京の怨霊、元出雲 古事記異聞

京の怨霊、元出雲 古事記異聞

748円 (税込)

3pt

3.8

橘樹雅は研究テーマ「出雲」を追い、京都を訪れる。

かつて出雲族の集落があったという下鴨神社の周辺には
「怨霊の寺」出雲寺をはじめ、出雲路橋、出雲井於(いのへ)神社など今も出雲だらけ。
糺(ただす)の森で起きた殺人事件を機に「言霊(ことだま)」の力を理解した雅は、
朝廷がまつろわぬ民=出雲族にかけた「呪い」の正体を解き明かす。

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古事記異聞 のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • 鬼棲む国、出雲 古事記異聞
    715円 (税込)
    民俗学研究室に所属する橘樹雅は、指導教官の御子神伶二に研究テーマ・出雲について「殆ど理解できていない」と厳しく指摘される。傷つきながら現地へ旅立った雅は、出雲大社、佐太神社などを巡るうちに『古事記』や『日本書紀』の伝える出雲神話に疑問を持ちはじめる。神話に隠された「敗者の歴史」を描く歴史ミステリー。
  • オロチの郷、奥出雲 古事記異聞
    715円 (税込)
    大学院で民俗学を学ぶ橘樹雅は、出雲での調査を終えようとしていた。ところが「出雲の本質は奥出雲にある」という担当教官のひと言で、日程を延長して奥出雲へ向かうことに。素戔嗚尊とは何者なのか?「櫛御気野命」「櫛名田比売」など神の名前に頻出する「櫛」の意味とは? 同日、亀嵩近くで起きていた殺人事件。その本質を雅が見極めるとき、「櫛」の謎も明らかに。敗者の歴史が蘇る!
  • 京の怨霊、元出雲 古事記異聞
    748円 (税込)
    橘樹雅は研究テーマ「出雲」を追い、京都を訪れる。 かつて出雲族の集落があったという下鴨神社の周辺には 「怨霊の寺」出雲寺をはじめ、出雲路橋、出雲井於(いのへ)神社など今も出雲だらけ。 糺(ただす)の森で起きた殺人事件を機に「言霊(ことだま)」の力を理解した雅は、 朝廷がまつろわぬ民=出雲族にかけた「呪い」の正体を解き明かす。
  • 鬼統べる国、大和出雲 古事記異聞
    748円 (税込)
    橘樹雅(たちばなみやび)は研究テーマ「出雲」を調査するうちに、 国を追われて京都に連行されていた出雲族の存在を知る。 在野の研究者・金澤千鶴子(かなざわちづこ)に、 大神(おおみわ)神社の主祭神・大物主(おおものぬし)神が 素戔嗚(すさのお)尊同様「出雲」の神だと聞いた雅は、 奈良に出雲族の痕跡を探し求める。 二人を監視する何者かの不穏な動き。 大和に存在した出雲村と野見宿禰(のみのすくね)伝説が、雅を真相へ導く。 神話に秘匿された出雲王朝の真の姿が蘇る。 出雲編完結!

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京の怨霊、元出雲 古事記異聞 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    久しぶりに、高田さんの小説を読もうと思い、古事記異聞シリーズの続編である本書を購入しました。物語の前半で橘樹雅は金澤千鶴子に出会います。そこから、二人が議論していく中で、一進一退がありながら、謎に迫っていくところは興味深く読むことができました。その一方で、平行して描かれた殺人事件は、結末はいまいちで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    京都にある出雲族所縁の場所を巡る主人公に感情移入して読むことができました。
    高田ワールドならではのワクワクを感じさせる良作でした!

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月26日

    京都にある出雲と名の着く場所
    そこには過酷な過去が。

    天照大神が宮中から出て伊勢に落ち着くまで転々としたこと
    それをこう解釈することも出来るのか⁈と驚きでした

    思いも寄らない説が色々あってとても興味深かったです

    次は奈良、三輪の大神神社

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年10月14日

     このシリーズだけで3巻なので基本構造は割愛。
     高田節の構造美からいつも通りの安定感なので敢えて別角度から。
     作中に種明かしがなかったので…猫の話題。
     基本、野生の成猫は鳴きません。
     鳴くのは子猫が親に餌をねだるときだけらしい。
     人に飼われていたりよく慣れた猫は、人間に甘えると餌が貰えるこ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    旅の仲間ができましたね。

    しかし、文末の資料の多いこと(・_・;
    もちろん院生なので、これくらいはわかって当然なんですが。

    ヲタだなぁ。私は楽しく読んでますが、苦手な人は嫌かも。

    元文学部上代文学を専攻してましたしね。
    因みに卒論は『柿本人麻呂歌集に於ける略対・非略対歌の比較』でした。

    資料...続きを読む

    0

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