高田崇史のレビュー一覧

  • QED 出雲神伝説
    毎回中盤から終盤にかけて一気に読ませてくれるので個人的にお気に入りのシリーズ。
    「出雲神流」や「忍集団」、「紋様」など、若干の「中二」心を燻ぶってくれるキーワードもあり、従来通りの歴史書から読み取れる「表と裏」の解説に時間を忘れて読み進めてしまいました。
    ところで、他の人のレビュー内容を見て次巻でシ...続きを読む
  • QED 出雲神伝説
    長く続いたQEDシリーズ。
    ラストに向けて今までの知識の復習な感じ。
    この人の作品を読むと歴史ってすごいなと思います。
    機会があってら作品出てきた神社等をまわってみたくなりますね。
  • カンナ 奥州の覇者
    QEDシリーズに比べてアクション?というか派手さがあってまた違った面白さがある。
    どんどん謎が解明されてきてドキドキワクワクしてくる。
    次回作も楽しみ。
  • QED 出雲神伝説
    久しぶりのQEDシリーズ。
    ミステリーとしては正直物足りないが、神話と神社と歴史の蘊蓄物としては安定のクオリティーと面白さ。そこに星4つ。

    ただ、長く続いたシリーズのラス前作品のわりに…というか、だからこそなのか、いまひとつ盛り上がりに欠けるような。これは意図的に抑えてるのかなあ。崇と奈々の間に...続きを読む
  • 毒草師 白蛇の洗礼
    ミステリとしては、毒絡みなんですかね。タイトルだけに。QED・カンナとシリーズは違っても、世界観は同じなので、そこらのつながりとかあるんだろうか。

    名前に十字あるから、利休=キリシタンというのは根拠としては薄い気もするけど、学術書でないからいいか。

    助手になった百合さんと、御名形との絡みが次巻で...続きを読む
  • QED 出雲神伝説
    出雲旅行準備。
    島根よりも奈良に詳しくなってしまったのは少々うっかり。

    出雲大遷宮は予習に役立った。
    出雲旅行、神社巡りに特化しそうな様相。
  • QED ~flumen~ 九段坂の春
    再読。 各章バラバラに独立してると思いきや、誰かが誰かと繋がっていて縁が紡ぐ一つの華麗な絵巻物を見ているよう。縁あればまたどこかで出会うという思いを見事に再現している。
    十代の彼らの口調が大人と変わらないのはやや違和感でそこがちょっと残念。
  • QED ~ventus~ 熊野の残照
    熊野に向かう 団体旅行1泊2日で 熊野自体の そして参加しているある女性自体の 本当の姿が 紐解かれていくという 本でした。
    地名や 日本神話の神の名前など 難しいのですが それをもっと知りたくなるほどの 面白い作品でした。
    シリーズになっているようなので 他の作品もぜひ読んでみたい!
  • QED 六歌仙の暗号
    再読。
    やや強引さを感じつつも六歌仙と七福神の謎解きはおもしろかった。和歌の奥深さが新鮮。詠み人や編纂人の歩んだ人生から隠された意図を探る解釈もできるのかと歴史のロマンを感じる。
    事件の行方も謎解きもインパクトあり。
  • カンナ 飛鳥の光臨
    忍者の末裔の神職と現役東大生の巫女が奪われた謎の社伝を求めて全国を駆け回る。ついでに歴史の勉強。今回は聖徳太子虚構説と巳亥の変の真実に迫る。

    有名な聖徳太子による日出づる国の天子ーの文言。同じ文章が隋書にも見られるが、推古天皇ではなくアメノタリシヒコによるものと書かれてある。明らかに男性だがいった...続きを読む
  • QED 東照宮の怨
    日光東照宮へ旅行に行くときは本作を復習しております(笑)
    新たな発見もあり、楽しいのです。
    最近、QEDの使い方が旅ガイドになってきてるな(笑)
  • QED ~ventus~ 熊野の残照
    太古よりの信仰の地、熊野三山にまつられる謎の神々「ケツミコ」「ハヤタマ」「フスミ」の正体とは。熊野三山参詣順序に秘められた秘術とは。全国に、そして特に東北地方に熊野ゆかりの神社が多い理由は。
    紀の国熊野の深い森は神武東征の真実を語るのか。きっと旅行へ出かけたくなる。QED-ventus 熊野の残照を...続きを読む
  • QED 神器封殺
    妄想に魅せられ壮大な呪術を施そうとした一人の男が殺された。しかし、彼に遡る事遥か古代より、日本国土を覆う幾重にも重なる壮大な仕掛けが施されていた。
    いったい、誰が、何のために・・・?
    三種の神器と古の神々を祀る全国各地の神社に秘められた謎に迫る。想像力を刺激するQEDきっての大舞台が幕を開ける。
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇
    事件と祟の歴史解説との関連性が、いつも微妙…と、思ってしまうのですが、それを凌ぐ新しい解釈に驚かされます。
  • カンナ 天草の神兵
    シリーズ二作目。
    QEDシリーズをいくらか軽めにした感じですね。蘊蓄も含めていろいろな意味で…。
    今までいろいろなご当地ミステリーを読んだけれど、なぜかこの人の本は、実際に行ってみたくなります。これは私だけかな…?
  • QED 竹取伝説
    まぁ、相変わらず詳しい説明がずらっと。
    面白いし興味深いけど、一度ではとても覚えきれず。
    殺人事件との絡ませ方はじゃっかんの強引さを感じるけど中々面白かったです。
  • QED 式の密室
    今回は毎度お決まりの薬局で働く奈々の描写はない。いきなりいつものバーで三人そろった所から始まる。
    …いつもこうならいいのに。正直薬局のグダグダはいらない。今回みたいにバーでの会合から始まるってのを毎回のパターンにしてほしい。
  • QED 東照宮の怨
    神社と神宮の違いを初めて知った。

    今までで一番蘊蓄と事件とのリンクがうまくいっているのではないかと思う。
  • QED 東照宮の怨
    一瞬「狂っている」と思った犯人の動機ですが、現代に生きる我々が行動する基準も似たり寄ったりなのかもしれません。日光に行く楽しみが増えました。秋頃に行ってみよう。
  • QED 竹取伝説
    このシリーズは読み終わるとまたすぐに次を読みたくなる。はっ、もしやこれが『呪』なのか。

    本当はちゃんとシリーズの順番通りに読みたかったけど店に置いてなかった。が、解説を読む限りやはり順番通りに読むべきだったようだ。