高田崇史のレビュー一覧

  • QED ~ventus~ 熊野の残照
    ついに10弾目まで読み進めました!そしてこのシリーズを初めて読んだ作品で登場した神山さんの初登場がこの作品なんですね♪(初めて読んだのは12弾目の作品なんです)そして神山さんの知ってはいけないような暗く悲しい過去を知ってしまうのです・・・・


    こんなに悲しい過去があると男嫌いになってしまいますよね...続きを読む
  • QED ~ventus~ 御霊将門
    今回は「平将門」日本三大怨霊のひとりですわ。
    正直、関東で大きな乱を起こした、朝廷に刃向かって、悪逆の限りを尽くした・・・位しかの知識がなかったので、そのまま定説を受け入れてました。
    が、タタルの蘊蓄に、文献、史跡を巡ることによって、イメージしていたような人物であったとは言えい。むしろ、権力者にコキ...続きを読む
  • QED 神器封殺
    前作から繋がってます。
    「三種の神器」と「日本の神社が建っている場所の秘密」そして「神話」・・・
    もちろん現代の「殺人事件」も起きますが、これは犯人が分かってるので、「どうやって殺したか」「その理由」が謎といえば謎なのですが・・・どっちかというと、事件よりも、「壮大な歴史の謎」の方に興味深々なので(...続きを読む
  • QED 龍馬暗殺
    今回は幕末の大きな謎の一つである、坂本龍馬暗殺の真犯人捜しです。
    実は歴史好きの私ですが、幕末や近代国家のあたりはあんまり記憶にないっていうか、ちゃんと勉強をした記憶がない。
    だって、中学も高校も歴史、日本史はご丁寧に最初から始まって、年度末のバタバタで最後までしっかり授業を受けてない。なもんで殆ど...続きを読む
  • QED ~ventus~ 熊野の残照
    ventusシリーズなので、「ミステリー小説」というよりは「歴史の謎」にせまる、ご当地のガイドブック的要素が強い作品になってます。
    読後はやっぱり、『熊野に行きたい~~~!!』って思ったよ(*´∇`*)

    今回は事件らしい事件が起きる訳ではなく、終始「熊野三山に込められた呪」「八咫烏の正体」「神話の...続きを読む
  • QED 竹取伝説
    このQEDシリーズは歴史の考証が奥深くって、納得させられてしまいます。
    「お正月」も「節分」も「ひな祭り」も「端午の節句」も実は全然おめでたいものではなかった・・・「松竹梅」もしかり。そんでもって、「かぐや姫」も実は、悲しいお話でこれら全てに「騙り・秘密」が隠されていて・・・。
    もうドキドキの連続で...続きを読む
  • QED 鬼の城伝説
    このシリーズ文庫も9册目!!今回も歴史うんちくがたぁ~~っぷりで、大変楽しめて、目から鱗でした。
    ただ、今回はタタルさんが後半からの登場だったのが、物足りないっていえば、物足りなかったなぁ~~。事件解決もタタルさんが解明するって部分では薄かったし。
    それにもっとタタルと奈々の絡みを読みたかった(笑)...続きを読む
  • QED 龍馬暗殺
    さて、今回の舞台は高知県の山奥のさびれた村。なんと今は4軒しか家がない田舎
    そんな場所で、またもやタタルに奈々は事件に巻き込まれる。今回は奈々の妹が本格的に参戦!!と言ったところでしょうか、タタルとの掛け合いも面白いです♪

    そして、タイトルに入ってるように、「龍馬暗殺」の黒幕をタタルなりに解き明か...続きを読む
  • QED 鬼の城伝説
    桃太郎や鬼の騙り。
    日本人にとっておそらく一番ポピュラーな昔話だからか、似た題材の竹取伝説より面白かった。
    「DNAに記憶は残るのか?」
    このテーマも興味深い。

    そして動機のトンデモさも相変わらずで何より。
  • QED 龍馬暗殺
    龍馬暗殺に謎が多い、ってこと自体知りませんで。

    なんかもう、事件云々は置いといて、タタルの蘊蓄を読むためだけに読んでるというね(笑)


    手を切られて、って件で沢木さんの『テロルの決算』を思い出した。
    結構、私は時代検証系に興味があるのかもなぁ。
  • QED 竹取伝説
    かぐや姫=衣通姫=小野小町
    出雲=雲(=蜘蛛、朝廷に逆らう者)が出る場所
    笹=砂砂(砂鉄)


    タタラ場を風景として使ったもののけって、実はなかなかハードだよなぁ。
  • QED ~ventus~ 御霊将門
    2009/11/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2017/6/25〜6/28

    7年半ものの積読本。QED ventusシリーズで、今回は平将門がテーマ。関西人なので今ひとつ土地鑑もなく、作品世界に入り込みにくかったが、いつもながら興味深い説であった。シリーズ前作で登場した神山禮子が良いア...続きを読む
  • QED 東照宮の怨
    高田さんの話を読んでると、身の周りにあって目に留めてない事柄を、もう一度しっかり見つめてみようって気にさせられる。
    人文・歴史系の本が読みたくなる。うずうず。

    犯人の動機が一般的じゃないのも、この作品の特徴だよね。
    それはそれで良いと思ってます。
    動機を汎用性の高いものにすることが、事実に繋がると...続きを読む
  • QED 神器封殺
    2009/5/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2016/7/19〜7/23

    7年物の積読本。ventus 熊野の残照と一部かぶりながら、和歌山で起こった殺人事件をいつもの一行が解決。また、この後新シリーズの主役になる毒草師、御名形史紋も登場する。が、一番の主題は、三種の神器に関する考察。...続きを読む
  • 試験に敗けない密室 千葉千波の事件日記
    2作目は短編ではなく長編ですがイマイチ好きにはなれなかったかも。
    そんな事してどうするんだよって感じでした。
    でもこれは重い内容じゃないから逆に気分的には楽しいですね^^
    3人のやりとりが相変わらず面白いです。
  • 試験に出ないパズル 千葉千波の事件日記
    千葉千波の事件日記シリーズ3作目。
    相変わらずパズルをそのまま現実(これも現実ではないが)に展開したような事件が起こる。
    毎回残念ながら解けないのだが(解こうとする気もなかなか起きない)、眺めているだけで面白い。
  • 試験に敗けない密室 千葉千波の事件日記
    千葉千波シリーズの第2作目。
    パズルを中心とした推理小説といったところ。
    パズルは面白く、密室自体も割と楽しめた。
    間の会話が軽妙で面白い。
  • 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記
    殺人事件が起こるわけではなく、日常の中にあるパズル的要素を持った事件を扱ったもの。
    軽妙な書きぶりですらすら進み、パズルによって悩まされる面白い体験。
    森博嗣による解説も良い。
  • 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記
    ぴいくんのなまえが気になりすぎる。きっとアレだと思うけど。いちばんはじめのがおもしろかった。ただ基本的にフェアなんだかフェアじゃないんだかよくわかんない。暇なときにはパズル頭を悩ませてといてみたい気がする。絶対無理だけど。
  • 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記
    パズルを小説に取り入れた、
    ということに対して期待して読む読者だったら、
    最後の一編が「期待通り」にあたると思います。