高田崇史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
浪人生2名と、高校生1名のちょっとした(?)謎を解く話です。
題名についている『千葉千波』は高校生の方なのですが
彼は主人公ではありません。
主人公は浪人生の片方で、名前がでない人です。
名前がでない? と思われるでしょうが
本人曰く『恥ずかしい』名前らしいです。
主人公の一人称で語られているので、その辺りは問題がないのですが
浪人片割れからは棲んでる地名『八丁堀』と呼ばれ
千葉千波からは『ぴいちゃん』と呼ばれています。
ぴいちゃん、は本名にはまったくないものらしいので
更に主人公の名前が謎ですw
そんな小さななぞから大きな謎まで。
読んでいて、元に戻ってまた進んで〜を繰り返すので
純粋なる読み物としてはきついかもしれません。
表紙の折り込んだ所や、巻末にちょっとしたパズルがあるので
推理物好きの人よりも、パズル好きな人が読まれてみてはどうでしょうか? -
Posted by ブクログ
何故か、アメリカの古書店で出会った運命の本。
変人と称される祟、体力馬鹿の小松崎、祟るにほんのり思いを寄せる奈々ちゃんの三人が、何かと事件に巻き込まれていくシリーズです。テーマになっている物に纏わる謎と、現代で起こっている殺人事件が平行して解かれていくのがこの作品の大きな特徴。
主に、民族学の観点から読み解かれる作品なので、ちょっとでもそういうのに興味があればお勧めです。
テーマも坂本龍馬や、六歌仙など人物に纏わる物から、東照宮など建物、竹取物語や桃太郎など誰もが知る作品だったりもします。自分が興味を持てたテーマだけでも読んでみると、これってこんな解釈もあるのかとびっくりします。
細かく書かれていて、かなり好きなシリーズ。別に最初から読まなくても普通に読めるので、敢えてこの6作目を勧めてみます(笑) -
Posted by ブクログ
何を隠そうこの作家のこのシリーズの大ファンなわけですが。
ただ現実に起こっている事件を解決するだけでなく、歴史の謎を同時に解き明かしていくミステリーです。
それだけにやはり歴史に興味を持つ人にオススメですが、題材が百人一首とか日光東照宮とか陰陽師とか結構知名度の高いものを選んでいますので、歴史が苦手でも楽しく読めるかもしれません。
本シリーズ六作目となりますこの作品ですが、今回の題材は竹取物語。
奥多摩の大自然の中にある斐田村と織部村の二つの村にまつわる笹姫様の伝説。さして急でもないカーブなのに交通事故が多発する魔のカーブ。その犠牲者が口にする言葉「竹が光った―――」
そこに絡んでくる竹取物語の新事実。作者は誰なのか。なぜ竹から生まれてきたのか。かぐや姫の帰った月とは一体どこなのか。なぜ題名が竹取物語なのか。そして、かぐや姫とは誰なのか。
薬剤師桑原崇と棚旗奈々が再び歴史の謎を解き明かし、今までの常識を覆す歴史ミステリー。是非ご一読あれ。