感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年08月28日
新シリーズなので、この本から著者の作品に触れようという判断はオススメできない。
全くの新シリーズではあるが、独特な高田節で綴られているので、基本的な流れに慣れてから読んだ方が絶対面白い。
そうじゃ無いと、意味の無い殺人事件と不自然極まりないそっち系の展開に壁に投げつける事になるかも知れない。
...続きを読む 軽い気持ちで研究テーマを「出雲」に定めた新院生が、実際に出雲を見て回り、新野出雲を掴んでいく。
旅好き視点として読んでも、このシリーズは面白い。
急遽組み直す事になった旅程の調整とか、旅好きにそそる要素。
Posted by ブクログ 2023年07月12日
サスペンス物としてではなく、出雲の歴史を紐解くバイブルとして見るべき作品。
歴史好きであれば興味深く見れるが、歴史かじり程度であれば途中で脱落するかもしれません。
Posted by ブクログ 2021年02月15日
星3.5
民俗学研究室に大学院生として所属することになった橘樹雅が
割と軽い気持ちで研究テーマを出雲にしたことから始まる出雲とは?って話
簡単な神話程度しか知らないけれど面白く読めました
話は次に続くので楽しみです
神話はとても面白いけれど難しいですね
殺人事件の方は申し訳ないけれどなくてもよ...続きを読むかったかな
Posted by ブクログ 2021年02月23日
プロローグ/雲出づる国/出雲四大神/大蛇雲の山
弥生八雲に/雅かなる雲/エピローグ
出雲の謎が解き明かしきれないのはまだわかる。けれど、事件の謎の解明がすっきりしない。雅のミーハー的なところにも引っかかる……
Posted by ブクログ 2021年02月13日
――
くわばら、くわばら…!
表紙に騙されてはいけない。
高田崇史の出雲もの、ということで手にとってみたものの、これは文庫一冊で収まるものじゃないなぁ…一応殺人事件は起きるしそれも解決するんだけれど、これ一冊でシリーズのプロローグ、という感じ。なので消化不良感はすごい。
題材が古事記...続きを読むと出雲国風土記を通して出雲の謎に迫る、というところなのでまず予備知識が大量に必要で、しかもそれをライトに描こうとしているからなのか、いまいち鼻白む感じもある。そして文系のマスタってこんなもんでいいのか? という感じも。そもそも高田さんの軽いタッチがあんまり得意じゃない。もっとこう、読者置いてけぼりの学術書か小説かわからんようなのがいいとこ出ると思うんだけどな。
でもきっと全編を通して読めばひとつの歴史解釈としてしっかり読ませてくれるんだろうな、というところで、続刊が揃うまで保留しましょう。評価も保留で☆3。
このあと奥出雲、京都、奈良と旅は続くようなので、紀行文としても楽しめるやも。ノベルスで揃えたほうが早いか…? ふ~む!