているからこそ許されるのでしょうね。
    世間はまさに夏休みが終わる8月最終日。夏休みの冒険を楽しませていただきました。

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    2024年09月01日
  • 神の時空 倭の水霊

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    采女の怨霊を読んだ後にこちらを読んだ。
    草薙剣を祟られたとか、熱田神宮に行った後に読んだりしたので、色々考えて深い。
    ヤマトタケル、熱田神宮と本作との扱いが全然違って面白かった。

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    2024年08月29日
  • 采女の怨霊―小余綾俊輔の不在講義―(新潮文庫)

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    久しぶりに奈良に行きたくなった。
    このシリーズは初めて読んだけど、面白かった
    QEDシリーズとの違いがよくわからないけど。
    壬申の乱、そーゆー解釈も面白いな。
    天武天皇、あんまり良い印象なかったけどこの本読んだらさらに印象悪くなった笑

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    2024年08月21日
  • QED 河童伝説

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    何故か順番を勘違いして読んでしまったおかげで御名形が何者なのか分からないのが痛恨ですが、それを差し引いても今回の河童に関する考察はこじつけ感が強い印象です。現実の事件もいつにも増して取るに足らない背景と犯行手順だったので、二重の意味で残念だった。

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    2024年08月17日
  • QED 東照宮の怨

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    天海が日光東照宮に隠した呪術が幾重にも折り重なっている様相が本当に面白かった!
    事件との関連は飛躍しているように感じたけど、これもその人の視ている面の違いかと思うと納得はできた。
    この1冊で深秘の魅力に惹かれたのも、気の成せる業なのかもしれない……

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    2024年08月13日
  • QED 源氏の神霊

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    このシリーズを読んだのはじめてだったのですが、歴史好きにはたまらない話ばかりでしたね。ずーっと歴史講釈が続いた後、さらっと殺人事件も解決。源氏や平氏を意識している家系がどのぐらいあるのか全く身近ではないので、動機のあたりはピンときませんでしたが、このシリーズは殺人と歴史の融合を楽しむものなのかなあと。他のものも読みたくなりました、

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    2024年06月02日
  • QED 神鹿の棺

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    QED初読でしたが面白かった。
    日本の神話や歴代天皇の知識がなかったので読みにくさがあったが、他の作品も気になる。

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    2024年05月27日
  • QED 百人一首の呪

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    殺人事件と百人一首の二つの謎に迫るミステリ。
    とにかく百人一首の歴史や蘊蓄が面白く、こんな深いもんなんやと感心した。
    そして謎を追った先にある一つの解釈は、もし作者がオリジナルで考えてたのであれば、めちゃくちゃ凄いと思う。普通にそれ単体で本が出版出来るレベルじゃなかろうか。
    その壮大な謎とは裏腹に殺人事件の方は少し小粒に感じてしまった。 

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    2024年05月13日
  • QED 六歌仙の暗号

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    オーディブルで視聴。ミステリーというよりは、やっぱり六歌仙(七福神)についての考察におまけでミステリがついてるような作品だと思う。

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    2024年05月01日
  • QED 百人一首の呪

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    百人一首の新説論と推理小説を無理やり合体させたような感じ。面白かったけれど、途中からこれは推理小説なのか?と思いながら読んでいた。

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    2024年04月30日
  • QED 百人一首の呪

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    2024年3月号の「本の雑誌」の特集、メフィスト賞を探検せよを読む。メフィスト賞?、ああ、森博嗣さんのデビューに箔をつけるため作られた賞だった。森さん以降の受賞作を見え、へ~、こんな作家、作品が受賞してたんだと、本作を本屋に注文する。

    歴史ミステリーは久しぶり。百人一首についてのお勉強部分もサクサク読める。
    読後、百人一首のパズル解明と殺人事件の謎解きはうっすらと繋がっているが、はっきり言えば別の話だなと思う。不思議と違和感はないかな。
    百人一首の部分も事件の謎解きも、へ~。成程ねえ、そいういうことか、と思うことが多かったので、良い作品だと思う。

    この文体は知っているなと感じた。誰に似てい

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    2024年03月23日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    アンソロジー。

    『思い出の館のショウシツ』はやみねかおる
    『麦の海に浮かぶ檻』恩田 陸
    『QED~ortus~―鬼神の社―』高田崇史
    『時の舘のエトワール』綾崎 隼
    『首無舘の殺人』白井智之
    『囚人館の惨劇』井上真偽

    麦の海シリーズの入っているというので読みました。
    当時の謎の一部がわかったので、満足です。
    QEDシリーズは、蘊蓄が楽しかった。
    囚人館は、やられましたぁ~(^◇^;)

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    2024年02月04日
  • QED 龍馬暗殺

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    今回はぐっと現代に近づいて幕末の龍馬暗殺がテーマ。
    たまたまこの前に榎本武揚に関する作品を読んでいたのでこの時代の世相が頭に入って残っており、普段より容易に読み進めることができた。
    とにかく卑怯な裏切りを繰り返してきた薩摩藩だけに、この仮説に一票です。
    ただ本シリーズらしい独自の理論展開は、時代が近いだけによわかったように感じます。

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    2024年01月03日
  • QED 式の密室

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    古代史の謎が、現代の殺人事件と融合する物語。
    旧家の殺人事件の謎もどこか不気味で、面白かった。安倍晴明、陰陽師、古来からの鬼や狐信仰の印象も少し変わったかも。“人になれなかった”人達の悲しい歴史がそこにはあったのかもしれないなと思うと切ない

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    2023年11月25日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    卑弥呼と邪馬台国、日本神話と現代の殺人事件、書いた人も大変だったろうな、凄く面白かった。

    でも面白かった部分は日本神話この部分で、殺人事件はおまけみたいだったな。

    神様が大量に出てきて、確認するために何度も戻りながら読んだ。

    再読すると更に面白さが分かりそう。

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    2023年11月07日
  • QED 源氏の神霊

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    円熟味を増すQEDシリーズ。
    今回は鵺退治の英雄で77歳という高齢で挙兵した源頼政の謎にスポットライトが当てられ、タタルがその謎と共に源平合戦の真実を解き明かしていく。
    『平家』という強大な敵に対して、ここまで自らの正義や信念を最後まで貫いたカッコいい生き様の武将がいたとは知らなかった!
    タタルと奈々の寺社巡りの裏で起きた殺人事件にもやはり源氏と平家が絡み、犯人より歴史の解釈に圧倒されっぱなし。安徳天皇の考察にも説得力があった。
    歴史の本当の真相はわからないが、古に生きた人の息吹と想いは色褪せずそこにある。

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    2023年11月05日
  • QED ~ventus~ 熊野の残照

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    熊野詣の正しい順番と、何故その順番で回るのが正しいのか説明されていて面白かった。
    古い村にある風習には、悲しいものがある事が判った。

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    2023年10月25日
  • QED 式の密室

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    今回のテーマは安倍晴明と式神。
    かつて朝廷がまつろわぬ人々を利権のために迫害し、彼等に鬼や獣の蔑称を付けて自らの行動を正当化していたという説は知っていたし、海外にも数多く見られることから恐らく本当だったのだろうとおもう。だけど、陰陽師が使役していたという式神が目に見えない理由が人間以下の存在だったからという説は目から鱗でした。
    ただ、地名に関する解釈はやや深読みしすぎな気がします。

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    2023年09月30日