高田崇史のレビュー一覧

  • 鬼棲む国、出雲 古事記異聞

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    星3.5

    民俗学研究室に大学院生として所属することになった橘樹雅が
    割と軽い気持ちで研究テーマを出雲にしたことから始まる出雲とは?って話

    簡単な神話程度しか知らないけれど面白く読めました
    話は次に続くので楽しみです
    神話はとても面白いけれど難しいですね

    殺人事件の方は申し訳ないけれどなくてもよかったかな

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    2021年02月15日
  • 神の時空 倭の水霊

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    相変わらず面白くて一気に読んでしまった

    知ってるようで知らなかった日本武尊
    自由に出掛けることができるようになったら彼の軌跡を辿る旅をしてみたい

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    2021年01月18日
  • QED ~flumen~ 月夜見

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    京都西部の松尾大社にまつわる話。
    月はなぜ不吉と言われているのか?三つ巴紋の意味とは?
    一読後に実際に舞台となった神社などを巡るのが本シリーズのおすすめの楽しみ方。

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    2020年10月10日
  • QED 神器封殺

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    ネタバレ

    QEDシリーズ11作目、熊野の残照の後編とも。
    最初、タイトル見て三種の神器の話とは思わず、ずっと「しんき」だと思っていたのだけど、三種の神器の「じんぎ」の神器封殺でした。
    殺人事件は一応解決されるけど、そんなの警察だってHowとWhyの部分はともかくWhoはわかるだろうと・・・。あと、結局動機はわかったようなわからないような、そんなことで人生を棒に振ったり、死体に細工したりするんかいな、というところはタタルさんの「そういう人もいる」的な説明で終わりって・・・笑。もう殺人事件と歴史蘊蓄と切り離してもいいんじゃないかというくらいの殺人事件の軽い扱い笑。
    鏡が母、剣が父、勾玉が胎児、というのは目から鱗だったし、だまして国盗りをした天孫降臨も、(伊弉諾と伊弉冉も騙りだ、というのはちょっとわからなかったけど)いつも語られるミサキや虐げられた人々の話で納得。
    最後、レイラインの話になったけど、剣のレイラインはわかったけどその他は・・・・?という気がしないでもなかったのはあり。同心円・レイライン自体の発想は面白かったし、きっと、というか多分そうやって建立した一の宮も数あるのだと思う。奈々ちゃんやタタルさんがいみじくも言っていたように、昔の人を今の基準で侮ってはいけないし、昔の人は今の人よりずっと言葉や物事に二重、三重の意味を持たせてきたし、そこに意味を隠してもきたから、現代人の基準で歴史を表面的に捉えることの怖さというのはシリーズを通して歴史の面白さ・生臭さを知るに従ってどんどん深くなる気がする。
    にしても、御名形さんとタタルさんが2人そろうと話が見えないし愛想が氷点下になって本が売れなさそう(けど毎回沙織ちゃんと奈々ちゃんを叫ぶ役にするのもなぁ・・・・)

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    2020年08月05日
  • 鬼門の将軍 平将門(新潮文庫)

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    と言われている。

    っていう言い伝えは教訓になることもあれば、間違ったというか操作された情報ということもある。みんながそう言っていることの中には眉唾物も混じっているっていうことだ。
    絶対正しいと思わずに、正しいかもしれないくらいがちょうどいいかもしれない。 かもね

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    2020年06月08日
  • QED 鬼の城伝説

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    読書録「QED鬼の城伝説」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p185より引用
    “「あなたは笑うけれど……。でも鬼の城に
    関しては、本心からそう思うわよ。確かに学
    問上の立場からも、人間心理学上の観点から
    も、例外的な存在は居心地が悪いわよね。そ
    こで何とか類型を模索して、それらの仲間と
    して当てはめようとしてしまう。これは人間
    の欠陥ね」”

    目次より抜粋引用
    “ANTICIPATION
     TRANSFORMATION
     CALCULATION
     GENERALIZATION
     UNQUESTIONED”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第九弾。
     夏の行楽シーズンに入る七月後半、人が集
    まることによる病気の流行のために忙しくな
    るの、主人公・棚旗奈々が勤める薬局も例外
    ではなく、夏休みについて上司に話を切り出
    すタイミングも難しいもので…。

     上記の引用は、古城の建築方式についての
    主人公・棚旗奈々の台詞。
    自分たちの納得のために作られたのが、分類
    学なのかもしれませんね。分類学の一番の発
    明は、その他のカテゴリを作ったことだとか、
    どこかで聞いたことがあります。自分たちの
    わからないその他の部分に、大切な物事が気
    付かれずに存在しているのかもしれないです
    ね。
     日本人なら大抵知っている、桃太郎の昔話
    についての考察がなされています。大きな声
    で同じことを繰り返して話すような人たちに
    は、よくよく気を付けた方がいいのかもしれ
    ないなと思われる話です。

    ーーーーー

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    2020年03月10日
  • QED 竹取伝説

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    読書録「QED竹取伝説」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p141より引用
    “「しかし」崇は奈々を見た。「ニコチン自
    体は、三日間で完全に体外に排出されてしま
    うからね。あとは脳がその快感を記憶してい
    るだけにすぎない。ということは、それ以降
    は単純に脳ー意志ーの問題だからね。そう難
    しいことじゃないよ……。”

    目次より抜粋引用
    “竹取の翁といふものありけり
     いとうつくしうして居たり
     はべりけむ身とも知らず
     翁、出でていはく
     おはすらん人々に申給へ”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第六弾。
     新年から馴染みのバーでグラスを傾け合う
    主人公たち、以前に関わった事件について話
    は及び…。

     上記の引用は、タバコをやめた主人公・桑
    原崇の台詞。
    ニコチン中毒というか依存は、ただの習慣な
    のかもしれませんね。近頃はめっきりタバコ
    を吸える場所もなくなってしまい、肩身の狭
    い思いをしている人もいるでしょうが、本当
    は三日の我慢で済むと思えば、いつでもられ
    そうで少しは気が楽なのではないでしょうか。
    欲しくなる気持ちをうまくごまかす方法を探
    すのが良さそうですね。
     大きく成功する存在には、必ず何か犠牲が
    潜んでいるものなのかもしれないと思わせる
    エピソードでした。

    ーーーーー

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    2020年03月09日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    題名は卑弥呼が中心な印象ですが、メインは卑弥呼だけではなく天照などの神話時代の神?の謎とき。てっとりばやく言うと、奈々の出ないQEDでした。謎ときタタルさんだし…。でも最近のQEDよりは内容がとっつきやすかったというか、のみ込みやすかった気がしました。

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    2020年03月05日
  • QED ベイカー街の問題

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    読書録「QEDベイカー街の問題」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p239より引用
    “食生活の偏り、それを正さずして、我慢し
    ろだとか忍耐だとか精神力などという、形だ
    けのお題目を唱えても、何にもならない。人
    間の感情などは、いとも簡単に脳内物質にコ
    ントロールされてしまうのだから。”

    目次より抜粋引用
    “冒険
     回想
     生還
     挨拶
     事件簿”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第三弾。
     雪の降りそうな冬の日、主人公・棚旗奈々
    が出勤すると上司と同僚が言い争いをしてい
    た。どうやらクリスマスの出勤予定について
    のことらしいが…。

     上記の引用は、太り気味な登場人物に対す
    る評に関しての一節。
    人は飲み食いした物から出来ているというの
    は、誰も逃げる事の出来ない真実でしょう。
    調子が悪いと感じた時は、体に摂り入れたも
    のについて見つめ直すのが、復調への近道な
    のではないでしょうか。
     全二作とは少し趣が変わり、海外の古典作
    品の謎が扱われています。架空の小説が始ま
    りでも、好きが高じて現実へ大きな影響を及
    ぼすというのを思うに、オタクやマニアの情
    熱は世界を変えるほど強く、世界共通なのか
    もしれませんね。

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    2020年02月22日
  • QED 六歌仙の暗号

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    読書録「QED六歌仙の暗号」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p295より引用
    “「今、説明したばかりじゃないか。きみは
    すぐに前後・左右・黒白と分けようとする。
    世界はもっと混沌として存在しているんだ。
    何故、漢方と近代医学を分ける必要があるん
    だ?同じ人間の体についてのことじゃないか。
    俺は両方信じているし、同時に両方信じてい
    ない」”

    目次より抜粋引用
    “一諾千金
     二仏中間
     三界諸天
     四方四仏
     五里霧中”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第二弾。
     ひどい花粉症を口実に、京都への出張を上
    司から押し付けられた主人公・棚旗奈々。も
    う一人の主人公・桑原とも京都で合流するこ
    ととなり、もやもやと考えを巡らせていると
    き、大学の後輩から電話がかかってきた…。

     上記の引用は、世の中にある区別について
    の桑原の台詞。
    良いか悪いか二つに一つで判断できるなら、
    悪い方を排除するだけで物事は良くなるので
    しょうが…。なかなかそんなに簡単にはいき
    ませんね。少しずつ様子を見ながら、うまく
    バランスを取れるようになりたいものです。
     身近に昔からある縁起物の神様と歴史上の
    出来事が、糸をより合わせるように絡みなが
    ら、綺麗に結末へと向かっていきます。
    日本史と古典をしっかりと学んできた人ほど、
    より面白さを味わえる作品ではないでしょう
    か。

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    2020年02月22日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    購入済み

    恩田陸目当てで読みました。それだけを評価するならとても良かったし、知りたかった部分を読めて満足です。
    しかしそれ以外の作者はグロテスクなものもあり、ちょっと面白いとは言えませんでした。

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    2020年02月14日
  • 七夕の雨闇―毒草師―(新潮文庫)

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    シリーズ4作目。
    七夕の歴史は、平安時代の枕草子や唐の詩人、更には
    ギリシャ神話や日本の神話まで絡めとって、
    えらいこっちゃになってた。
    恐るべし黒歴史!
    今回もお勉強になりましたが、蘊蓄が多すぎて
    たぶん、ほとんど忘れるだろうなぁ~(^◇^;)
    西田君も、一度痛い目にあいますが、いつものような
    史紋との絡みもなく、メインの出番も少なかったです。
    でも、科捜研でもできなかった毒の特定をした史紋も凄いけど
    百合さんの毒探知能力がすごかったぁ~
    さりげなく史紋に危険を知らせるところがステキ♪

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    2019年12月11日
  • パズル自由自在 千葉千波の事件日記

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    千波くんシリーズで初めてぴーくんの名前のヒントが出ていますね。
    彼の名前を推理するのも楽しみの一つですからね。

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    2019年11月20日
  • QED 諏訪の神霊

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    いつもながら歴史の一つの見方として眼から鱗です…私が付いて行けてなかったせいか、いつもの切れ味が今ひとつだった感じです
    この後、奥さんに回すのですが、戻ってきたら、もう一度読み直そうと思います

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    2019年11月15日
  • QED 出雲神伝説

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    出雲大社は自分の守り神って思っていたのでじっくり読もうと意気込んだが本当は奈良にあったと知り、ショックで内容も入ってこなかった。

    神様は奥深い。

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    2019年10月30日
  • QED 鬼の城伝説

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    岡山県舞台の桃太郎の話。
    何故鬼退治をしたのか、桃太郎は誰なのか、 シリーズで読んでいるがなかなか理解出来ない。
    古文で書かれていると飛ばして読むから余計なのだが、伝説は本当にあった歴史書で
    それを紐解く崇が魅力があるから続きも購入しちゃうんだよなぁ

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    2019年09月24日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    今回は事件に関与してはいないが、鎌倉を舞台に崇の解説と共に棚旗姉妹と一緒に旅をする。そこでフリージャーナリストの熊ツ崎と出会い、かれが追っている事件に少し触れた程度で前回までのとは変わった趣向になっているが、崇が事件の謎を解くのはいつも通り。

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    2019年09月09日
  • QED ベイカー街の問題

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    ホームズの謎が明らかに…。百人一首と六歌仙が相当時間がかかったのに対し1日で読めてしまうぐらいに簡単な謎解き。
    祟の説が正しいのか❓❓

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    2019年07月27日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    ネタバレ

    タタルによる歴史裏解説、鎌倉編。奈々と同じく、地元民としては鎌倉の闇はもっと深いんじゃないかなーと、期待。果たして政子は頼朝の味方だったのだろうか。
    今回、殺人事件の謎解きもタタルさんしなかったし、事件の方はいらなくないか?とも。あと、まあいつものことながら、ではあるけども、殺人事件の方はおまけというか笑。社長が半年も不在で会社が回るわけないし、そんな中で秘書がアポ取るわけないだろうに。。。

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    2019年07月05日
  • QED 竹取伝説

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    QED再読第6弾。まさかの外嶋さんが第1発見者、の割には
    その後ほとんど登場せず。相変わらずタタルがページ数のほとんどを語り尽くす本。今回のテーマは竹取物語を中心にいつもの騙りと歴史の闇。竹取物語の公達、かぐや姫にモデルがいたとは。帰っていった場所がまさかあそことは。いつも勉強になる。。。

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    2019年06月19日